愛媛県南宇和郡愛南町へ行って来ました。

土曜日朝早く家を出発。9時頃、愛南町一本松に着き、すぐに現場へ。
兄が勤めている病院が、山を切り開き、アボガド農園を作っていて、伐った木材を利用して、ベンチを作ったりする作業を教えて欲しいと、以前から言われていたので、用事を兼ねて里帰りして来ました。後ろの山は、すでに切り開かれたアボガド農園予定地。桜の木や、大きな広葉樹は残しているので、明るい公園のようになっています。周りも緩やかな山で広葉樹が多く、さくらがあちらこちらに咲いて、美しい景色が広がっています。そんな場所で簡易ログスクール。少し老けた生徒さん達でしたが、実力は若い人達をしのぎ、やる気満々。一日弱のスクールでしたが、チェーンソーだけで、製材とベンチ作りを、何とかマスター出来たようです？

実家の庭には、樹齢60年前後になる山桜が満開でした。この頃は秋にも花が咲くので、二度咲き桜として有名なのだそうです。私が帰るのを待っていたように、咲いてくれました。私が、山桜が好きなのは、この桜のせいかもしれません。

昔親父が組んだ石垣が今も健在。今見るとそれ程高くもないけど味わい深い。これがセメントだとどうなんだろう。自然の素材の持つ美しさは、人工物では決して表現出来ない。だから私はなるべく自然に近い形で、素材を使い家を作るのだろう。