わたくし元々はナローゲージャーでありましてね。
昔「子供の科学」という本で87分署の方々が連載されたナローの記事にすっかりはまって、ペーパーでいろんな車両をこさえたもんです。
中学の友人にK という者がおりまして、これがまた筋金入りの軽便マニア。奴と一緒に廃止後そのまま残っていた井笠のくじ場車庫や、まだまだ健在だった下津井に乗りに行ったりとか。
いま思うと大変貴重な体験だったなあ…
ちなみに友人K 、某車両メーカー勤務なのですが15年くらい前のTMSに、北海道の薄~い凸電の記事を書いているのでご存じの向きもあるかもしれません。
いまでこそZのレールを使用するナローは一般化してきておりますが、その頃は稀で非常に先鋭的な記事だったと思います。
さて、たぶん15年振りのケーベンの新車。最近Facebook繋がりでイベントによく行くのですけど、掛川のお友達が自主制作されている軽便貨車。
プロポーションが素晴らしい!車体は自作されたものをレジンでコピー。歪み曲がりは全くありません。
台車はマイクロトレインズのN用アーチバーがよく似合います。
妻面もよい感じです。
思った以上の仕上がりの良さにすっかり気をよくして、ウチのケーベンへの入線のために早々に手をつけました。
まずはカプラーの開口部を拡げます。せっかくの台車マウントカプラーなんで、R103を通したくて。
端梁の裏は斜めにヤスりました。
あと床板に台車の回転振れ止めを取り付けておきます。