雨の中の取材は大変ですが、カメラマンもアシスタントも、皆明るく、どう撮れば一番いいか、常に考えながら仕事をしています。仕事にたいしてのプロ魂は、尊敬に値します。大雨だったのですが、台風中継よりも楽ですからと、笑いながら、答えてくれました。どんな仕事でも、プロ意識を持って、仕事をすれば、カッコ良く見えるのだと、より良い物を追求する職人は、とにかく素晴らしいと、思います。
日曜日、台風の影響か、大雨の中、梼原のブリックハウスの現場に行きました。前日、学生達が行って作業していたのと、高知放送のTVスタッフが、取材に来る事に、なっていたからです。現場は想像以上の雨で、何時もは歩いて渡れる、小さな川が、濁流となって流れていました。前日先生と、学生が架けた橋で、なんとか現場へ。ブルーシートで作業場所を作り、日干し煉瓦積み作業を開始しました。人間中途半端な濡れ方だと、つらいんですが、とことん濡れると、逆に吹っ切れて、ハイになり、笑いや前向きな言葉がでるもんだと、作業をしていて思いました。何故日干し煉瓦と木の家を作る事になったのか?と聞かれ、テーマが、地元の素材を使って建てる。だったり、おもしろそうだったりしたからなのですが、壊れても、全て自分で作れる物なのだから、自分で直せる。家作りの基本はそこなのだと思い至りました。私がログ業界に入ったのも、自分で、自分の住む家が建てたいと言う思いが有ったからです。日干し煉瓦なんかで、雨に当たって壊れたらどういするの?壊れたら自分で直せます。