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エリザベス女王の国葬費用「13億円」…安倍元首相は16億円で「泣けてくる」の声

2022年09月23日 18時03分27秒 | 国際情勢のことなど

>問題は、安倍元首相の国葬が、エリザベス女王の国葬より高い16億円されている点でしょう。

エリザベス女王の国葬費用「13億円」…安倍元首相は16億円で「泣けてくる」の声



9/21(水) 17:22配信


エリザベス女王の国葬は世界に中継された(写真・代表撮影/ロイター/アフロ)

 9月19日、イギリスのエリザベス女王はロンドン郊外のウィンザー城にあるセント・ジョージ礼拝堂に埋葬された。“国民のおばあちゃん” と呼ばれて親しまれた女王の死を、イギリス中が悼んだ。

 【写真あり】7月にはたくさんの弔問客が訪れたが… 

「BBCの中継は、英国内でピーク時に2800万人が視聴したと報道されています。一般弔問には25万人が訪れ、ウェストミンスターホールに安置された女王の棺にたどり着くまで30時間以上かかったとの報道もあります」(イギリス事情に詳しい記者)

  国葬の模様はイギリス以外でも中継され、日本でもNHKが『生中継 エリザベス女王国葬~愛された96年の生涯~』を放送。平均世帯視聴率17.5%という高視聴率(平均世帯視聴率・関東・ビデオリサーチ調べ)を記録し、SNSでは以下のような感動の声が多数投稿された。 

《エリザベス女王の国葬、やはりというべきか、英国の威厳と尊厳を世界に向けて強烈アピールする一大ビジュアルイベントとなっておりますな》 《ただ粛々としてるんじゃなく、女王のお茶目なストーリーで笑い合ったり、集まった民衆も穏やかで、BBCがその様子を“生への祝福”って表現したのも良い》 《エリザベス女王の国葬中継を見ているが、本当に公務に身を捧げ、国民から愛されていたのだとわかる。市民が手作りのポスターで…とか、英国に縁がなくても感動する》 

 英紙「デイリー・ミラー」は、エリザベス女王の国葬にかかった費用は800万ポンド(約13億円)と報じている。 

 一方、共同通信は21日、9月27日におこなわれる安倍晋三元首相の国葬について、エリザベス女王の国葬と比較して「見劣りしかねない」と日本政府関係者が不安視していることを配信した。 

「エリザベス女王の国葬は、安倍元首相の国葬ではなく、天皇の葬儀である『大喪の礼』と比較すべきという意見があります。しかし、ほぼ同じタイミングで開催されるため、比べられるのは致し方ないかもしれません。 

 イギリスでは歴史ある大聖堂で開催され、日本では武道館が会場ですから、映像の見栄えという点もかなり違いが出そうです。 

 さらなる問題は、安倍元首相の国葬が、エリザベス女王の国葬より高い16億円とされている点でしょう。読売テレビの情報番組『あさパラS』では、安く済む理由として、参加者のランクが高すぎて、交通手段から滞在費まですべて相手国持ちだから、などと説明していますが、金額の差を納得できない人も多いのでは?」(前出・イギリス事情に詳しい記者) 

 実際、SNSでは安倍元首相の国葬費用を批判するツイートが相次いでいる。 《エリザベス女王の国葬にかかる費用は約900万USドル、1ドル=140円で換算すると約13億円。

(中略)えーと安倍氏国葬の全体費用は16億円超でしたね》 《ある人の「国葬」は16億円超えるのに反対のあめあられ》 《英国は中抜き業者がいないんだね‥‥日本って本当にゴミだな‥泣けてくる》  反対意見が増え続けるなか、ついに安倍元首相の国葬まで1週間を切った。まだまだ議論はやみそうにない。

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【もはや“酷葬”】警備だけで35億円、杜撰な招待状、トランプもメルケルも来ない…国葬のウソを全部暴く

2022年09月23日 17時41分38秒 | 政治のこと
【もはや“酷葬”】警備だけで35億円、杜撰な招待状、トランプもメルケルも来ない…国葬のウソを全部暴く


2022/09/23(金) 11:22:



