マーケティング研究 他社事例 701 「分かれるESG対応1」 ~二者択一の定義課す欧州~
アメリカの大統領選でバイデン氏が勝利した事で確実に大きな恩恵を受けるセクターがひとつあります。
それがESG関連です。
理由は民主党が化石燃料の使用に厳しい姿勢で臨む公算が大きいからだけではありません。
ESG投資や企業の情報開示をめぐる規則が変更される可能性があるからです。
政治家にとってこの問題は、極めて重要な意味を持ちます。
ESG投資や情報開示に関わる現在の規則が変われば、関連セクターへの資金流入が加速し資産価格が急騰するからです。
アメリカ資産運用大手、ブラックロックのラリーフィンクCEO(最高経営責任者)が言う所のモメンタムトレード(ESG投資への急速な盛り上がりを機会にして利益を得る投資が起こる可能性があります。
こうした取引が起こり得るのは、トランプ政権下にあるアメリカと欧州のESG投資に対する温度差が広がっているからです。
欧州では規制当局と政府関係者が先を争ってESGにやさしい基準、とりわけ環境を意味する「E」を重視する投資手法を取り入れようとしています。
例えば欧州中央銀行(ECB)はグリーンボンド(環境債)に関与することを通じて、資本市場におけるベンチマークを設定しており、またイギリス規制当局は、マーク・カーニー前イングランド銀行総裁の支援を得て、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)制度の受け入れに動いています。
先般、カーニー氏は数年以内にTCFD開示を義務付けるよう要請しました。
最も重要な点は、欧州委員会がグリーンアセットを定義するためのタクソノミー(ある経済活動が持続可能かどうかを分類する仕組み)について最終報告書をまとめる段階にあることです。
これに伴って「持続可能な投資と報告を促す世界最初の分類システム」が構築される、とEU(欧州連合)の国連大使、オロフ・スクーグ氏は宣言しています。
この問題について投資家の多くは判断を保留しています。
その理由はEUタクソノミーが産業界における投資に対して「グリーン」か「ブラウン」かという二者択一の定義を課そうとしている事にあります。
実際の産業界はむしろブラウンからグリーンに変化する過程にあります。
問題はまだあります。
(続く)
下記は彩りプロジェクトのご紹介です。
ご興味があればご一読下さい。
彩りプロジェクトでは、ビジネススキルに特化した、オンラインセミナーをサブスクリプション制(定額制)でご案内しております。
毎月定額(基本価格30,000円(税抜)※企業規模(パート社員含む社員数)で価格は変動します)をお支払いいただく事で、何人でも何回でもご参加いただけるビジネスセミナーを開催しております。(別途カレンダー参照)
内容は、多岐に渡るものの、求められている役割毎に設定した内容となっています。
基本的なコースは、R29コースで、PDCA、コミュニケーション、情報収集、イノベーション、ファシリテート、コーチング、意思を伝える、フォロワーシップ、チームワーク、マネジメント、報告・連絡・相談、ビジネスマナーの12種類(2020年11月現在)となっております。
R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。
最後に、R43コースが最上位クラスで設定されており、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、イノベーションの6種類となっております。
R29コースの特徴は、まずは個人にフォーカスしています。今更聞けないといった内容を中心に構成されており、現在の課題克服の為、またはこれから身に付けなくてはならないスキルとなっています。
R35コースの特徴は、視座を高くした構成で専門的な役職要件に応じた内容で構成されております。そして指導する立場になったあなたが身に着けるべきスキル集になっています。
R43コースの特徴は、それこそ会社全体を見回せるスキルの構成となっており、幹部候補にとっても必須の内容になっております。
セミナー名の一部をご紹介します。
・パラダイムシフトが必要なあなたのマネジメント力
・影響力から見るあなたのチームワーク力
・求められているそれを知り意見を伝える力
・創再共イノベーション力
・予定調和じゃ無い方のPDCA力
・非認知的アプローチから入るコーチング力
・笑顔がもたらす効果コミュニケーション力
受講にあたっては各自の選択制(年齢が20代だから、R43は受講できないといった事ではありません)となっており、先んじて学びを深めたい、今更聞けない事だから、といった様々な動機にお答えする内容となっております。
ちなみに、R〇〇のとなりは年齢をイメージしておりますが、例えば、R43は43歳以上の人は受けられないという事はありませんし、大卒1年目の方でもR43を受講する事は可能です。
定額制で何人でも何回でも受講が可能です!!
