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小室圭さん問題いよいよ深刻化…ついに官邸が「問題解決」のため動き始めた…!

2021年04月20日 23時01分52秒 | 皇室のこと

天皇会見への注目が集まるワケ

写真:現代ビジネス

 2月23日に満61歳を迎えられる天皇の記者会見に、皇室ウオッチャーの関心が高まっているという。宮内庁記者会の事前の質問項目に、秋篠宮家の長女・眞子さまの結婚問題が加わったからである。

 【写真】 「小室圭君と母が私に送ってきた6通のメール」元婚約者が明かす  

結婚相手の小室圭さんの母親の金銭トラブルに端を発するゴシップが「小室問題」として喧しく報道されてきたのはご存知の通りである。正式の婚約は3年半も先送りされている状況だが、結婚の延期が決まって3年の間にも、小室さん本人が“無職”であるという現状や小室家の抱える問題まで様々な情報が報じられてきた。

  ついには、この問題を巡って皇族内の不協和音が報じられ、今回の天皇会見への注目を見ればわかる通り、この問題に関しての天皇の言動にまで人々の視線が集まる事態となっている。  

とりわけ、「国民の皇室からの離反を懸念されている上皇妃・美智子さまの心労は限界に達している」(宮内庁関係者)という。小室さん問題を一つの象徴として皇室にどこか落ち着かない状況が続いていること、そして、そうした状況のもとで国民の心が皇室から離れていくかもしれないこと――美智子さまの心労の原因はこのあたりにあると考えられるが、ある官邸スタッフはこうした状況を指して「皇室有事」と呼んだ。 

 じつはいま、この「皇室有事」と美智子さまの重なる心労を受けて、官邸が動きを見せている。 

 菅義偉内閣が検討しているとされるのは、沖田芳樹内閣危機管理監の宮内庁への転出である。沖田氏の新ポストとして取りざたされているのは、前天皇夫妻をお世話する「上皇侍従長」だ。 

 かつて沖田氏は、宮内庁に足掛け5年在籍し、総務課長から侍従を歴任した。上皇夫妻の信任が極めて厚く、この「皇室有事」へ緊急避難的措置として、沖田氏に白羽の矢が立ったようだ。 

 ただ、危機管理監や警視総監経験者の沖田氏にとって、上皇侍従長という職位は、 “降格”人事となる。それゆえ、沖田氏の出身母体である警察庁サイドからは異論が予想される。しかも後任の危機管理監最有力の齋藤実警視総監が7月からの東京オリンピック・パラリンピック大警備を控えているといった不確定要素もあるという。  

事態を憂慮する杉田和博内閣官房副長官は、オリンピックの開催か、中止かの最終判断が下される3月をめどに宮内庁人事を断行する意向だと周辺は見ている。 

 ともあれ、この動きによって、以前に比べて、いっそう官邸が皇室・宮内庁に影響力を行使しやすい状況になり、皇室有事に対応できる体制に変化している可能性は高い。

以下はリンクで

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シナリオ崩れても「中止はない」 五輪に突き進む菅政権>

2021年04月20日 22時45分11秒 | 社会のことなど
>五輪ができなければ菅首相は退陣じゃないか」(自民関係者)


五輪開催まで100日となっても、新型コロナウイルスの感染再拡大を前に、課題は積み残ったままだ。それでも菅政権は「中止はない。五輪をやることは決まっているんだ」(政府高官)と、開催に向けて突き進む。ただ、少し前まで政権が描いていた開催までのシナリオは崩れつつある。


 【写真】政治家、覚悟のかけらもなかった
 「8割削減」の京大・西浦教授  政府などは3月20日、海外からの観客受け入れ断念を決断。安倍晋三前首相が大会延期を決める際に表明した「完全な形での開催」を捨て、開催へのハードルを下げた。その2日後の22日、2カ月半続いた緊急事態宣言を全面解除した。25日には聖火リレーをスタートさせ、官邸幹部は「開催に向けて走り出した」と、五輪ムードの盛り上がりを期待した。 