突然届く「国葬の招待状」

 〈謹啓 故安倍晋三国葬儀を左記により挙行いたしますので御案内申し上げます 敬具〉

 愛知県内で働く大山昌宏氏(52歳)の自宅に国葬の案内が届いたのは、9月10日のことだった。封を開けた大山氏は正直、戸惑ったという。

 「私は'09年の総選挙で東海ブロック比例40位から出て、政権交代の風に乗って当選した民主党の末端議員でした。'12年の選挙ではあえなく落選し、今は民間で営業をやっています。安倍さんとはまったく接点なんてないのに国葬に呼ばれるのは謎です……」

 安倍晋三元総理の国葬が開かれる9月27日まで、あと数日しかない。ところが国民の追悼ムードは一向に高まっていない。岸田政権が重ねてきた国葬の「ウソ」が次々と判明しているからだ。

 国葬には約6000人が招待されることになっている。招待の対象は、8月31日時点では「地方公共団体代表のほか、三権の長、国会議員、海外の要人、立法・行政・司法関係者、各界代表等」とされていた。

 しかし、ここには明白なウソがあった。冒頭の大山氏などの「元国会議員」にも続々、招待状が届いているのだ。元参院議員の野末陳平氏は語る。

 「出席したいのですが、外せない用事が入っているので欠席します。自分が招待されるとは知らず、突然、招待状が届いて驚きました」

宮本亞門さんも首を傾げる

さらに「各界代表」という括りも適当で、安倍氏を批判してきた人にまで案内状が届けられている。演出家の宮本亞門氏はこう首を傾げる。

 「私は安倍氏が推し進めた検察庁法改正案やオリンピック開催に反対を訴えてきました。それなのになぜ国葬案内状が届いたのか、未だに不明です」

 しかもこの案内状は中身も杜撰だった。返信の期限に修正テープが貼られ、「十三日(火)」と手書きされていたものも多かった。また冒頭で引用した案内文も不自然だ。「謹啓」で始めたら「謹言」「謹白」「敬白」で結ぶのが一般的だ。

 宮本氏に届いた招待状に至っては、宛名に「亜門」と印字されていたが、正しい漢字は「亞門」。名前すら間違えるほど、いい加減なのである。

 勢いで「日本武道館で6000人」という枠を決めたが、誰が来るかをなかなか確定できない。なし崩し的に招待客の範囲を広げることになり、ミスが相次いだのだろう。

 とはいえ岸田文雄総理にとっては「弔問外交」という頼みの綱があった。これさえできれば、国葬をやった意味があったと胸を張れる。

 「当初は50人ほどの首脳級が集まり、要人との交流を通して外交関係を強化する……という話でした。ところがG7の首脳で参加するのはカナダのトルドー首相だけで、アメリカはハリス副大統領しか来ない。

 安倍元総理と関係が深かったトランプ前大統領や、ドイツのメルケル前首相も来ません。26日まで国連総会が開かれているという日程も致命的でした」(野党中堅議員)

 こうなってくるとつい比べてしまうのが、19日に行われたイギリス・エリザベス女王の国葬だ。日本からは天皇皇后両陛下、アメリカからはバイデン米大統領夫妻と、世界各国の紛れもないトップが参列していた。

 ウエストミンスター寺院で行われた「本物の国葬」をテレビで見ながら、岸田総理は不安に駆られたことだろう。

  「一方、足元の日本ではちょっとした準備もスムーズに行かない。岸田さんにハッパをかけられて、温厚な性格で知られる国葬担当の森昌文補佐官も各担当者を呼んで怒鳴り散らしていますよ」(元大臣経験者) 

以下はリンクで



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”集団痴漢”? 5人で女性取り囲み…走行中のJR埼京線内で女性にわいせつ行為か 34歳男を逮捕

2022年09月22日 17時15分32秒 | 天候のこと
”集団痴漢”? 5人で女性取り囲み…走行中のJR埼京線内で女性にわいせつ行為か 34歳男を逮捕

9/22(木) 14:59配信


加藤義郎容疑者(34)

