Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

念願のMINITURE LIFE展

2019-08-11 | カルチャー

広島ブログ

ドールハウスとか食玩とかの小さいものが大好きなのですが、なにせ不器用なので作るという過程はワタシには不向き。もっぱら鑑賞派です。

待ち望んだミニチュア写真家 田中 達也さんの展覧会がついに広島で開催。
九州、四国での展覧会は期を逸したので、地元で開催してもらえるなんて、ありがたい。
田中 達也さんは、朝のテレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックの映像で有名。「ひよっこ」の大ファンのオットと観に行きました。

そもそもミニュチュア写真家ってなに????ミニュチュア作家じゃないの???
という疑問はトーゼンです。
田中達也さん、ミニュチュア作品を作る方じゃなくて、市販のミニュチュアを利用して、ある場面を構築して、それを写真に撮って発表する。
まあ、ひと手間欠けているというか、回り道してるというか・・・・そんな写真家です。


たとえばコレ↓
この写真のタイトルは『地球は青かった』

ミニュチュアの宇宙飛行士の人形と、ミニチュアのスペースシャトルと、食品サンプルのミントアイスのソフトクリームを利用して。
その原型が展示されていました。こんな感じ↓
「チャーフィン」という作品の原型はコレ↓
いままさにチャーハンが出来上がるという躍動感のある食品サンプルの中に、ミニチュアのサーファーが米粒の波をくぐっている。
つけたタイトルが『チャーフィン』ですから。
こちらは調理器具の油切りのバットに、ミニチュアのスイマーたち。タイトルは『25センチプール』

シャレの効いたタイトルがクスッと笑わせ、そのアイデアになるほどと感心してジワる。
言葉選びが秀逸。ひと言で、場面の説明としゃれを効かせるなんて。
ちなみに田中さん、コミニチュア人形だけで2万体持っているそう(驚)
センスだけではなく、整理整頓が得意でないと出来ない芸術みたいです。

作品撮影OK、SNSでの拡散大歓迎とのこと。
この発表スタイルは田中さんが生み出した独自なものだから、オンリーワンとしての自信の表れかもしれません。
楽しい、楽しい展覧会でした。

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