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マーケティング研究 他社事例 698 「リーダーシップについて3」 ~リーダーは学び続けなければダメ~

2020-12-11 08:14:41 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 698 「リーダーシップについて3」 ~リーダーは学び続けなければダメ~


そしてリーダーは常に学ぶ姿勢を持ち続けるべきです。

安定は成長の阻害要因です。

今、得ている知識、知力で物事を解決できるとしましょう。

その経験を繰り返すと、我々はそれ以上の事を学ばなくなります。

必要な時には必要とし、必要でなくなった時にはポイ捨てするかのようです。

そして最も厄介なのは、どう対処すべきかについて、答えを教えてもらおうとする姿勢です。

もしあなたが部下で、上司に答えを教えてもらおうとしたら、きっと「君の考えを教えて欲しい」と言われるはずです。

リーダーであるあなたにも、それは同じ事が言えるのです。

学び続ける為には人は謙虚であり続けなけなればなりません。

優秀な経営者やリーダーは謙虚であると言います。

それはなぜでしょうか?

それは、自分の事には興味がないからです。

相手の事にこそ興味があるのです。

だから教えをこいます。

どんな人に対しても謙虚なのは、そこから学ぼうとするからです。

そして、その謙虚さは『群衆の英知』を結集するのに役立つのです。

不確実な環境にあっては、専門的な知識などあってないようなものです。

では、先が見えない環境で必要なものは何でしょうか?

それこそ、みんなの力です。

「すべての科学的根拠において、複数の判断は、たった一人の判断よりも優れているという結果」

これは『集合知』と言われる概念で、一人の頭で考えるよりも、多くの頭で考えた方がより良い答えを導くという事を科学的に明らかになっています。

リーダーこそ、この集合知を活用し、最後に判断するべきです。

最も優れたリーダーは多くの異なる情報源から判断し、集合知の在り方を見極めなければなりません。

意見を聞く時はそれこそ沢山の人に聞くべきです。

上司と部下が会議に参加しているとします。

上司が部下に意見を求めた時、部下は何をすると思いますか?

ボスが聞きたい事を忖度するに違いありません。

これでは、部下が自分で考え、独立して出した判断とは言えません。

しかし、最終的な判断の質は、聞いた意見がそれぞれ個々に独立していればいるほど、改善する事がわかっています。

リーダーの役割とはかくあるべきです。

リーダーシップが達成すべき機能とは、自分一人の判断を行使することではなく、むしろ誠実で、独立的で、多様な意見を出しやすい環境を整えて、最終的に集団として良い判断につながるような役割を果たす事にあります。

すでにお分かりだと思いますが、群衆の英知を集めるには、リーダーは、分け隔てない態度が必要になります。

自分こそが全てを分かっていると認識しているようなリーダーではダメです。

謙虚に学び続け、常に自分を律して、新しい事を学び続ける必要があります。

そうでなければ正しい判断を下せるリーダーにはなれません。

(続く)


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R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。

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お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 
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