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非常時にこそあからさまになる人間の本性

2021年04月05日 22時00分15秒 | 日々の出来事
非常時にこそあからさまになる人間の本性


みっともない「いまどきの年寄り」にはなりたくない

(筆坂 秀世:元参議院議員、政治評論家)

 2020年2月28日、72回目の誕生日を迎えた。「歳をとったなあ」という以外、なんの感慨もない。今最大の関心事は、なんと言っても新型コロナウイルスの感染拡大である。私も細心の注意を払っている。とは言っても入念な手洗い以外には、できるだけ密室の人混みに行かないことぐらいだ

私はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)という呼吸器疾患を抱えている。COPDというのは、細気管支炎や肺気腫により、肺の空気がうまく吐き出せなくなり、その結果、酸素不足を起こし、息切れを起こす病気である。このため、新型コロナに感染すれば重症化すると言われている基礎疾患の1つである。

 また私は、鼻中隔弯曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)という鼻の病気を抱えていた。鼻の中の軟骨が曲がっていて鼻詰まりがひどくなる病気である。このため二十歳過ぎに変形が強い軟骨と骨を切除して、鼻中隔の形を整える鼻中隔矯正手術を行った。それでも完全には治癒しない。今でも呼吸困難に陥って苦しむ夢を見ることがある。

 幸いCOPDの方は、原因となった喫煙を止め、定期的に呼吸器科に通い、処方された吸入薬治療によって、息切れ症状は劇的に改善した。ただこういう事情もあって、マスクが大嫌いである。すぐに息苦しくなるのだ。ただマスクをしないで咳をすると嫌がられるので買い物に行くときには、残り少なくなったマスクをかけている。

いまどきの年寄りは」と言われないように
 3月2日、政府の専門家会議が「若者が気づかずに感染を拡大させている」として、ライブハウスやカラオケボックスなど、人が集まる風通しの悪い場所を避けるように求めた。若者からは不満の声も上がっているようだが、自らの身を守るためには仕方がないことだろう。
  

 こういう非常時を迎えるとその人間の本性というものがあからさまになる。最近、特に目立つのが、みっともない大人、なかでも高齢者の姿である。

 2月18日午後8時頃の福岡市営地下鉄内で、同じ車両の席でマスクをせずに咳をしている人がいるというので、非常通報ボタンを押し、電車を止めた男がいた。テレビでも放映されたが、優先席に座っているので高齢者だろう。車内はガラガラだった。それほど嫌なら席を変えるかいったん下車すればよい。“迷惑爺”としか言いようがない。しかも、この男は偉そうに足を組んで座っているのだ。マナーも知らない。この現場に居合わせた青年によると、車内では「頭おかしいんじゃない」という声が上がっていたそうだ。

 2月28日には、山手線でもマスクした女性が咳をしたところ、女性に対して「コロナウイルスの可能性があるから、隣の車両に移れ」と怒鳴る男がいて、それを注意した男性と怒鳴り合いになる場面がテレビで放映されていた。傑作だったのは、この場面を撮影した高校生の「大人気ないなあ」というコメントだ。この男も恥ずかしい姿をさらしてしまった。
  

 トイレットペーパーをめぐっても恥ずかしい行動が相次いだ。あるスーパーでは、デマ情報に踊らされた相当高齢だと思われる男性が12ロール入りのトイレットペーパーを4つもカートに乗せていた。この恥ずかしい映像は全国に放映された。今の時代、どこで誰に撮られているか分かったものではない。

専門家会議は若者に呼びかけたが、私は高齢者に呼びかけたい。裏千家前家元千玄室(せんげんしつ)さんが3月1日付産経新聞の「一服どうぞ」というコラムで「和顔施(わがんせ)」という言葉を紹介されていた。これは仏教の布施の1つで、ほほ笑むということ自体が人の心を和ませる施しになるということだそうだ。人に嫌われる老人ではなく、笑顔で好かれる老人になろうよ、と言いたい。  

「善意のデマ」などありえない
 先月末から今月にかけてトイレットペーパーがスーパーの棚から消えてしまった。わが家も残りなくなっていたので大いに心配した。原因はSNS上で「トイレットペーパーなどの製造元である中国が、生産をしていないので品薄になる前に購入したほうがいい」というデマ情報が拡散したためである。