詳しい、資料のご請求や、ご質問等は以下にメールをお待ちしております。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
アメリカの大統領選でバイデン氏が勝利した事で確実に大きな恩恵を受けるセクターがひとつあります。
それがESG関連です。
理由は民主党が化石燃料の使用に厳しい姿勢で臨む公算が大きいからだけではありません。
ESG投資や企業の情報開示をめぐる規則が変更される可能性があるからです。
政治家にとってこの問題は、極めて重要な意味を持ちます。
ESG投資や情報開示に関わる現在の規則が変われば、関連セクターへの資金流入が加速し資産価格が急騰するからです。
アメリカ資産運用大手、ブラックロックのラリーフィンクCEO(最高経営責任者)が言う所のモメンタムトレード(ESG投資への急速な盛り上がりを機会にして利益を得る投資が起こる可能性があります。
こうした取引が起こり得るのは、トランプ政権下にあるアメリカと欧州のESG投資に対する温度差が広がっているからです。
欧州では規制当局と政府関係者が先を争ってESGにやさしい基準、とりわけ環境を意味する「E」を重視する投資手法を取り入れようとしています。
例えば欧州中央銀行(ECB)はグリーンボンド(環境債)に関与することを通じて、資本市場におけるベンチマークを設定しており、またイギリス規制当局は、マーク・カーニー前イングランド銀行総裁の支援を得て、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)制度の受け入れに動いています。
先般、カーニー氏は数年以内にTCFD開示を義務付けるよう要請しました。
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この問題について投資家の多くは判断を保留しています。
その理由はEUタクソノミーが産業界における投資に対して「グリーン」か「ブラウン」かという二者択一の定義を課そうとしている事にあります。
実際の産業界はむしろブラウンからグリーンに変化する過程にあります。
問題はまだあります。
(続く)
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基本的なコースは、R29コースで、PDCA、コミュニケーション、情報収集、イノベーション、ファシリテート、コーチング、意思を伝える、フォロワーシップ、チームワーク、マネジメント、報告・連絡・相談、ビジネスマナーの12種類(2020年11月現在)となっております。
R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。
最後に、R43コースが最上位クラスで設定されており、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、イノベーションの6種類となっております。
R29コースの特徴は、まずは個人にフォーカスしています。今更聞けないといった内容を中心に構成されており、現在の課題克服の為、またはこれから身に付けなくてはならないスキルとなっています。
R35コースの特徴は、視座を高くした構成で専門的な役職要件に応じた内容で構成されております。そして指導する立場になったあなたが身に着けるべきスキル集になっています。
R43コースの特徴は、それこそ会社全体を見回せるスキルの構成となっており、幹部候補にとっても必須の内容になっております。
セミナー名の一部をご紹介します。
・パラダイムシフトが必要なあなたのマネジメント力
・影響力から見るあなたのチームワーク力
・求められているそれを知り意見を伝える力
・創再共イノベーション力
・予定調和じゃ無い方のPDCA力
・非認知的アプローチから入るコーチング力
・笑顔がもたらす効果コミュニケーション力
受講にあたっては各自の選択制(年齢が20代だから、R43は受講できないといった事ではありません)となっており、先んじて学びを深めたい、今更聞けない事だから、といった様々な動機にお答えする内容となっております。
ちなみに、R〇〇のとなりは年齢をイメージしておりますが、例えば、R43は43歳以上の人は受けられないという事はありませんし、大卒1年目の方でもR43を受講する事は可能です。
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