Choco.は前の家で虐待まがいの扱いだったので、
まず、手が届くところまで来ない、
お手できない(足をさわれない)、
口の周りを触るのなんかもってのほか!
そんなだったので、私ができることは何?って考えました。
口はさわれなくても、
クリッカーで「チンレスト」だったらできる。
ご飯の前に必ず体重計に乗る
乗ったらオスワリでかまわない。
同じ姿勢で乗れば、体重の変化は一定だろうし。
Choco.ができないことをできるようにしたい気持ちは山々でしたが、
でも、そのことだけを突き詰めることは、なかなかむずかしかったので、
ふだんのくらしの中で、目標に近い行動でよしとすることから始めました。
Choco.にもできやすくて、私もこれくらいできれば御の字って感じ。
お互いのQOLが少しでも上向けばよい。
触れるようになる前段階は、「そばまでくる」だし、
フセしたときに手のそばにおやつを置くことで、
私の手が気にならなくなるだろうし、
クリッカートレーニングのチンレストは
私が手を動かすわけじゃなくて
犬が自ら手の上にあごを乗せるわけだから、
顎の下にある手は気にならなくなる。
そこから、乗せる時間を伸ばして、
口の周りを触られることが大丈夫になるまで行けば
歯も見せてもらえるようになったしね。
体重計はがたがたするのが嫌な子は多いと思います。
でも、座っちゃった方が安定するので、
私はそれでOKにしました。
正確さにかけても増減はわかるし、
正確な体重はクリニックに行ったときでもいいし…( ̄∇ ̄)
体重計に乗ったあとには必ずご飯だし。
生活に密着したトレーニングは
どういう行動がそれに近いか、
犬に警戒心を持たせずにできるかなんですよね。
そうやっていくと、一つのことだけじゃなくて
2つ3つ似たようなことができるようになったりもします。
いろいろ考えるのも楽しい。
うまくいかなかくても、スモールステップでやっていれば
犬のイヤダもきっと小さいうちに改善できると思います。
私の今の目標は、みけちゃんの爪切りとはみがき。
手を持てるのは、いつになることやら…。
Choco.とちがってちょっと難儀してます💦
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