 このデマ情報を拡散させた1人が米子医療生活協同組合の職員だったことが判明し、同生協が謝罪会見を行った。この職員は、「伝え聞いた情報を確認せず投稿してしまった。転売目的ではない」などと釈明しているようだが、無責任きわまりない行為である。

 SNS上には、こうしたデマ情報が溢れている。『週刊文春』(3月12日号)によれば、「お湯を飲むとウイルスに効果的」だとか、「にんにく、生姜、胡椒、唐辛子をたくさん食べるとよい」「ビタミンDが効く」などという情報が出回っているそうだ。
  

 こうしたデマ情報、怪情報を拡散させている人びとに対して、「善意の気持ちで行っている」という見方も相当あるらしい。だがこれは大間違いである。善意のデマ情報や怪情報などあり得ない。

 仮にデマ発信者の言うとおりトイレットペーパーの多くが中国製だったとしても、こんな情報を流せばわれ先にと買い占めに走る人が出てくることは間違いない。これは社会生活を混乱させるだけである。この混乱を期待していたのか。それともそれすら想像することができなかったとすれば、その思考能力の貧弱さに驚く他ない。ましてやトイレットペーパーは国産でほぼ十分に足りていたのである。

 愛知県にある中部大学が、2月20日に公式サイト上で「アオサに含まれるラムナン硫酸によるヒトコロナウイルスを含む、各種ウイルスの増殖抑制に効果が確認されたことを踏まえ、新型コロナウイルスへの効果を期待したい」と発表したため、海藻のアオサが商品棚から消えるという騒動も発生した。ただ「期待したい」としていたものが、「新型コロナウイルスに対する効果が確認された」という誤解が広く拡散してしまったのだ。誤解が広がったため、現在は公式サイトから削除されている。

いずれにしても新型コロナウイルスに関して、いまだにワクチンは開発されていないし、特効薬も見つかっていない。そもそも新型コロナウイルスのことがよく分かってもいないのに、何がどう効果があるかなど分かるわけがないのだ。

危機の時に卑しい行動はやめよう
 イタリアのミラノ高校のドメニコ・スキラーチェ校長が、学校のホームページ上で生徒に向けて書いたメッセージが話題になっている。同校長は、国民的文学作品の一節を紹介しながら、社会生活や人間関係を「汚染するもの」こそが、新型コロナウイルスがもたらす最大の脅威だと説いているのである。
 まったくその通りだと思う。殺伐とした空気の時こそ、優しい思いやりの気持ちを持つことが大切である。
 愛知県・蒲郡市では、陽性だと判明した50代の男性が「コロナウイルスをまき散らしてやる」と言って、飲食店やパブに行っていたことが判明した。正気の沙汰ではない。言語道断の行為である。
  

 静岡県・焼津市から選出されている諸田洋之県議が大量のマスクをインターネットオークションに出品していたことが判明した。3月9日に本人が行った記者会見によれば、888万円の売り上げがあったそうである。もともと会社で持っていたものなので転売ではないから、悪いことをしたとは思っていないと開き直ったそうである。
 1枚せいぜい数十円のものを何倍、何十倍もの値段で販売するというのは、マスク不足につけ込んで金儲けをしたということだ。こういう他人の危機につけ込んでやる金儲けをするというのは、卑しいやり方である。県議以前に、人間として批判されるべきである。




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ドイツは2度降伏した、第二次大戦の知られざる真実

2021年04月05日 21時30分25秒 | 歴史的なできごと
ドイツは2度降伏した、第二次大戦の知られざる真実

1945年5月7日、ドイツはフランスのランスで連合国に対して無条件降伏し、第三帝国は終焉のときを迎えた。

 写真:ヒトラーが最後の日々を過ごした旧総統官邸、地下壕への入り口も  それとも、終焉のときは5月9日のベルリンだったのか?  

