土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

古い道具の手直しと、修理。

2014年04月09日 08時26分08秒 | Weblog

ケヤキの、カケヤ、の柄を、新しく直した。重量があり、女性では、持って歩くのがやっとと言う代物。市販のカケヤでは、丸太組みの建てこみでは、役不足の場合があるので作った物だ。それと古い民家から出て来た、大鋸の錆びヲ落とし柄を付けた。刃を磨いで見たが、まだ錆びが入っていて、あまり切れない。100年以上の年月は、さすがに手ごわい。しかし全部鋼なので、刃を一回落とすぐらい研げばまだ使えるかもしれないと感じる。後4本古い鋸があるが、一応形が面白いので、取っ手をつけ直しています。刃が薄くこちらは、錆びが入り使用はできそうもありませんが、飾りに使おうと思っています。手道具は世代を超えて使えるのは、凄いと思う。だから使う人によっては、いつまでも良い道具となるが、電動工具ではこうは行かない。新しい物が一番。しかし最近の電動工具は複雑になりすぎて、修理が効かず、ゴミになる事も多い。まるで最新のハウスメーカーの家のようだ。長く住み継げる家は、案外手道具のように、人が愛情を持って修理できる家なのだ。アイビーログ工房の家は、ローテクだが最先端の家だと改めて感じる。すぐそばにある素材を使えば、持続可能性が高くなる。地産地消は理にかなっていると、今改めて感じる。

鋸の柄は、手触りの良い杉で作ったが、心地良い感触で、ずーと以前から付けていたかのように、手になじむ。木はやはり良いなーと、改めて感じてしまう。

山北のO邸の刻みも、梁は終了。ポストの製作に取り掛かり始めました。5月初めから中頃には建て込み予定です。