はずせないお楽しみ番組

 

私が好んで見ているテレビ番組は、「LIFE!」「植物男子ベランダー」「サラメシ」と、NHKが多くて、受信料払ってる甲斐があるというもの。そして、新たに2つのNHK製作番組が加わりました。

BSプレミアム　木曜　２３時15分～極上の大人エンターテイメント「あてなよる」
京都郊外の名旅館『美山荘』が実家の料理研究家　大原　千鶴さんの京都市中にある自宅兼スタジオの”ラボラトリー”で、その日のテーマに沿ったお酒にあう料理、酒の肴=”あて”で、客人をもてなす。見て味わうエンターテイメント。

ひと品ごとにその料理にあったお酒が出てきて、それを選ぶのは、ソムリエの若林　栄司さん。
東京の高級フレンチにはご縁が無いワタクシなので、その実力は、知るよしもありませんが、すごいらしい。リアル"神の舌をもつ男"ってところかしら。 

次回のテーマは「ハムで呑む」ですって。ハムカツ出るかな。
大人の月9＜吉田　類の酒場放浪記＞を、欠かさず見ている大人の皆さん。タイプは違うけど、この「あてなよる」も、めちゃくちゃそそりますよ。
静謐な空気が流れる酒飲み料理番組ですが、酒好き、料理好きなオトナは、見るべし。

そして、もうひとつ。BSプレミアム土曜深夜のとってもバカバカしい音楽番組「笑う洋楽展」も必見です。
MCは、みうらじゅんと、安斎　肇。その2人だというだけで、内容が知れるというもの。
　　　　　　　　　　　　　　　
昔の洋楽のライブ映像を見ながら、その日のテーマに沿って、2人がただ、ただバカ話ししているだけ。
ライブ映像にMC被せるから、歌も演奏もほとんど聞こえない。音楽番組としての使命は、放棄している。
フリートークのテーマがまたひどい。「いさかいの多いバンド」「首の太い男」「ムーディな三人娘」とか。「素肌にレザー」てのもあったな。

60～80年代くらいのお宝映像が出てきます。クリーム時代のクラプトンとか、シュープリームス時代のダイアナ・ロスとか。「わぁ、なつかしいーー」と、思わず見入るのもあるけど、前述のとおり、歌も演奏も聞き取れません。

でも、音楽好きなら、見る価値あり。ただし、すんごいバカバカしいから、生真面目な音楽求道者の方にはおすすめできません。