それはどちらも事実だ。対立するイデオロギー、ソ連と他の連合国との軋轢、そして第一次世界大戦後に残った禍根によって、ドイツは実際に2回降伏した。


ヒトラーの死と最初の降伏
 1944年から45年にかけて、連合国の勝利がますます確実になり、米国、ソ連、フランス、英国はドイツ降伏の条件について検討を重ねていた。しかし、1945年4月30日にアドルフ・ヒトラーがベルリンの地下壕で自殺して独裁に終止符が打たれた時点でも、降伏文書への調印を軍事的、政治的にどう進めるかは、まだ決まっていなかった。 


 ヒトラーは、自らの死後の後継者として、海軍元帥で熱烈なナチ党員だったカール・デーニッツを指名していた。しかし、デーニッツは新生ドイツの統治ではなく、解体を司る運命にあった。彼は国防軍最高司令部の作戦部長だったアルフレート・ヨードルをすぐさま代理人に指名し、全軍降伏について連合国軍のドワイト・D・アイゼンハワー司令官と交渉する任務にあたらせた。 


 デーニッツは、侵攻してくるソ連軍からできる限り多くのドイツ人や軍隊を逃がすため、この交渉を使って時間を稼ごうとしていた。さらに、あわよくばソ連に対して不信を抱く米国、英国、フランスをけしかけてソ連と敵対させ、ソ連との戦争を続行したいという思惑もあった。しかし、アイゼンハワーはその策略を見通しており、交渉なしで降伏文書に署名するようヨードルに迫った。 


 5月7日、ヨードルは無条件降伏および停戦文書に署名。その文書は中央ヨーロッパ時間の5月8日午後11時01分に発効することになった。しかし、ランスでドイツが全軍無条件降伏したと聞いて激怒したのが、ソ連の指導者ヨシフ・スターリンだった。戦争で多くの軍人や民間人が犠牲になったのはソ連であり、ドイツの降伏を受け入れるべきなのは、ランスで署名を見届けたソ連の将官たちではなく、ソ連軍の最高司令官であるべきだと主張した。スターリンは署名の場所にも反対し、降伏の場所は第三帝国の首都であるベルリンであるべきだと述べた。 

 しかし、他の連合国を納得させる決め手になったのは、ヨードルはドイツの最高司令官ではないというスターリンの3つ目の主張だった。すべての当事者は、第一次世界大戦を終わらせた休戦協定への署名が第二次世界大戦の原因になったことを覚えていたのだ。


第一次大戦後に残った禍根
 1918年、第一次世界大戦において敗戦の瀬戸際にあったドイツでは軍部独裁が崩壊し、革命の途上にあった。休戦委員会委員長になったマティアス・エルツベルガーは、フランスのコンピエーニュで休戦協定に署名し、ドイツは無条件降伏した。  この降伏は、ドイツの人々にとっては衝撃だった。軍隊は勝利目前と知らされていたからだ。その結果、ドイツの新しい文民政府(とマルクス主義者やユダヤ人など)が、軍部を「背後から刺した」せいで敗戦したのだという噂が流れ始め、やがてエルツベルガーはこの噂のために暗殺された。さらに、新しく生まれたナチ党が権力を握るにつれて、その噂が党員たちの間でしきりにささやかれるようになりヒトラーが政権を握る一因ともなった。 

 ヨードルは、文民の国家元首であるデーニッツの代理人でしかない。スターリンは、ヨードルによる降伏を認めれば、再び「背後から刺した」という論理がまかり通る可能性があると主張した。連合国も、全ドイツ軍の最高司令官である陸軍元帥ヴィルヘルム・カイテルがじきじきに署名した降伏文書でなければ、正当なものではないという声が上がることを恐れた。そして、降伏のやり直しが決まった。


2度目の降伏
 5月8日、カイテルはソ連軍の元帥であるゲオルギー・ジューコフと連合国の小規模な代表団の前で文書に署名するために、ベルリン郊外のカールスホルストに向かった。しかし、カイテルは細かな点にこだわった。停戦命令が全軍に行きわたるように、戦闘継続の罰則適用まで最低12時間の猶予を与える条項を追加しようとしたのだ。ジューコフは最終的にカイテルと口頭では約束したものの、条項の追加は認めなかった。このために遅れが生じ、当初の停戦発効予定時間を過ぎても調印されていなかった。すでに日は変わり、5月9日になっていた。  

旧ソ連圏のロシアなどでは、今も対ドイツ戦勝記念日は5月9日だ。ソ連では、ランスでの降伏はまる1日経つまで報道すらされなかった。そのため、2回目の降伏は戦争終結という功績をスターリンに帰すために演出されたプロパガンダと考える者もいる。

