鉄道模型とテルマエの部屋

懐かしい電車と模型と銭湯と

今日のテルマエ 板橋 稲荷湯

2013-04-08 17:14:44 | 今日も銭湯、明日も銭湯。
たぶんいま日本で一番有名であろう稲荷湯。
誰もがテレビで一度は目にしているであろうこのシーン。

またまたテルマエ・ロマエの話題で恐縮なのだが、古代ローマの浴場技師ルシウス(阿部寛)が最初のタイムリープで飛び出した先がこの稲荷湯。
テレビCMでも流れておりましたね。
公開直後、テルマエにはまった私はネットでこの銭湯を探しだし、入りに行きましたよ。
映画のロケに選ばれるだけあって超正統派江戸前銭湯っぷりに痺れまくったわたくし。
再訪する機会がなかなかなかったのだが、今日は少しだけ時間があったのでちょっくら寄りました。

埼京線の板橋駅東口を出て、5分くらいか。ロータリーを左に折れて突き当たりを右に曲がる。
そうすると左手にほら煙突が♪

美しいです。ちなみに「稲荷湯」の木の屋号は、映画で作られたモノを譲り受けたそうで。
あまりにマッチしてて気付かんかった。

同じ看板を曳舟湯(廃湯)で見かけたことがあるのだが、なんでしょうかね。

正解はこちら。わ「いた」ぬ「いた」クーッ!なんとも粋。
効率ばかり考えてる奴等にはたぶん思い付かないだろうな。
番台の女将に湯銭を払い脱衣場へ。おっ!こんなところへ阿部ルシウスが(笑)しかもサイン入り。
アベチャン50年入浴料無料のプレートと一緒に飾られている。
撮りたかったけどちとデリケートな場所なんでガマンw
前回も感じたのだがここはとにかく掃除が行き届いている。
とかくこういう生活銭湯は経営者の高齢化と人手不足で隅が汚れていることがままあるが、ここはそういった気配はまるでない。
床は飴色に輝き、ロッカーまわりも清潔そのものである。
中へ入ると24年7月のサインが入ったペンキ絵が変わらず迎えてくれる。絵柄は西伊豆から見た富士山。
いやいや実に正統派です。
カランは37。うち島カランは2つに別れ12ずつ。ここにはシャワーは無く端に共用のそれがひとつずつ付いている変わったレイアウト。
あとここは木桶なんです。なかなかないです。映画ではケロリン桶でしたけどね。
カポーンていい音しますよ♪
湯温は江戸前らしく熱め。左の深湯は私は入れないレベル。
真ん中のいか八郎が入ってたあたりで暖まりました。
相変わらず都内銭湯では最高レベルの満足感。番台は大女将に代わっておりまして「よくあったまりましたか?」と笑顔。
これがある風呂はなかなかないです。
いつまでもこのテルマエが盛業でありますように。また行きます。


コメント (2)
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