今日はチャーリーママさんといっしょに動物適正飼育推進員として
社会福祉施策と連携した多頭飼育対策に関する検討会を傍聴してきました。
この事業は、2021年度のガイドライン策定・公表に向けて
動物の愛護管理または社会福祉分野に関する知見を持った有識者及び研究者等で
環境省自然環境局長が委嘱した委員を持って構成された検討会です。
一口に多頭飼育と言ってもその背景には繁殖制限(不妊去勢手術)をせずに飼育した結果
多頭になってしまったり、犬やねこに依存したりかわいそうという気持ちで増やしてしまったり、
飼い主側の心の問題があったり…と、様々です。
また、苦情として行政に届けられる頃にはもう手がつけられない状態になってしまっているなど
動物関係部署(生活衛生課、愛護センターなど)だけでは後手後手にまわってしまうこともあります。
このような問題は予防策や小さいうちに芽をつむことを最優先に考える必要あり、
また、動物に対するネグレクト救済だけでなく、飼い主への支援の必要性から
社会福祉施策と連携した多頭飼育対策に関するガイドラインの策定検討に至ったそうです。
今日のお話の中でも行政、民生委員、地域(自治会や町内会)、動物愛護ボランティアなどなど
さまざまな人脈を使って情報を共有する、その地域の中で「孤立」しない、させないように
支援することが必要とされているということでした。
今日は「多頭飼育問題にかかわる論点整理」と検討会の背景と趣旨について
委員の方々が共通理解するところから始まったのですが、今後どのように進んで行くか
興味があるところです。
また、有識者の方々からご自分の立場でのお考えをお聞きできることも有意義でした。
次回は7月ごろに開催されるようですので、また引き続き傍聴させていただこうと思います。
オフィス街のランチ時はどこも長蛇の列。
ファミレスはそこそこで、しかもゆっくりできた(笑)
多頭飼育の定義とは?
数や密度だけではかることはできない。多面的な要素がある。
結果、決め手に欠けるし、対策も異なる。
我が家も犬1頭、猫2匹。
集合住宅でこの頭数は多い?少ない?
Choco.は10㎏に満たないけど、大型犬だったら?
またちゃんと飼育できなければ、この頭数でも問題になるってことです。
のら猫のことをやっていると、不妊去勢手術をどうすればいいか、
どこに聞いたらいいか、どうやって捕獲すればいいか…などなど
わからない人多いです。
そんなときに、身近で聞ける人、聞かれた人が答えられたら
もっと早く対策がとれるでしょう。
みんなが情報を共有できるように、啓発できるようにするための
ガイドラインです。
こんなの無理!!ってことのないようにと、願っています。
カンヒザクラ