 しかし、その高揚感は続かなかった。新型コロナはすぐに再拡大の局面に入り、4月5日に大阪など3府県に緊急事態宣言に準じる「まん延防止等重点措置」を出さざるを得なくなった。重点措置の適用は翌週には東京にまで広がり、感染力が強いとされる変異株の広がりもみられ、予断を許さない状況にある。加藤勝信官房長官は14日の記者会見で「大会関係者一丸となって準備に取り組んでいる」と強調したが、開催への道筋は不透明なままだ。 

 菅義偉首相は五輪を「人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証し」と位置付ける。秋までには衆院解散・総選挙もあり、「夏に五輪をやって、お祭りムードのなかで総選挙」(自民党中堅)が、今のところ政権中枢が描く政治日程とみられる。五輪の有無は政権の行方を左右しかねず、「五輪ができなければ菅首相は退陣じゃないか」(自民関係者)との見方すらある。


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菅内閣、短命に終わるこれだけの理由>そうなりそう> スーパー世襲政党のロジックと無責任政治体制

2021年04月20日 21時15分38秒 | 政治のこと

安倍晋三前首相は、数々の不祥事やスキャンダルに関して在任中一切責任を取ることなく、今もまた桜を見る会前夜祭の経費補てん問題の責任を秘書に押しつけて逃げようとしている。それでも「責任は私にある」と胸を張ることは大いに好んでいた。

後継となった菅義偉首相はそれに比して、政府の対応や政策の最終的な責任が首相である自分にあると理解していないようだし、建前であっても首相としての責任を認めなくてはいけないことさえよく分かっていないようだ。(上智大学教授=中野晃一) 

 ■染みついた体質  

日本学術会議新規会員の任命拒否問題で6人を除外する前の推薦名簿を「見ていない」と言ってのけたり、コロナ感染の拡大と医療崩壊の危機のさなかニコニコ動画に出演し「ガースーです」とニヤついてみたりする。  

いずれも首相としての責任を感じていたらできない所業だ。菅首相に染みついた責任感のなさは、官房長官としてあまりに長い7年8カ月間、安倍首相に代わり「全く問題ない」「適切に対応している」「その指摘は当たらない」と繰り返してきたからだろうか。
「ガースーです」と自己紹介した菅首相=12月11日(ニコニコ生放送提供)

 森友学園や加計学園、桜を見る会など、それぞれ一群を成す事件や疑惑は一義的には安倍首相による国家の私物化に起因するものだった。菅官房長官として職責上矢面に立たされていたのであり、どこか人ごとという投げやりな態度で済ませてきたのだろう。そうした「手腕」が評価されて政権が転がり込んできたのもまた事実である。  


田中真紀子氏の容赦なくも的確な評によれば「安倍家の生ゴミのバケツのふた」として安倍前政権から引き継いだ「臭いもの」にふたをし続けることが「菅政権の役割」ということだ。田中角栄元首相の娘だけに、自民党政治を熟知していると言わざるを得ない。 


 菅内閣が、安倍政権から継承するものは、悪臭漂う「安倍家の生ゴミ」だけでなく、それらに「ふた」をするごとく、公文書を改ざんしたり破棄したり、国会で延々と虚偽答弁を繰り返したり、法の支配をゆがめ、説明責任(アカウンタビリティー)を放棄することがまかり通る悪夢のような「2012年体制」であると前に指摘した。




その悪夢たるゆえんは、安倍首相の個人的属性と解されていた無責任な政治が、菅首相に継承され、内閣や政権の交代を超えるニュー・ノーマルとして常態化し、新たな政治体制(レジーム)として確立しかねないことであった。  安倍政権の「使用人」根性が染みついたかのような菅首相には、当事者意識も当事者能力もない。 