東京都内を走行中のJR埼京線の車内で女性にわいせつな行為をしたとして契約社員の34歳の男が逮捕されました。 女性は最後尾の車両で5人ほどに不自然に囲まれていたということです。 

埼玉県川口市の契約社員・加藤義郎(かとう・よしろう)容疑者(34)は15日午前9時ごろ、JR埼京線の赤羽駅から池袋駅までの間、20代の女性にわいせつな行為をした疑いがもたれています。


女性は不自然に5人に取り囲まれ…


テレ朝ニュース
警視庁によりますと、女性は埼京線の最後尾の車両で加藤容疑者ら5人ほどに不自然に囲まれました。 その中で女性は痴漢被害を受けていましたが、声をあげられず、警視庁の痴漢撃退アプリを使って、

「やめてください」と助けを求める音声を出しました。 

すると、他の乗客が気がつき、その場で加藤容疑者を取り押さえて池袋駅で駅員に引き渡したということです。 取り調べに対し加藤容疑者は「過去にも埼京線で何度かやった」などと、容疑を認めています。 また、同じく女性を囲んでいた別の50代の男も都の迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されました。

テレビ朝日報道局
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なぜか“長生き”する「長野県の男女」と「沖縄県の女性」には、じつは「意外な共通点」があった…!

2022年09月22日 17時03分12秒 | 医療のこと

なぜか“長生き”する「長野県の男女」と「沖縄県の女性」には、じつは「意外な共通点」があった…!


9/21(水) 7:32配信

写真提供: 現代ビジネス

>共通点は、高齢者の就業率にある

---------- 刊行する「老年本」が次々ベストセラーランキング入りを果たす精神科医の和田秀樹さん。長年の臨床経験に裏付けられた“具体的提案”が読者の心を摑んでいるという。このたび新著『70歳から一気に老化する人しない人』を上梓した和田さんに、「元気な長寿」を実現するために注目したい“ある要因”についてお話しいただいた。

 ---------- 

【写真】海外大人気のエクササイズを試した「46歳男性」の“60日後”がヤバい…!

「使い続ける習慣」づくりが重要

photo by iStock

 70代の時期に脳機能も身体機能も意識して使い続けていれば、80代、90代になって要介護になる時期を遅らせることができます。 

 まずは、活動レベルを落とさないよう、「意欲の低下」を避け、前頭葉と男性ホルモンの活性化を促す必要があります。そのためにも、使い続ける「習慣づくり」が大切です。 

 多くの人は、70歳前後で仕事からリタイアします。すると、これといって体を動かしたり、頭を使ったりする理由がなくなってしまいます。  

つまり、この時期から、意図的に脳を使おう、体を動かそうと習慣化しないと、脳機能も運動機能も使い続けることはできないということです。


70代に身につける習慣が「その後の人生」を救う

 また、もうひとつ、70代の習慣づくりが大事な理由があります。 

 それは、70 代で始めた習慣は80代以降も生涯にわたって続くということです。

  たとえば、70代で日ごろから歩こうと心がけて散歩の習慣がついた人は、それを80歳になっても続けているものです。  

「水泳をしよう」「山登りをしよう」と70 代のときに決めて習慣化した人は、80歳になっても、体力のある限りは続けるでしょう。 

 山登りができなくなっても、それに代わる何かをやって、体を動かそうという心がけだけは生涯続くに違いありません。 

 運動だけでなく、観劇や絵画、囲碁・将棋、俳句などの趣味の活動でも、70代で習慣化しているものは、80代になってそれをやめるということはなかなかありません。

ゴルフ好きサラリーマンは「引退」してはいけない


 70代のうちに何もしなかった人が、80代になってから新たな習慣を作ることは、かなり難しいと思います。 

 身体機能は70代のころよりも落ちていますし、新しいことを始めようという意欲の面でも減退しているからです。

  だからこそ、現役時代に近い身体機能や意欲のあるうちに、よい習慣を身につけることが大切です。

  会社勤めをしていたときはゴルフをしていたが、定年退職をしたら自腹では行けないのでやめようと考えている、というような人がいます。

  体を動かすよい習慣がすでにあるなら、それは70代になってもできるだけ続けたほうがいいのです。別に、お金をかけてゴルフに行かなくても、やれることはいくらでもあるはずです。 

