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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

マーケティング研究 他社事例 700 「リーダーシップについて5」 ~リーダーが陥りやすい2大心理~

2020-12-15 09:49:45 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 700 「リーダーシップについて5」 ~リーダーが陥りやすい2大心理~


最後に自己変革を促すマネジメントについて考えて行こうと思います。

『インポスター症候群』

多くのリーダーが苦しんでいると言われているのが、このインポスター症候群と呼ばれるものです。

自分の成功や今の地位は、自分の本当の実力ではなく外的な理由で、周囲は自分を過大評価しているなどと考えてしまう傾向の事を言います。

実は優れたリーダーですら、このインポスター症候群にしばしば陥るようです。

ではこのような状態にあるリーダーの自己変革はどのように進めればいいのでしょうか?

心理学的なアプローチとしては、インポスター症候群に陥っている自分を受け入れ、今やるべき仕事に集中して取り組む事と言います。

さらに例え、インポスター症候群に陥り、自分に自信が無い状態だったとしても仕事に影響が出なければ良いとする考え方もあります。

問題は、動揺して、仕事が手につかなくなったり、業務のパフォーマンスを落としてしまったりすることです。

ここでも、『どう反応するか』が重要出ると、皆さんにも気づいていただけると思います。

つまり、負の感情が自分の内面から湧いてきてもその感情そのものを無理に抑えることは難しいと言えます。

その時にどう反応するかを客観的に理解する事が出来るか否かが重要です。

怒りも同様ですが、心配な感情が首をもたげて来た場合、我々は自分でどのように反応するかを選ぶ事が出来るのです。

どのように気付けるかは、リーダーのアンラーン(学ぶほぐし)については、とても重要なポイントとなります。

『ポジションへのプレッシャー』

一方、高いポジションにつけば、人はそれを失う事を恐れてしがみつくようになります。

ポジションを失い、キャリアプランが壊れるのを極端に恐れるのです。

この状態も『恐れ』に起因しているとも言えます。

インポスター症候群も、ポジションへのプレッシャーのどちらも、「気付き」「反応を変えて」「行動変容」まで出来れば、いかなる状況でも的確な判断が出来るようになっていくものです。

現在コロナウイルスによる感染拡大が止まらない中で、リーダーとしての振る舞いが注目されています。

ナラヤン・パント教授の危機対処法を教えてもらいましょう。

「危機の時のリーダーは冷静にいなければならない。」

冷静でいる為には、エビデンスが必要です。

例えば春先に多かったフェイクニュースでしたが、その後エビデンスが出た事でパニックが沈静化したことがありました。

これはデータに基づいて判断していなかったからです。

共感性を刺激された我々は、周囲がどう行動するのか?といった事に着目し冷静な判断が出来なかったと言えます。

しかし、このデータも簡単ではないです。

ある人のデータは、ある人のフェイクニュースにもなるという側面があるからです。

公正なデータが得られない場合、1人でなく、違う立場の人々から各自の見解を集める事が重要です。

多様な人々が多様な立場から意見を言い合うグループほど、意思決定の質が高い事については、『集合知』という概念ですでに説明していますが、ここでも活用できる訳です。

リーダーは耳障りな意見には耳を貸したがらない傾向がありますが、危機こそ、耳障りな異論が重要となります。


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R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。

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ちなみに、R〇〇のとなりは年齢をイメージしておりますが、例えば、R43は43歳以上の人は受けられないという事はありませんし、大卒1年目の方でもR43を受講する事は可能です。

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お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 
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