 安倍政権よりもある意味ひどいのではないか。そう感じさせる理由は、首相さえもが責任感もやる気も全くない「お客様苦情係」と化してしまった究極の無責任体制にあるのではないか。一般市民が「とにかく責任者を出してくれ」と絶望の叫びを挙げているような状況である。  


菅首相のリーダーシップの欠如などという生やさしい問題ではない。生ゴミのバケツのふたとしての功績が買われて首相になった人物が、発揮すべき指導力など持つわけがない。 


 ■終わらない悪夢 

 さらに述べるならば、これは菅首相個人の能力だけの問題ではない。せっかく首相になれた以上、本格政権を作りたい意欲は抑えがたいはずだ。ましてや菅を首相にした二階俊博幹事長は、81歳にしてなおも権勢を維持するために菅内閣の存続に手を貸すことにやぶさかではないだろう。


二階幹事長=9月1日、東京・永田町の自民党本部

 しかし実態は、老獪(ろうかい)な二階が、安倍や麻生太郎副総理らの一瞬の隙を突き、「菅総裁誕生」の流れを作ったに過ぎない。菅は、来年9月の任期切れで用済みとなる可能性が高いと見るべきである。  


なぜか。 

 自民党の世襲政治である。1991年に就任した宮沢喜一以降、自民党総裁・総理はことごとく世襲議員であり、小渕恵三首相が倒れたさなかに密室の談合で選ばれた森喜朗だけが例外である。 

 2006年に安倍が小泉純一郎の後を継いで以降、自民党は、単なる世襲ではなく、元首相の子か孫でなければ首相に就けないと思えるほどの「スーパー世襲政党」と化しているのである。  

菅もかつては世襲制限を掲げていたことがある。ところが、有権者もメディアもすっかりならされ、3世4世となる自民党世襲議員の圧倒的な特権は不問に付されるようになってしまった。 

 何の実績もない小泉進次郎が初当選時から「将来の首相」扱いされ、滝川クリステルとの結婚に際して一部メディアが「将来のファーストレディー」と騒いだことの異常さは話題にもならなかった。


何のことはない。国家の私物化が安倍の下で進むはるか前から、自民党の私物化・世襲化は行き着くところまで行っていたのである。菅に独自の政権基盤はなく、短命内閣で終わるだろう。  しかし菅が引きずり下ろされたとしても自民党1強が続く限り、河野、加藤、西村あたりを後継首相にすげ替えて、有権者に対して一切責任を負わない2012年体制が存続することになる。2021年総選挙で立憲野党の共闘は有権者に選択肢を示せるのか。2020年の暮れ、あまりに寒々とした日本の民主主義のなれの果ての光景である。 参考: ■朝日新聞論座(2020年9月9日)[「菅政権なら『安倍家の生ゴミのバケツのふた』田中真紀子氏が語る自民総裁選」 ](https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020090800005.html) (https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020090800005.html)
■47NEWS(2020年9月17日)[「菅内閣誕生で完成『2012年体制』の悪夢 二階氏が後継指名した最大の狙いは」 ](https://this.kiji.is/676965613111886945?c=39546741839462401) (https://this.kiji.is/676965613111886945?c=39546741839462401)
目下、東京地検特捜部の取り調べでけん制されている安倍にとって、菅は急場しのぎで留守を預からせただけで、使用人として見下しきっているのが実態だろう。事実、辞意表明直後に敵基地攻撃能力に関して談話を発表し、後任首相の手を縛ろうとした。  


このことだけでも常軌を逸しているが、辞任からわずか2カ月後の11月に衆院解散・総選挙について「もし私が首相だったら非常に強い誘惑に駆られる」とわざわざ言って注目を浴びた。永田町の常識で言えば、菅をよほどばかにしていなければ到底できることではない。 


