いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

リードの引っ張り合いがだめなわけ

2023-01-10 | 犬に学ぼう♪ 犬を学ぼう♪

このときのChoco.は、歩道の端を歩きたがり
縁石の向こうは車道という場所でした。

私としては車道に降りたら危ないので
こちらに戻そうとしたときの様子がこれです。

止めた状態ですが、Choco.は足を踏ん張っているので
リードは張っています。
この状態で私がリードを引けば
Choco.は力を入れてもっと後ろに下がろうとするでしょう。
そうしないとバランスが取れないからです。

離れているとどうにもならないので、
リードを手繰りながら近づいて
リードは立てて、テンションをはずして
手で行く方向に誘導してなんとか安全な場所に
連れて行くことができました。

引っ張り合ってしまうと、犬が後ずさりして
首輪抜けしたり、ハーネスが脱げてしまう危険性もあります。
つまり、犬を動かそうとするよりも
犬はその場から動かないように止めて
ハンドラーがリードをさばいて動くことで
引っ張り合う状態を解除するほうが安全ということです。

犬を止めるときには、
リードは引かないでその場で止める。
犬が引っ張るのをやめて4肢で立てた時に
大きく動いてしまわないように
近づいて行ってリードを短く持ち、
次の行動を伝える。
歩き始めたらリードはゆるめることができるはず。

ひっぱったことで、どうなるか?
そういうことの予見ができると
おのずとやるべきことがわかってきますよね。


 犬の森@チャーリードッグスクール