四万十川上流に建設予定の、ログシェルターの骨組みが完成しました。三方が板倉工法のカーテンウォールで、紫外線や風雨から、丸太組みの構造体が護られる仕組み。二階も合わせると、23坪ぐらいの予定で仕上がる予定です。窓以外は内部は杉板仕上げ、外部は焼き杉で仕上げる予定です。一か所だけ杉板、30ミリを落としこんで、仕上げの感じが分かるようにします。
反対側はキッチンとトイレが来るスペースになります。途中にある丸太の出っ張りは、板金で囲い、小ひさしとして、壁を伝う雨を壁から離します。この家の売りは、地震に強いという事と、断熱材を使わず、ほとんどが高知産の木材で作れるという事。メイドイン高知のログシェルターは、アンパンマンの山からの、産直の家でもあり、地産地消の極みでもあります。ウッドマイレージは、山から工房、工房から現場まで80キロぐらい。究極のエコハウスでもあります。壁のメンテナンスや改修を30年前後で行えば、200年住宅夢ではないと考えています。これから30年前後で来ると言われている、南海地震に備える事も含めて、高知の新しい民家の形として、広めて行きたいと考えています。漆喰等の、塗り壁との組み合わせも可能。壁素材を変える事で、何処の国でも長く住み続けれる建築になると確信しております。なるべく高知の人が買える値段も大事だと考えて作ります。8月21日の構造見学会に来て確認してください。