いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

外飼いの犬とのコミュニケーション

2018-05-30 | 動物福祉・推進員活動

こんにちは。そろそろ雨が降って来そうかな?

最近、外飼いの犬のことで考えさせられたことがありました。

外といっても敷地の中で、係留されていることが多いと思います。

家の中で飼われている子たちは、いろいろお手入れ事情もあって

さまざまトレーニングがからんでくるものですが、

お庭にいる子たちはたまにブラッシングしてもらうことはあっても

足ふく必要もないし、歯磨きも習慣にしている方もそれほどいないのでは…?

それに加えて、保定もしたことがない人もいるようです。

実際には狂犬病の出張会場で目にすることが多かったのですが…。

そして一番問題なのが、首輪とリードのことです。

室内で暮らしている子たちは、散歩の度にリードをつけたり、ハーネスをつけたりがあるので、

そのために、ハズバンダリートレーニングを基本にいやがることを極力しないように

取り組むと思うのですが、外の子たちは四六時中リードと首輪はつけっぱなし。

そうなってくると、犬は首のあたりをさわられることになれていない、

また、首輪もベルト式のものをつけている人が多くて小さくなった、古くなったで

取り替えようとするとき、はずすためには首輪を絞めて穴から爪をはずさなければなりません。

なれていないこと、首が絞められることで犬は「なにすんだよ~!」で「やめて!」と

歯を当てようとすることが起こります。

外で飼われている犬は、ほぼ中型犬以上の子が多いと思うので、力もそこそこあります。

そのために、飼い主さんでさえ触れない、ましてや動物病院でも何かするために鎮静をかける?

ってことになりかねません。

なので、外飼いの犬たちもせめて飼い主さんがすることは大好きになるように

日常的に声をかけながら、触ったりなでたりする。名前を呼びながらおやつをあげる。

そうやっていただけたらなぁと思います。

これらは毎日の積み重ねですが、ことさらトレーニングをするわけでもないし、

できるできないもあまり気にせずにできることだと思います。

ぜひぜひお願いいたします。

ボールを取りに走ったのは1回だけ( ̄∇ ̄)

今日のアジサイ