マーケティング研究 他社事例 694 「収益力の強化が急務」 ~オリエンタルランドの価格戦略~
750億円を投じ、映画「美女と野獣」に登場する城の中を巡るアトラクションや、ミニーマウスに会える施設などを導入した新エリアは東京ディズニーランドの面積の1割弱を開発した一大プロジェクトです。
本来であれば、強力な集客装置となるはずでした。
しかし、オリエンタルランドは7月1日に4カ月ぶりに営業を再開して以降、入園者数を通常時(約8万7000人)の半分以下に絞っています。
入園者数が減少しても安全管理や感染症対策の観点から固定費はほとんど減らせません。
そのため、「利益を確保できるギリギリ、時には少し下回る水準の運営状態となっているのでは」と言う声が、証券アナリストから出ています。
オリエンタルランドは東京ディズニーシーの拡張など、2024年3月期までに総額約2800億円を投資する計画です。
9月10日には1000億円の社債発行を発表しましたが、巨額の投資を継続するためには強固な収益基盤が欠かせません。
約4000人いる正社員と嘱託社員の冬の賞与を7割削減すると決めるなど急ピッチでコスト削減を進めているのもそのためでしょう。
とはいえ、コスト削減だけでは限界があります。
コロナ禍で集客に制限がある中で、売上と利益を確保するための鍵となるのが客単価です。
新規アトラクションなどで施設の魅力を高めながらチケット価格を引き上げ、その収益を次の投資に回します。
オリエンタルランドはこの方程式で成長を実現してきました。
10年前に5800円だった大人1人当たりの入園料は、今では8200円まで上昇しましたが、入園者数は減るどころか、10年で1日当たり約2割上昇しました。
それでもアメリカやパリのディズニー施設に比べて依然割安となっており、値上げの余地は大いにあるようです。
上西社長は7月30日の決算説明会で、「ゲスト1人当たりの売上高向上のための施策を検討したい」と語りました。
客単価を挙げる方法は、入園料の一律値上げにとどまりません。
上西社長はチケット価格の変動制を一例に挙げ、同社はかねて、繁忙期は価格を高くし、平日などの閑散期は低く設定する変動制の導入を示唆してきました。
コロナ禍により価格変動制の導入が現実味を帯びています。
さらに、アトラクションに特化したチケットや、ショーや食事の優先権など「多様な選択肢を創出することが、より良いのではないか」(証券アナリスト)の意見もあります。
新型コロナの影響で客数増が見込めない中、いかに客単価を伸ばすかはレジャー業界に共通する課題でもあります。
テーマパーク最大手のオリエンタルランドの価格戦略を多くの人が固唾をのんで見守っています。
下記は彩りプロジェクトのご紹介です。
ご興味があればご一読下さい。
彩りプロジェクトでは、ビジネススキルに特化した、オンラインセミナーをサブスクリプション制(定額制)でご案内しております。
毎月定額(基本価格30,000円(税抜)※企業規模(パート社員含む社員数)で価格は変動します)をお支払いいただく事で、何人でも何回でもご参加いただけるビジネスセミナーを開催しております。(別途カレンダー参照)
内容は、多岐に渡るものの、求められている役割毎に設定した内容となっています。
基本的なコースは、R29コースで、PDCA、コミュニケーション、情報収集、イノベーション、ファシリテート、コーチング、意思を伝える、フォロワーシップ、チームワーク、マネジメント、報告・連絡・相談、ビジネスマナーの12種類(2020年11月現在)となっております。
R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。
最後に、R43コースが最上位クラスで設定されており、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、イノベーションの6種類となっております。
R29コースの特徴は、まずは個人にフォーカスしています。今更聞けないといった内容を中心に構成されており、現在の課題克服の為、またはこれから身に付けなくてはならないスキルとなっています。
R35コースの特徴は、視座を高くした構成で専門的な役職要件に応じた内容で構成されております。そして指導する立場になったあなたが身に着けるべきスキル集になっています。
R43コースの特徴は、それこそ会社全体を見回せるスキルの構成となっており、幹部候補にとっても必須の内容になっております。
受講にあたっては各自の選択制(年齢が20代だから、R43は受講できないといった事ではありません)となっており、先んじて学びを深めたい、今更聞けない事だから、といった様々な動機にお答えする内容となっております。
ちなみに、R〇〇のとなりは年齢をイメージしておりますが、例えば、R43は43歳以上の人は受けられないという事はありませんし、大卒1年目の方でもR43を受講する事は可能です。
定額制で何人でも何回でも受講が可能です!!
