令和のラーメン界に現れたニューウェーブ
この世にごまんと存在するラーメン屋さん。そんな中、新しいお店はどんどんオープンしちゃうから目が回っちゃってハピネスです。
この時代の新店をめぐって、ラーメンのニューウェーブのっちゃいたい。そんなすすり子が訪れたのが、今年の7月にオープンした東京都巣鴨にある『◯惠(まるえ)中華そば』さん。イマドキ探しのラーメン巡礼です。
まず、ラーメンができあがると、「重いのでお気をつけください。」とのお声がけ。重さについての注意は初めてですが、納得の重量感。デカっ。丼の直径が30cmばかりあります。片手じゃやられる。両手必須。着丼のインパクトがすごい。
懐かしさを覚える美しい透明スープ
チャーシューメン(1250円)
こちらが看板メニューの「チャーシューメン」(1250円)。ビジュアルが新鮮。透明スープにチャーシューのピンクと丼の青のコントラスト。この組み合わせ、Instagramとかで写真を見かけたらすぐ「あ、◯惠さん」って思っちゃうだろうなぁ。やるなぁ。
9/30/2020
スープが純粋無垢な色をしています。何も知らないままわたしに吸いこまれてほしいです。ひとくち飲んでみたら、なんだかノスい。塩っ気とうまみのバランスが「ノス系」を彷彿とさせるのです。食べてる時間がゆっくり進んでいるような気がします。ノスタルジーを感じさせるニューラーメン。
枚数はカスタム式のチャーシュー麺
そして、丼の表を張る「大釜焼きチャーシュー」。こちらのチャーシュー、1~20枚まで、お好きな枚数をカスタムできちゃうスタイル。こんな食券機の並び、見たことない。肉の自信がすごい。そんなお店の激推しもあってチャーシューメンをチョイスしました。
チャーシューメンには大判チャーシューが3枚。直径30cmの丼を覆うサイズ感と考えていただければ、いかにドデカい肉塊かわかっていただけますでしょうか??? やっぱり肉と夢はでっかい方がいいです。精神の満たされ度がちがう。
豚の旨味ががっつり受け止める幸福体験
食べ応え十分の大判チャーシュー
このでっかいチャーシューにかぶりつきます。自分の野生みを感じる瞬間。ん~、豚肉は大釜で焼くとこんなにも色気がでる食べ物でした。脂身はほとんどなく、赤身を噛みしめます。すると、豚のうまみとスモーキーさがムンムンしてくる。味付けは濃くなくて、うまみだけ。豚肉のうまみをつまみにスープを飲むという新しい最高のトリップ体験です。
自家製ラー油ほか卓上の超魅力に味にアクセントを加えることも可能
令和2年の新店は、新しいラーメン様式とノスタルジーを融合したスタイルでした。こうやって新しいラーメンのラブがふえていくのね~といつもに増して鼻息荒めのすすり子です。この時代のニュースタイルをぜひすすってみてほしい。 ごちそうさまです!