いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

犬からの要求

2022-10-06 | チャーリードッグスクール犬の森の歩き方
今日もチャーリードッグスクール、真利子先生の投稿から…
要求は信念であり、チャレンジであるからその個体が「そうしたい」と
思うから要求するのであって、要求の結果には左右されないと私は思う。
また要求できるということは素晴らしいので、結果を色々いじるオペラント的な発想があると、犬の混乱落ち着きのなさはそのままではないかな。
叱らないでも「今は要求をのめない」を伝えられたら要求は止められるし、普段要求をいち早く察知して叶えてあげていれば、延々吠え続けて要求する行動は出てこないと思うのですけど。
大勢がいる場で延々要求吠え、興奮吠えをするのは、その環境下で「今は要求をのめない」が伝えられていないからでしょう。
人目を意識して負の弱化で乗り切ろうとしないで、インターセプトで意識を断ち切る練習が足りないのかもしれませんね。
インターセプトで意識を断ち切るのは、学習理論に則っていません。
わざわざ学習理論を引っ張り出すのも無粋^^;であるような気もします。命はもっと粋ですよね。私の提唱する理論を知らない方が読めば謎だらけですみません。^^;

インターセプトというと、足を踏み鳴らしたり、
犬の前に脅すように立ったりと
そればっかりやろうとする人がいるけれど
そういうとき、犬は立ちはだかった人の横をすり抜けて
前に行こうとするものです。
その時のインターセプトは犬にとっては「トマレ」だと思ってない?

犬の要求って「わがまま」と捉えがちだけれど、
困っていることも多いです。
そんなときには、助け舟を出してあげたらいいと思います。

ふだんから犬が何を要求しているのかをわかって
要求に応えてあげていることって結構大事。
そうしていれば、「今は要求をのめない」の意味を犬が理解します。
そうなれば、インターセプトはおだやかなものとなり
叱ることとは別の「言い聞かせる」ことができるようになります。

止めます!