新宿のビル群も、近頃は形も多彩で、色々な形があり、思わず見入ってしまうが、中に入ると普通のビルとあまり変わらないのに、逆に驚く。全て見たわけでもないが、大きな箱を作り、中に入るテナントが個性を出すスタイルなのだと改めて思い至った。この中に木を大胆に使ったテナントが入ると、逆に鮮烈な印象を持つ。あまりに非現実的な大空間。この中に、ヒュウマンスケールの自然素材で作られた空間は、ホッと出来るオアシスのようなお場所になると感じました。巨大な建造物に、どうして壊すのだろうと考えてしまいました。壊す時を考えて作る。これからは最も重要な建築のコンセプトだと感じています。