 70代の人たちは、放っておけば何もせず、すぐに老け込んでいく危険性があります。だからこそ、機能維持のために意図的に振る舞うことが大切です。このタイミングで、意識してよい習慣をつけることで、80代になっても元気な状態を保つことができるのです。

興味深い長野県の平均寿命データの推移


 老年になっても脳や身体の機能をしっかり使い続けるということで、私がもっとも注目しているのは「働くこと」です。

  働き続けることが、私たちの老化を遅らせ、いつまでも若々しくいさせてくれることは、データでも裏づけられています。

 長野県はかつて、都道府県の中でも平均寿命のデータが下位に位置していました。  

ところが、1975年に男性が全国4位となり、その後上昇し始め、1990年代以降、全国1位を何度も記録しています。 

 女性においても、2010年の調査で第1位となり、男女共に平均寿命の都道府県ナンバーワンになりました。 

 厚生労働省の2015年の調査結果でも、男性が81.75歳で全国第2位、女性が87.68歳で第1位です。

「働く」ことは、老化防止の最高の薬


和田秀樹『70歳から一気に老化する人しない人』

 なぜ、近年長野県がこれほどまでに長寿になったのか、さまざまな推測がなされました。長野県には、イナゴや蜂の子などの昆虫を食べる習慣があるからだとか、地形的に山間部が多く、山道をよく歩いて足腰が鍛えられるからだといった理由が挙げられたこともあります。 和田秀樹『70歳から一気に老化する人しない人』 

しかし、最近では昆虫を食べることも減ってきていますし、自動車の普及が進み、山道を歩くことも少なくなってきていますので、この仮説にはあまり説得力がありません。

  私は、本当の理由は、長野県の高齢者の就業率にあるのではないかと考えています。というのも、長野県はこれまで、高齢者就業率において都道府県ナンバーワンを何度も記録しているからです。 

 総務省統計局のデータでも、2017年10月1日現在で、長野県の高齢者就業率は、男性が41.6%、女性も21.6%で、男女ともに第1位でした。

  家にこもることなく、積極的に外に出て働くことが運動機能、脳機能の老化を遅らせ、寿命を延ばしているのだと考えます。

沖縄の「男女格差」を生んだ要因


 このことは、沖縄の平均寿命と就業率の関係からも見て取れます。 

 沖縄県はかつて長寿県のようなイメージがありました。ところが現在は、女性は長寿ですが、男性の平均寿命が全都道府県中30位以下になっています。

  先の厚生労働省の2015年調査でも、男性は全国36位という下位に……。その一方で、女性は全国7位につけているのです。 

 なぜ、沖縄の男性と女性は、ほぼ同じような遺伝子を持ち、同様の気候風土の中で生活しているにもかかわらず、これほどまでに平均寿命に差がついたのか。私はその理由も、就業率に隠されているのではないかと考えています。

  実は、沖縄県の男性高齢者の就業率は全国最下位なのです。このことが、男性の平均寿命を下げている要因ではないかと見ています。

 女性の場合は若いときから専業主婦の人もいますし、高齢になっても家事を一手に担っている場合もあるので、就業率自体が男性ほど寿命に影響を及ぼさないのかもしれません。しかし男性においては、働いているかどうかが、平均寿命の長さに影響しているのではないか──。


長生きを実現し、人生が豊かになる「働き方」を


 長野県では高齢者一人当たりの医療費が、全国最低レベルという調査結果もあります。つまり、歳をとっても元気な人が多いのです。 

 「働き続ける」ということは、高齢になっても活動レベルを落とさない手っ取り早い方法なのです。そのことが、身体や脳の老化を遅らせることに役立ち、元気な70代、80代を可能にしてくれます。 

 ただし、歳をとってからの働き方は、若いときとは変えるべきだと私は思います。 
 お金や効率だけを求めるような働き方から、自分の経験や知識を生かして、誰かを助け、社会の役に立つことに、より価値を置いてもいいのではないでしょうか。