 最大派閥の清和会にいつでも復帰して会長に収まることができ、まさに「上皇」気取りなのであろう。本音では3度目の登板を諦めていないのかもしれない。 

 同じく元首相の孫で自身も元首相にて今や8年の長きにわたって副総理兼財務相として居座る安倍の盟友・麻生は、党内第2派閥を率いる。  

配下として元総裁の子にして3世議員の河野太郎を菅の次の首相に押し込み、80歳でもなおキングメーカーとして影響を保持しようともくろんでいる。傲岸(ごうがん)不遜で知られる麻生が「たたき上げ」の菅を対等の人間として見ているとは到底考えられない。


麻生副総理兼財務相=9月11日

 麻生派と並ぶ派閥の領袖(りょうしゅう)は竹下亘、竹下登元首相の弟である。二階が第4派閥の長だからと言って、平時に三大派閥を意のままにできるわけがない。 

 こうしてみると、世襲でなく、派閥に属さない菅は、安倍が政権を再び放り投げるという特異な状況でなければ首相になれなかったはずである。  


側近と言えば、河井克行や菅原一秀らしかいない惨状で、自前の官房長官さえ選べなかった。加藤勝信は官僚出身だが、安倍の父・晋太郎の側近中の側近だった加藤六月の娘婿で、安倍晋三からすれば次の首相候補とすることを念頭に官房長官に据えさせたと見るべきだ。  


もう一人、安倍や清和会(そして経産省、財界)が目にかけているのが、経済再生担当・コロナ対策担当大臣の西村康稔である。


  西村も加藤同様官僚出身で、その岳父が吹田愰という岸信介の地元山口における側近で、吹田は岸の政界引退に際して選挙区で後継指名を受け国政進出を果たしたほどである。つまりやはり姻戚・血縁を通じて安倍・岸家の人脈だ。岸家と言えば、安倍の弟・岸信夫もまた防衛相として入閣している。


何のことはない。国家の私物化が安倍の下で進むはるか前から、自民党の私物化・世襲化は行き着くところまで行っていたのである。菅に独自の政権基盤はなく、短命内閣で終わるだろう。  

しかし菅が引きずり下ろされたとしても自民党1強が続く限り、河野、加藤、西村あたりを後継首相にすげ替えて、有権者に対して一切責任を負わない2012年体制が存続することになる。


2021年総選挙で立憲野党の共闘は有権者に選択肢を示せるのか。2020年の暮れ、あまりに寒々とした日本の民主主義のなれの果ての光景である。 参考: 


■朝日新聞論座(2020年9月9日)[「菅政権なら『安倍家の生ゴミのバケツのふた』田中真紀子氏が語る自民総裁選」 ](https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020090800005.html) (https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020090800005.html)

■47NEWS(2020年9月17日)[「菅内閣誕生で完成『2012年体制』の悪夢 二階氏が後継指名した最大の狙いは」 ]
(https://this.kiji.is/676965613111886945?c=39546741839462401) (https://this.kiji.is/676965613111886945?c=39546741839462401)

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小室文書に宮内庁震撼「眞子さまのご意向でここまでこじれてきた」>眞子さまのご意向を否定することは、誰にもできないのです

2021年04月20日 20時45分54秒 | 皇室のこと
>言葉を失うぐらいの衝撃を受けている。(中略)内親王である眞子さまが、小室家の借金トラブルの対応に積極的にかかわられ、眞子さまのご意向でここまでこじれてきたことがはっきりしたからだ

皇室の懸案事項となっていた秋篠宮家の長女・眞子さまの結婚問題が新局面を迎えた。結婚を妨げる要因となっていた小室圭さんの母・佳代さんと元婚約者Aさんとの金銭トラブルについて、小室さんが全28ページにも及ぶ文書を発表。その内容は、受け取ったお金を返すことを拒否するものだったが、4日後に方針を一転させ、解決金を渡す形で事態解決に向けて進む意志を示したのだ。 


 この状況について宮内庁は、表向きは“平穏”だが、内部に深い亀裂が入っている。「小室文書」が発表された日の午後、西村泰彦宮内庁長官は会見で、「非常に丁寧に説明されている」「小室さん側と元婚約者の話し合いの経緯について理解ができた」と述べた。宮内庁関係者の話。 

