Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

はじめての東北珍道中~④秘境で秘湯につかる

2020-09-08 | 旅のあれこれ

初めての東北旅行のメインイベントはこちら。秋田県の乳頭温泉の鶴の湯。
                             (鶴の湯HPより)

温泉マニア垂涎のお宿に、温泉素人のワタシ達が紛れ込んでしまいました。
鶴の湯に泊まりたくても予約が取れなくていつになるやら・・・という超人気のお宿ですが、このご時世なのでアレレ??予約取れちゃったよ、いいのか???こんな素人が???みたいな。

青森県の奥入瀬から秋田の乳頭温泉に行くには、車で約4時間。
例によって「5キロ以上道なりです」しか言わない無口なナビ。頼むよ~キミだけが頼りなんだから。
なにせ鶴の湯の住所表示ときたら・・・『秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林50
番地無しかぁ~~い。住所が国有林ってどーゆーことかいな????
迷子にならないだろうか・・・・ふと、前夜の八甲田山遭難未遂事件が頭をよぎる(汗)。ぶるぶる。

原生林の中を未舗装の道路をガタンゴトン乗り越えて、山奥へ進んで進んで無事到着しました乳頭温泉。
おぉぉお~ナビ優秀。
にしても、ナビの無い時代、世の温泉マニアたちは、どうやってここにたどり着くことができたのか謎。

こ・こ・これが日本秘湯の会イチオシの鶴の湯。

とにかく素朴、鄙びたという以外に表現できません。



お風呂につかる以外することない贅沢。
せっかちなワタシの人生では、何もしないということ自体、あまり経験が無いので、こういうの命の洗濯って言うんだろうな。

お湯は白濁したミルク色なのでご安心ください。混浴でも肝心なところは見えません。
この手描き感満載な案内図↓

内湯は小さめなこんな感じ。すべてのお風呂、源泉かけ流し。

お料理は山菜や川魚中心。見たこともない山菜もありました。
たぶん名物の何かのお団子の鍋。(鶴の湯HPより)

朝食も素朴そのもの。白ご飯がおいしくて3膳おかわりしてしまいました。食べ過ぎだってば。

24時間お風呂に入れます。露天風呂では全国から来た温泉マニアたちと、温泉談義しながらの長風呂。はぁ~極楽、極楽。
往路では、あまりの山奥ぶりにオットは「こんなとこまで来る必要がある???」とブツブツ言ってましたが・・・・ひと晩過ごしただけで「絶対も一回来たい」に変わってました。

否定的意見さえ虜にする秘湯の魅力。まっ、オットはそこそこ単純な人間ではありますが・・・


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