植物には詳しくないが、カフェの周りには、良く見ると色々な花がさいている。
夏からずーと咲いている花もあるが、少しずつ秋の花が出て来て、彩を添えている。
彼岸花ももう咲いていて、こんなに早く咲いていたっけと思いながらも、季節はゆっくりと、確実に変わってきている。
触るとトゲがある、蔓性の植物も良く見ると可憐な花をつけている。
朝顔は未だに元気で、どんどん蔓を伸ばして、残り少なくなった夏を謳歌しているようだ。他にも葛や蔓性の植物が、数種類花をつけていて、写真家の被写体になっている。カフェを初めて、色々な雑草を改めて観察するようになった。あまり役に立ちそうにない草花も実は大切な役目を持っているのだと思うと、愛おしくさえ感じるが、草刈はせねばならぬ。台風あけの数日で、驚く程生活圏に入り込んでくる植物に、人は、憎しみや無常観さえ覚え、除草剤を作ったのだろう。大量生産は、自然のバランスを崩して成立する。ヒュウマンスケール、農業も建築も、土佐は土佐のスタイルで行くべきだと、改めて思う。