それ以外の国では、最初に停戦発効時刻として記載された5月8日がヨーロッパ戦勝記念日となっている。


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老いた脳の神経回路修復、受容体など仕組みを発見

2021年04月05日 20時45分54秒 | 医学と生物学の研究のこと

老いた脳の神経回路修復、受容体など仕組みを発見

 加齢で衰えた脳の神経回路を修復させる受容体を突き止め、その仕組みを発見した、と国立精神・神経医療研究センターなどの研究グループが発表した。
 神経回路の機能を支える構造「髄鞘(ずいしょう)」が脱落しても修復されていた。


 難病の多発性硬化症など、さまざまな疾患の治療薬開発につながる可能性があるという。

 髄鞘は神経細胞で信号を伝える本体の「軸索」を取り囲む膜で、絶縁体の役目をして信号の高速伝達を支え、神経細胞の健康維持に役立っている。
 髄鞘は「オリゴデンドロサイト」と呼ばれる細胞が神経細胞に巻きついてできる。

 脳や脊髄のさまざまな疾患では、髄鞘の脱落が起こっている。
 また、加齢に伴ってオリゴデンドロサイトの前駆細胞は分化が難しくなり、髄鞘が修復しにくくなる。


 髄鞘の脱落は健康な高齢者にもみられるという。
 こうしたことが起こる分子レベルの詳しい仕組みは、よく分かっていなかった。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

Science Portal 4/1(木) 15:52 


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コロナで収入がゼロになった50代派遣男性「コンビニですら働けない

2021年04月05日 20時00分53秒 | 雇用と職のこと

一向に終息しない新型コロナ感染症。

「自粛警察」も登場するほどの自粛の嵐に七転八倒する業界は数知れない。  いわば「経済死」といえる危機に直面している経営者、従業員、フリーターたちの苦悩や不安を少しでも和らげる方法はないのか?

 コロナで窮地に陥った人々の実情に迫りつつ、新刊『コロナ大不況で「経済死」しないための本』を上梓した企業再生ドクター・大和竜一氏に大ピンチからの脱出法を取材した。


配膳スタッフSさん(50代)「この業界は終わった…」

  コロナで目にする機会が増えたものといえば、デリバリー専用のバイクや汗だくで自転車を漕ぐウーバーイーツの配達員たち。いわゆる「出前」やテイクアウトが大隆盛する中、人知れず「経済死」に瀕した業界がある。  

皆さんは「配膳会」という言葉をご存知だろうか? ホテルの宴会などに配膳用のスタッフを派遣する、いわば人材派遣会社。社員は数人しかいないが、登録者が何百人もいて、ホテル側の依頼を受け、彼らを結婚披露宴やパーティーなどに「仕出し」する業界だ。 

 仮に出席者千人の大きなパーティーがあるとすれば、配膳スタッフは100人前後。黒服のリーダー的な立場の数名がホテルの正社員で、残りはいくつかの「配膳会」から10人ずつとか20人ずつといった形で、集められてきたスタッフなのだ。 

 その派遣スタッフの一人で、すでに20年以上配膳係として働き続けているというベテランフリーターのSさん(50代)は、コロナショック以前と以降の激変ぶりを語る。 「今年の初め頃は、もうどこも、みんなどうやってスタッフを集めようか、とそればっかりでした。オリンピックもあるし、海外からのお客さんも増える。ホテル側も宴会の予約が例年以上に入っていて、人手不足になるのが目に見えていたんです」 


3月の終わりには仕事はゼロに…

  まったく仕事の経験のない学生アルバイトも雇わなくてはいけないが、ミスでお客の服を汚したり、失礼な言動で怒らせたりしたら、クレームはホテルに行く。新米の大学生バイトを教育するシステムも作らなくてはならない。となると、教育係をやってくれる人材もいる。 

「2月の初めくらいまでは、そんな調子で配膳会も人材確保にやっきになってました。劇的に状況が変わったのは2月終わりから3月に入るくらい。バタバタッとキャンセルが出始めて、3月終わりには、まったく仕事がなくなってしまいました……」 

 それからほぼ半年、Sさんは配膳スタッフとしての仕事は一切なく、収入といえば、10万円の特別定額給付金、地元の自治体がコロナ対策で始めた緊急小口融資や家賃補助など公的支援だけ、といった危機的な状況が続いている。



