土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

丸太の家は楽しい。

2010年01月27日 08時38分10秒 | Weblog
山にお金を入れるという事は、素材に魅力がなければ無理があり、長くは続かない。何でもかんでも補助というのは、国の財政からいっても無理だ。どうすればいいか。需要がなければ、需要をつくりださなければいけない。木の魅力を一般の方に知ってもらわなければ、需要は増えない。即効性はないけれど、教育の中に木の魅力、木の特性を知ってもらえるものを取り入れる事が、結局一番の近道なのだと感じている。環境問題の一般化により、森林の大切さは分かってきている。その森林を維持するには、計画性のある、持続可能な林業が不可欠なことは誰でも説明すればわかる。木の建築に関わる仕事をしてきて、私は本当に木の良さを感じている。木は魅力的なのだ。実験で、マウスを木と、コンクリートと鉄で飼い、寿命を確かめたが、木の中で生活したマウスが一番長生きしたと聞く。私も木の家で生活している。感じる事は、空気が柔らかい。家へ帰るとほっとする。何んともあいまいなのだが、この感じは、大切なことだと思っている。写真は今度観音寺で建てる、T邸の2階の柱ですが、桧の枝付きの柱です。人の家と違うと言う事も、私は大切だと思って家を建てています。丸太はどれも表情があり、全てが違い個性を持っています。丸太の家は楽しい。


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