「西村長官が文書を高く評価したとみる向きがあり、宮内庁には“長官はなぜ文書を認めるのか”と抗議する声が届いています。しかし、西村長官は『経緯は理解した』とは言っていますが、『内容を評価する』とは言っていません。本音では、内容に疑問を抱いているはずです。 

 実際、ある幹部は“文書を読んで震撼した。あんな一方的で矛盾だらけの論文みたいな文書で国民に受け入れられるはずがない。何か思い違いしているのではないか”と不満をあらわにしていました」  

宮内庁内部には少なからずそんな鬱憤がたまっている。しかし、そうした意見が表になることはない。なぜか──。 

「言葉を失うぐらいの衝撃を受けている。それは『小室文書』についてではない。内親王である眞子さまが、小室家の借金トラブルの対応に積極的にかかわられ、眞子さまのご意向でここまでこじれてきたことがはっきりしたからだ」 

 皇室のなかからは、こんな悲愴な声が聞こえてきた。文書発表の翌9日、秋篠宮家の最側近である皇嗣職大夫は会見で、Aさんに解決金を払わないという小室家の基本方針は、「眞子さまのご意向が大きかった」と明かした。


秋篠宮ご夫妻も小室文書について、金銭トラブル解決のための対応が目に見える形になるべく努力している、と評価する受け止めをされているそうです。眞子さまのご意向が反映され、秋篠宮さまも紀子さまも、文書を評価された。文書の公表の方法については、事前に秋篠宮家の側近に相談されていたので、この文書は事実上、秋篠宮家の“公認”のものといえるでしょう」(皇室ジャーナリスト)  

現在に至るまでの小室家の借金トラブルに対する頑なな態度や、それを正当化する文書は、そもそも秋篠宮家の“お墨付き”──そうであれば、皇族方を支える立場である宮内庁職員が身動きを取れないのは当然だ。

「この状況に絶望している」と語るのは別の宮内庁関係者だ。 「秋篠宮家は“次の天皇家”で、宮内庁として絶対にお護りしなければならない対象です。忸怩たる思いを抱えていても、眞子さまのご意向を否定することは、誰にもできないのです。それは、たとえ長官であっても、です」



眞子さまはトラブルに積極的にかかわった


 2年ほど前、「婚約前だから他人の家について何か言うのははばかられる」とおっしゃったのは秋篠宮さまだったが、実際には眞子さまを中心として、小室家の借金トラブルに“介入”。結果として、一般人であるAさんは追い込まれ、泣き寝入りに近い状態にある。 

「戦後、歴代の天皇を中心に皇族方は、あらゆる民間の競争や紛争に、徹底して中立を貫いてこられました。特に、お金や経済に関することには注意を払われてきた。もし一方に“皇室の権威”が加担すれば、不平等になるからです。 

 しかし、眞子さまはそうした注意を払われず、積極的にこのトラブルにかかわられ、いまでは、秋篠宮家や宮内庁幹部が一方的な主張である『小室文書』に権威を与えてしまっている。一般人のAさんにしてみれば、どれほど恐ろしいことでしょうか」(皇室記者)

  国民に祝福される形での結婚への道は、果てしなく遠い。 ※女性セブン2021年4月29日号



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自分が知らない大学は無能」いまどき学歴差別してくる上司のその後

2021年04月20日 20時00分31秒 | 社会のことなど

学歴差別。ひと昔前に比べれば露骨なものこそ減ってきたとはいえ、なくなったと言うには程遠い状況だ。実際、出身大学のランクでマウンティングしてくる人間は多い。 

写真はイメージです(以下同じ)
 電子部品メーカーに勤める赤井道哉さん(仮名・42歳)は、30代に入ってから今の会社に転職。最初に配属された部署の上司が学歴で人を見下す人物だったという。 