コンビニバイトの募集なし、ウーバーイーツは50代には辛い

  わずかばかりの蓄えや公的援助だけではさすがにもたず、最近は、近所のスーパーの見習いバイトも始めた、というSさん。周囲の配膳会の仲間たちも、大学生ならつぶしはきくものの、Sさんのような40代、50代のベテランとなると、もう、どこにも行くところがない……。 

「今は、業績悪化や職にあぶれた人たちが競って応募するのか、コンビニの募集もほとんどありません。体が動けば、ウーバー・イーツなどの出前系、車の免許を持っていれば宅急便の配達が定番のようですが……」  Sさんのようなベテラン登録スタッフが苦しいのだから、「配膳会」という業界自体も苦しい。 

「私が登録している会社は、もともと家政婦さんを派遣していたようなところで、三代続いているのですが、大手ホテルとのパイプができてから、仕事のほとんどがホテルの配膳スタッフの派遣業務でした。つまり、春から半年近くは仕事がほぼゼロ。それでも今まで、なんとか副収入のアパート賃貸業などで持ちこたえているみたいですが、体力がない会社は、もう、これがあと数か月続いたらアウトでしょう」

  いや、影響は「配膳会」ばかりではない。すでに大手ホテルでも社員、ことに宴会場担当の人間の早期退職募集が進行しつつある。こうした、宴会サービス業界に「経済死」を免れる一手はあるのか? 



あと、もう少しの辛抱。それまでは持続化給付金で乗り切る


  企業再生ドクター・大和竜一氏の回答はこうだ。 

 宴会需要は、一切なくなっている状況と思います。秋は結婚式のシーズンですが、コロナの影響で規模縮小や取りやめなど、明らかに配膳人派遣会社の経営は辛いと思います。  解決策とすれば、宴会場への配膳人派遣でなく、農家や配送業など、人材不足感の強い業種への一時的な派遣を模索するしかないでしょう。 

 とにかく、コロナ終息まで、あと少しの辛抱だと心を奮い立たせてください。この1年間、我慢できるように、従業員やバイト人材のモチベーションアップを図ってください。 

 もちろん、派遣先から突然の休業を要請された派遣会社として、1日人あたり最大1万5000円の雇用調整助成金の支給対象になると考えられます。最大200万円の持続化給付金、テレワーク関連など各種助成金や、日本政策金融公庫の新型コロナウイルス感染症当別貸付、その他銀行などの民間金融機関での「実質無利子・無担保・据置最大5年・保証料減免の融資」などを積極的に活用してください。




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とりあえず」が生む同調圧力 代表格・“とりあえずビール

2021年04月05日 19時30分49秒 | 社会のことなど


とりあえずビールで」

 飲み会の席でよく聞くそんなセリフも、20代の若者にとってはもはや同調圧力でしかないのかもしれない――。

【映像】「とりあえずビール」若者のホンネ

 ニュースサイト「しらべぇ」が、「1杯目にはとりあえずビールを飲みたい人の割合」という調査結果を発表。60代では男性が53.6%、女性が38.9%だったのに対して、20代男性では28.1%、女性に関しては20.1%だったことが明らかになった。

 やはり現代において、“とりあえずビール”は同調圧力でしかないのか。街の若い女性に話を聞くと「最初の1杯だけ小さいコップでいいから(ビール)飲まなきゃという雰囲気はある」「イヤです。言われたら我慢して飲むかもしれないけど…とりあえずビールで、とりあえず生で見たいのがテンプレになっている」「太るからイヤ」など、さまざまな本音を明かしてくれた。一方、男性からも「まぁ、1杯目だけなら…」「強要されたらイラつく」など、好意的ではない意見も聞かれた。

株式会社酒文化研究所の狩野卓也代表取締役によると、1990年代からチューハイ(サワー)が流行の兆しを見せ始め、2000年代からウイスキー・ハイボールが台頭。そんな移り変わりの中で、“とりあえずビール”が広まったのは1970年代のことだという。

狩野さんによると、当時のビールは“ちょっといいお酒”というイメージがあり、対する焼酎は少し安いお酒というイメージ、さらに日本酒に関してはお酌が必須。そこで、お酌が不要で一斉に揃うなどの理由から、ビールが1杯目の定番となったのだとか。

以下ソースで

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