いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

動物園バックヤードツアー

2023-11-29 | 動物福祉・推進員活動
今日は愛玩動物協会会員の方々35名といっしょに
よこはま動物園ズーラシアで
インドゾウのバックヤードを見学させていただきました。

ズーラシアのゾウは2頭。(ラスクマル♂とシュリー♀)
飼育員の方たちの安全のため
ゾウ舎の柵から2mほどのところにレッドラインがありました。
また、常に複数でお世話するように仕切りの開閉等も
安全確保できるように鍵とボタンで操作するとのことでした。
オスのゾウにはオラオラ期があるそうで、
その時には特に気をつけてお世話するそうです。
手前は立ち入らないように


ゾウ舎の中の天井の方には、ゾウが退屈しないように
干し草が詰めてあるケージが下げてありました。
床もゾウが食べてしまわない自然物のおがくずがあり
冷えないように、足に負担が少ないようになっていました。
もちろん暖房もついていますが、部屋の一部だけ。
暑くなったりしたときには
別の部屋に移動できるようにもなっていましたし、
水もいつでも飲めるように、自動給水器でした。





ゾウの足の裏には溝があり、小石などがはさまって
取れなくなってしまうことがあるために、
足裏のケア、爪のケア、ささくれ予防など
健康で暮らすため日々のケアができるように
ハズトレもされているそうです。
耳からの採血もするとのことでした。
ゾウの足の裏
耳から採血

動物園では、病気やケガで治療することは難しいので、
医者いらずであることを一番に考え、健康管理をしているそうです。


ゾウのご飯は、ペレット、チモシー、わら、
竹,笹、木の枝などのほかに、
栄養補助のサプリメントや塩などだそうです。
レッサーパンダは葉っぱを食べますが、
食べる場所は枝の先の方だけ。
でも、枝ごとあげないと食べられないので、
その残りを他の草食動物が食べるようにしているそうです。
食べる量も多いので大変ですね。
竹もゾウのごはん




私は動物園にはそれほど行かないんです。
子どものころに見た狭い檻の中で
行ったり来たりしている動物が切なかったからです。
今はもっとエンリッチメントを考えた
動物園水族館が増えているのは知っています。
ズーラシアもいろいろ工夫されて、
環境エンリッチメントにも配慮されていましたが、
それでも、常同行動している動物はいました。
そこがやっぱりちょっと胸が痛むところでもありました。

今日はおひとり様で参加したので、
結局全部回りましたよ。1万ぽ越えでした!
動物園の楽しみ方がまだわからないというのが本音です。


紅葉も楽しめたしね。
十月ザクラ


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