「自分が知らない大学は無能」と見下す上司
 「課長は当時40代後半だったんですけど、地元国立大の出身でした。全国の国公立では上位ってわけじゃありませんが、ウチの県では昔も今も偏差値が一番高い大学です。それでも全国的には平均よりはちょっとマシくらいのレベルなのに、上の世代になるほどエリートが行く大学という認識が強かったんです。恐らく、首都圏や関西にある偏差値的に同レベルの私大よりも上だと思っている人は多いでしょうね。課長もまさにそんなタイプでした」  

一方、赤井さんの出身大学は、技術系の単科大学。優秀なエンジニアや開発者を数多く輩出する大学として評価されているが、学生の数が少なくうえ、一般の知名度も高いとは言えない。ましてや課長は文系学部の出身で、2人が在籍していたのは営業部。上司に大学名を聞かれ、赤井さんが答えても「本当に大学なの? ちょっと聞いたことがないなぁ」と小馬鹿にしたような態度だったとか。 「忘れもしない入社初日の出来事です(苦笑)。コイツ(課長)は敵だと理解できましたが、こっちも簡単に辞めることはできません。ただ、こんな失礼な人ですからパワハラをしてくることは容易に想像できました。おかげでそれに備えることはできたと思います」  

自身が働く本社には50人程度の社員がいたが、東大や早慶といった超難関大の出身者は皆無。ただし、地元国立大を出ている社員は7人ほどいて、課長より役職が上の専務や部長などもいたそうだ。 


同僚との協力関係を築いてパワハラに屈せず
 「ただし、歪んだエリート意識を持っていたのは課長くらいで、ほかの方はそういうこだわりはないように感じました。特に専務は最終選考の面接官だった方で、出身大だけでなく業界大手の電子部本メーカーの技術部門で働いていたことも高く評価していただきました。だから、課長のことについてすぐ相談すればよかったのかもしれませんが、安易に人に頼って印象を悪くしたくなかったんです。そもそも会社側は技術部門に配属させようと考えていましたが、今後のためにも短い期間でもいいからほかの業務を経験したいと頼んで営業部に配属させてもらったので」  

小さな会社とはいえ、配属先の希望を叶えてくれることからも上層部から期待されていた人材であったことがわかる。  

それでも現場で特別扱いされることはなく、課長のパワハラから身を守る必要はあった。 「課長自身がやるべき仕事も日常的におしつけられましたけど、私も早く仕事を覚えたかったですし、そこはあまり辛いとは感じませんでした。それに同僚の方と積極的にコミュニケーションを取ってアドバイスをもらうだけでなく、手が空いたら積極的にヘルプに入っていたので、こちらが忙しいときは逆に手伝ってくれました」


パワハラが発覚した課長は…
 しかし、赤井さんが一向に動じない様子を見ると、課長はもっと若い入社3年目の社員にターゲットを変更。精神的に追い込まれていく彼の姿を見て、たまらず人事担当者に相談したそうだ。 「自分のことなら我慢できますが、パワハラで傷ついている職場の仲間を見過ごすことはできません。それに人事担当が信頼できそうな方だったことも大きかったですね。すぐに聞き取り調査が行われ、多くの同僚からパワハラを裏づける証言があったそうで、しかも私が入社する前に退社した方が課長のパワハラが原因であることも発覚したんです」  

保身を図ろうと課長は同じ大学の先輩である専務に相談したが、冷たくあしらわれたそうで降格のうえ工場に左遷。今はすでに定年退職しているそうだが、たまに本社で見かけると相手は気まずそうに目を背けていたという。 「会社がちゃんと対応してくれてよかったです。もし上司の味方をされていたら、今ごろ私は会社に残れなかったでしょうから」 

 最近はパワハラ相談窓口などを設ける企業が増えているが、上司のパワハラを告発するのは勇気が要ること。それでも退社に追い込むようなパワハラ上司を決して許してはいけない。


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