里帰りしたとき、宿毛市の道の駅に行きました。天皇陛下も視察した、浜田の泊屋の復刻版を見に行ったのですが、道の駅には活気が無く、泊屋だけが際立っていました。一杯道の駅もあるけれど、活気のあるところは、必ずポリシーがあるように思えますし、地元の人が多く、深く係わっています。宿毛はダルマ夕日の見える素晴らしいロケーションにあるのですが、逆にそれしかないような感じがしました。宿毛の良さは、地元の人より、他の土地の暮らしを経験した人の方が、分かるのかもしれません。竜串とか、足摺と同じようなものを売っても、かないません。独自のものが必要だと感じました。現代の若者は、今までの歴史の中で一番、過去に生きていると、養老さんが言っています。インターネットにある情報は全て過去の物、TVもゲームも。今に生きるってことは、自分で考え行動することだと思います。宿毛の道の駅に必要な物は、今を考え行動することだと。箱もの行政の、作れば良い時代ではなく、どうすれば持続可能な物になるか、ソフトが大切な時代になっていると思います。私は、一番はやはり人だと考えています。泊屋は、力強く宿毛市の気候風土が作った形だと思いました。夕日に映し出された泊やは美しかった。今度はダルマ夕日を見に行きたいと思います。
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