詳しい、資料のご請求や、ご質問等は以下にメールをお待ちしております。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
750億円を投じ、映画「美女と野獣」に登場する城の中を巡るアトラクションや、ミニーマウスに会える施設などを導入した新エリアは東京ディズニーランドの面積の1割弱を開発した一大プロジェクトです。
本来であれば、強力な集客装置となるはずでした。
しかし、オリエンタルランドは7月1日に4カ月ぶりに営業を再開して以降、入園者数を通常時(約8万7000人)の半分以下に絞っています。
入園者数が減少しても安全管理や感染症対策の観点から固定費はほとんど減らせません。
そのため、「利益を確保できるギリギリ、時には少し下回る水準の運営状態となっているのでは」と言う声が、証券アナリストから出ています。
オリエンタルランドは東京ディズニーシーの拡張など、2024年3月期までに総額約2800億円を投資する計画です。
9月10日には1000億円の社債発行を発表しましたが、巨額の投資を継続するためには強固な収益基盤が欠かせません。
約4000人いる正社員と嘱託社員の冬の賞与を7割削減すると決めるなど急ピッチでコスト削減を進めているのもそのためでしょう。
とはいえ、コスト削減だけでは限界があります。
コロナ禍で集客に制限がある中で、売上と利益を確保するための鍵となるのが客単価です。
新規アトラクションなどで施設の魅力を高めながらチケット価格を引き上げ、その収益を次の投資に回します。
オリエンタルランドはこの方程式で成長を実現してきました。
10年前に5800円だった大人1人当たりの入園料は、今では8200円まで上昇しましたが、入園者数は減るどころか、10年で1日当たり約2割上昇しました。
それでもアメリカやパリのディズニー施設に比べて依然割安となっており、値上げの余地は大いにあるようです。
上西社長は7月30日の決算説明会で、「ゲスト1人当たりの売上高向上のための施策を検討したい」と語りました。
客単価を挙げる方法は、入園料の一律値上げにとどまりません。
上西社長はチケット価格の変動制を一例に挙げ、同社はかねて、繁忙期は価格を高くし、平日などの閑散期は低く設定する変動制の導入を示唆してきました。
コロナ禍により価格変動制の導入が現実味を帯びています。
さらに、アトラクションに特化したチケットや、ショーや食事の優先権など「多様な選択肢を創出することが、より良いのではないか」(証券アナリスト)の意見もあります。
新型コロナの影響で客数増が見込めない中、いかに客単価を伸ばすかはレジャー業界に共通する課題でもあります。
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基本的なコースは、R29コースで、PDCA、コミュニケーション、情報収集、イノベーション、ファシリテート、コーチング、意思を伝える、フォロワーシップ、チームワーク、マネジメント、報告・連絡・相談、ビジネスマナーの12種類(2020年11月現在)となっております。
R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。
最後に、R43コースが最上位クラスで設定されており、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、イノベーションの6種類となっております。
R29コースの特徴は、まずは個人にフォーカスしています。今更聞けないといった内容を中心に構成されており、現在の課題克服の為、またはこれから身に付けなくてはならないスキルとなっています。
R35コースの特徴は、視座を高くした構成で専門的な役職要件に応じた内容で構成されております。そして指導する立場になったあなたが身に着けるべきスキル集になっています。
R43コースの特徴は、それこそ会社全体を見回せるスキルの構成となっており、幹部候補にとっても必須の内容になっております。
受講にあたっては各自の選択制(年齢が20代だから、R43は受講できないといった事ではありません)となっており、先んじて学びを深めたい、今更聞けない事だから、といった様々な動機にお答えする内容となっております。
ちなみに、R〇〇のとなりは年齢をイメージしておりますが、例えば、R43は43歳以上の人は受けられないという事はありませんし、大卒1年目の方でもR43を受講する事は可能です。
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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