年をとったら「役に立つ」ために働く


photo by iStock
 お金ばかり求めていても、歳をとれば若いときのような成果を得ることはだんだん難しくなっていきます。思ったように働けないことも増えてきます。

  そんなとき、自分が無価値な存在になってしまったと落胆する人も出てきます。 

 しかし、どれくらい稼ぐかとか、どれくらいの成果を上げるかといったことは、「働く」という行為の一面にすぎません。 

 高齢になれば、自分の経験や知識を誰かのために生かすという働き方もあるのです。どれくらい社会の役に立っているかといった価値観に軸足を移して働いてもいいと私は考えます。

老化防止の最良の薬


 どんなことでもいいから、ほんの少しでも社会に関わったり、何かの役に立ったりすることは、誰にでもできるはずです。 

 そのことに価値を見出し、高齢になっても働き続ける。それが、老化防止の最良の薬になるのではないでしょうか。

和田 秀樹(精神科医)


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絶対に捕まらないようにします」元電通“五輪招致のキーマン”への安倍晋三からの直電

2022年09月22日 15時03分30秒 | 事件と事故


絶対に捕まらないようにします」元電通“五輪招致のキーマン”への安倍晋三からの直電

2022/09/14(水) 18:25:





文春オンライン
 司直の手に落ちた「五輪招致のキーマン」と「長銀を潰した男」――。文藝春秋10月号より、ジャーナリスト・西﨑伸彦氏による「 高橋治之・治則『バブル兄弟』の虚栄 」の一部を掲載します。

【画像】高橋氏は安倍氏の電話に「私は捕まりたくない」と述べたという

◆◆◆

「中心になってやって欲しい」
安倍政権が肝煎りで推進した五輪招致

 東京都が2016年五輪の招致に敗れ、再び次の2020年五輪招致に向けて正式に立候補を表明した約1年3カ月後。12年12月に、それまで下野していた自民党が再び政権に返り咲き、第2次安倍晋三内閣がスタートした。

 安倍政権が肝煎りで推進した五輪招致のキーマンとなる男は、当時の状況について知人にこう話している。

「最初は五輪招致に関わるつもりはなかった。安倍さんから直接電話を貰って、『中心になってやって欲しい』とお願いされたが、『過去に五輪の招致に関わってきた人は、みんな逮捕されている。私は捕まりたくない』と言って断った。だけど、安倍さんは『大丈夫です。絶対に高橋さんは捕まらないようにします。高橋さんを必ず守ります』と約束してくれた。その確約があったから招致に関わるようになったんだ」

 しかし、その五輪招致が実を結び、大会が無事終わった後、約束の主、安倍元首相は凶弾に倒れ、招致のキーマンだった男は司直の手に落ちた。

 東京地検特捜部は8月17日、受託収賄の疑いで東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の元理事、高橋治之容疑者(78)を逮捕した。高橋氏は大会スポンサーだった紳士服大手の「AOKIホールディングス」から総額5100万円の賄賂を受け取っていたとみられている。

 高橋氏はゴルフを通じてAOKIの創業者で前会長の青木拡憲と知り合い、17年9月に自ら経営するコンサルタント会社「コモンズ」でAOKIと顧問契約。その後、AOKIが東京五輪のスポンサーになる過程で、便宜を図り、他にもAOKI側から競技団体へ拠出された寄付金の一部、2億3千万円が高橋氏の元に渡っていたことも発覚した。

 贈賄側も青木前会長、実弟で前副会長の青木寶久氏や寶久氏の秘書役だった専務執行役員も逮捕された。

「AOKIは後発で始めたカラオケの『コート・ダジュール』や結婚式場の『アニヴェルセル』は好調ですが、肝心の洋服事業が苦戦しており、五輪の公式スーツの受注などを浮上の起爆剤にしたいと考えていた。青山の『アニヴェルセル』には会長や副会長が使うプライベートラウンジがあるのですが、そこで高橋氏や大会組織委員会の会長だった森喜朗元首相などをもてなしていたそうです」(青木前会長を知る会社役員)

  高橋氏は、元電通専務で、スポーツビジネスに精通し、絶大なる影響力を持つ大物として知られていた。 




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