学生時代に大好きで、よくコンサートにも出かけた佐野元春。
30周年ライブを映像で見てみたら、50歳をとうに過ぎたというのに、相変わらずものすごくカッコイイ。
・・・・で、タイミングよく、広島でライブがあるじゃないですか、しかもホール会場ではなく、ライブハウスで。
このライブに行かずに、やり過ごすのは、今後の心身に悪そうなので、行きましたとも。
ライブハウスに足を踏み入れるのが、もう何年振りだろう。宇品のウォーターフロントに新しくオープンした『Blue Live』海が目の前。
寄る年波に勝てず、ホール会場だと、『えっ・・・立つの。座っときたいよ~』と思うことが多い今日この頃ですが・・・・・・ライブハウスでは、当然スタンデイング。サンダルを脱いで、裸足でスタンバイしときました。飛び跳ねた時に、グギッって、足首やられそうだから。
隣の若いお嬢さんが、『裸足になるんですか』と聞くので『どうせ足元、見えないから』『ですよね。私も脱ごう』と、高いパンプスを脱いでました。
ビミョウに立ち位置がずれていくから、靴を見失わないように要注意。
銀髪をライトの逆光に光らせて、元春が登場したら、それだけで絵になります。
ライブハウスだけに、近い、近い。数メートル先に、元春。音もガンガン迫ってきます。
こんなにカッコイイおじさんは、日本にはそうそういなんじゃ?
元春の歌詞には、『~だぜ』という語尾がよく登場します。すぎちゃんの『ワイルドだろう~』で、ブームになる何十年も前から、元春は『~だぜ』を使ってる、元祖だぜ。
まだツアーか続いているので、セットリストを公表しない、というのがファンのお約束ですが・・・・・・
あの歌も歌ってくれます。『日本の名曲100選』があれぱ、ぜひ残したい、あのナンバーです。
うちのオット、この曲、聞いて泣いてました
『なに、泣いてんのよっ』『いや、もう・・・・』と絶句してます。基本、男の方が女よりおセンチなんですよ。
観客全員で大熱唱。若いころに聞きこんだ歌だと、30年前の曲でも、体が覚えてるから、歌詞がちゃんと出て来るもんですね。
反対に、最近の曲は、何回聞いても、歌詞がうろ覚え・・・・・
若い頃は、いまが青春だ、なんて思うことも無いけど・・・・・・こうして齢をとって、『私の青春はいつだ?』と自問したら、佐野元春に夢中だった頃のことだったのかなぁ~