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マーケティング研究 他社事例 710 「GAFAという巨人2」 ~時価総額は東証1部を超えているんです!?~

2020-12-29 17:08:27 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 710 「GAFAという巨人2」 ~時価総額は東証1部を超えているんです!?~


「巨額の投資でイノベーションを引き起こし、消費者の潜在的なニーズを満たすサービスを創造して巨額の利益を得る」

GAFAはこの好循環を繰り返す事で成長して来ました。

新型コロナウイルスで多くの企業が不振に見舞われ、事業規模縮小に走らざるを得ない中、GAFAの勢いは変わらないどころか、むしろ強まっているといっても良いでしょう。

ハリウッドのアーティストたちのシリコンバレーへの移動は、コロナ禍の中でGAFAの影響力がさらに高まっている事実を示しています。

GAFAの研究開発費は、新型コロナ後も増加を続けています。

2020年1月から9月までに4社が投じた研究開発費は787億ドル(約8兆2700億円)と前年同期比で約17%増えました。

4社の合計額は、なんとミャンマーのGDP(国内総生産)を上回る規模となっています。

事業拡大に向けて、企業買収にも余念がありません。

GAFAが20年上半期に買収した主な企業は以下の通りです。

グーグル、Appsheet(アメリカ)モバイルアプリ開発プラットフォーム・North(カナダ)スマートグラス開発。

アップル、Dark Sky(アメリカ)天気予報アプリ、Voysis(アイルランド)自然言語の入力を解析するAIプラットフォーム、NextVR(アメリカ)スポーツや音楽のVR配信、Fleetsmith(アメリカ)デバイスのリモート管理支援。

フェイスブック、Sanzaru Games(アメリカ)VRゲーム等開発のゲームスタジオ、Scape Technologies(イギリス)AR向けの位置特定サービスを提供、Mapillary(スウェーデン)クラウドソーシングで地図用データを収穫する技術を持つ。

アマゾン、Zoox(アメリカ)自動運転技術を開発。

企業の事業内容はクラウドサービスからゲーム、VR、そして自動運転と多岐にわたっています。

とりわけ熱心なのがアップルで、上記の企業の他にさらに4社を買収しています。

コロナ禍で企業価値が下がったところをチャンスと見ているようです。

皮肉にもコロナショックはGAFAを「焼け太り」させており、4社の時価総額は、アメリカを代表するS&P500種株価指数全体の時価総額の19%を占めています。

マイクロソフトを加えるとその額は今年4月、約560兆円となり、日本の東証1部上場企業の時価総額を超えたのでした。

外出自粛で人々の行動範囲が狭まる中、GAFAが提供するサービスや製品に依存せざるを得ない状況が、GAFAを勢いづけています。

検索窓に打ち込まれた単語や買い物の履歴、SNSで「いいね」を集めた投稿など、人々がサービスを使えば使うほど、GAFAの下には次のビジネスの「種」につながるデータが集まり、他の事業者の参入機会を奪う事にもつながりかねません。

各国の規制当局や一部の個人・企業はこうした状況に懸念を持ち、GAFAへの反発を強めています。

それでもGAFAの成長が止まらないのは、新型コロナウイルスの感染拡大という追い風だけが理由ではありません。

蓄えたデータを利用してイノベーションを起こすGAFAのビジネスモデルに、現行の規制の枠組みが十分に対応できていない面もあるからです。

各国の規制は、大きく「競争政策」「個人情報保護」「デジタル課税」といった内容で分類することができます。

例えば、競争政策では消費者利益と価格支配力を市場の独占・寡占の判断基準としてきた法律でGAFAを規制するには限界があります。

なぜなら消費者は検索エンジンやSNSなどを無料で利用していて、他の競合へ乗り換えるのも自由です。

このような状況のもと「消費者が特定のサービスを使わざるを得ない状況を生み出し、データを収集することで他の事業者が公正に競争できない環境を作り出している」という強力な証拠を集めるのは容易ではありません。

(続く)



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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 
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