TOSAZAI展でかんじた事は、価値観の違い。無い物ねだりではないが、東京では、土佐の素材を尊ぶ声が多く聴かれました。機械で作った物より、手作り感があるものが注目を集めていました。土佐の産業は、アイビーログ工房のように、大量生産型では無く、手作りの方が、長いスパンで考えると向いているように感じます。しかし、物作りの精度は上げ、他所には出来ないような材料をふんだんに使う事で、最後尾から首位を狙うことも可能。目の前の事ばかり追うと、真の目標を見失う事になりかねない。
それには、生き方の提案も必要です。ゆっくり時間を使い暮らす事の、贅沢。人工的な物が何んも無くても楽しめる環境が、土佐にはあります。本当の豊かさとは何か？30年先を考えて暮らすと、あまり間違った選択はしないと考えています。目先の豊かさも欲しいのも事実ですが、大きなスパンで考えるようにしましょう何事も。
焚き火倶楽部の会員の彼が、スーパーカブで通勤する所を見ると、プリウスに乗って来る人より豊かだと感じるのは何故でしょう。