いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

苦手なものは、真っ向勝負しない

2023-07-27 | 叱りも罰もない犬との暮らし方
Choco.は前の家で虐待まがいの扱いだったので、
まず、手が届くところまで来ない、
お手できない(足をさわれない)、
口の周りを触るのなんかもってのほか!

そんなだったので、私ができることは何?って考えました。


口はさわれなくても、
クリッカーで「チンレスト」だったらできる。
ご飯の前に必ず体重計に乗る
乗ったらオスワリでかまわない。
同じ姿勢で乗れば、体重の変化は一定だろうし。

Choco.ができないことをできるようにしたい気持ちは山々でしたが、
でも、そのことだけを突き詰めることは、なかなかむずかしかったので、
ふだんのくらしの中で、目標に近い行動でよしとすることから始めました。

Choco.にもできやすくて、私もこれくらいできれば御の字って感じ。
お互いのQOLが少しでも上向けばよい。
触れるようになる前段階は、「そばまでくる」だし、
フセしたときに手のそばにおやつを置くことで、
私の手が気にならなくなるだろうし、
クリッカートレーニングのチンレストは
私が手を動かすわけじゃなくて
犬が自ら手の上にあごを乗せるわけだから、
顎の下にある手は気にならなくなる。
そこから、乗せる時間を伸ばして、
口の周りを触られることが大丈夫になるまで行けば
歯も見せてもらえるようになったしね。
体重計はがたがたするのが嫌な子は多いと思います。
でも、座っちゃった方が安定するので、
私はそれでOKにしました。
正確さにかけても増減はわかるし、
正確な体重はクリニックに行ったときでもいいし…( ̄∇ ̄)
体重計に乗ったあとには必ずご飯だし。

生活に密着したトレーニングは
どういう行動がそれに近いか、
犬に警戒心を持たせずにできるかなんですよね。
そうやっていくと、一つのことだけじゃなくて
2つ3つ似たようなことができるようになったりもします。
いろいろ考えるのも楽しい。
うまくいかなかくても、スモールステップでやっていれば
犬のイヤダもきっと小さいうちに改善できると思います。

私の今の目標は、みけちゃんの爪切りとはみがき。
手を持てるのは、いつになることやら…。
Choco.とちがってちょっと難儀してます💦




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