鉄道模型とテルマエの部屋

懐かしい電車と模型と銭湯と

3.11

2014-03-11 09:38:26 | ヒビノニッキ

あの日わたしはお仕事御休みでして、朝から部屋でうだうだしておりました。
午後から制作中の車両のパーツを買いにアキバに行こうと思いながらも、腰が重くてですね。
先ずは床屋へ。受付して頂いて待合室でひとり漫画を読みながら(よりによって、さいとうたかをの「サバイバル」)順番を待っておりました。
ふと外を見ると…凄い勢いで電信柱が揺れている!

地震だ!でかいぞ!

件の床屋は雑居ビルの三階。次の瞬間、内装は大きく波打ちました。コンクリートが波打つのを初めて目撃し衝撃を受けましたが、このあとさまざまな場所で実見することになります。

もはや、これまでか!

咄嗟に床屋のドアを全開にして、階段を走り降りました。階段が手摺が軋み、歪んでこれほどの恐怖を感じたことはありませんでした。
落下物に用心しながら表に出ると、そこここに恐怖にゆがむ人々。
忘れることはないでしょう。
でもこの時はまだ、これほどの大きな災厄に日本が遭遇していると知るよしもなかった。

当然東京への電車は走らず、家への電車も走らず。
まあ歩きでも一時間ちょっとで帰りつく道なんで、わたしは大したことないわけでしてね。
あの日は長い長い道のりを歩いて帰られた方、ついに帰りつけなかった方も大勢。九州からも北海道からも、安否を気遣ってもらえてね。
逆に東北の友人などどうされているのか心配で心配で。
当時はmixiの足跡機能があったし、ログインを辿ることで様子がわかり安心出来ました。
めちゃくちゃになった室内を片付けながら、余震に怯えておりました。枕元に靴をおいてたな、あの頃。

皆様方、あの日はどんな風に迎えられたのでしょうか。
そして3年後の今日、何を思われているのでしょうか。
この災厄で亡くなられた方々に、心から哀悼の意を表します。私は決して忘れません。
そして被災地の方々に、心穏やかな日々が1日も早く訪れますよう。

今日もこのブログを読んでいただいて、本当にありがとうございます。

コメント
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