漆喰の仕上げも、だいぶ出来て来ました。色が真っ白でなく、ちょっと黄緑がかっています。最初見た人は、仕上げだと言うと、信じません。土佐漆喰の特徴は、最初は、藁すさの色が出るので、薄緑に見えます。乾燥して来ると、白くなって来ますが、真っ白ではなく、卵の殻のような暖かみのある色になります。湿度が高くなると、色が変化したりします。良く壁が呼吸しているとか、生きているなんて表現します。そんな土佐漆喰がとても好きなのですが、仕上げに手間が掛かるのが弱点。でもきちんと施工すれば、100年持つと考えると安いとも言えます。手仕事の良さは、見れば納得出来ると思うので、これからも、見学会やイベントで、みなさんに知ってもらいたいと思っています。