今年は、ログハウスオブザイヤーに、香川のM邸でエントリーしています。
南面だけ丸太見出しで、2Fデッキ下には、差しかけ屋根が設けてあり、台風でも丸太には雨が当たりにくい様に設計してあります。
風雨に強い、高地県仕様になっており、100年住宅を目指して作りました。
内部はフルログハウス。外壁は板倉工法の壁なので、器具の収まりも良いので効率的です。
フルログの耐震性はそのままに、メンテナンスも最小で良いので、フルログハウスはメンテナンスが大変と思っている方でもOK。
この家の一番の売りは、素材が何で出来ているか明確な事。
高知の、杉、檜の丸太、杉の板。
断熱材は、杉の皮を、トウモロコシのノリで固めたフォレストボード。
防水シート等は使っているが、最小限だ。
建材を使わないと言う事は、家を建てるにあたり、使うエネルギーは最小のエコハウスと言える。
久しぶりに、「四万十川がたり」を読み直したら、
野村のおんちゃんが、こう書いてあった。
都会におるときは、自分で自分の食べるもんを、こしらえたり、捕まえたりすることがないじゃろ。
流通の途中で何かあったら、食料が手に入らん言う事になるわけやし。
食品には添加物いうもんがはいっちょるけんねえ。都会では好むと好まざるにかかわらず、だいたい体にようない、添加物入りのものを食う言う事になるわねえ。
そういう都会の不安定さやら不透明さやらが、気になって仕方なかった言うちょったわね。
フルログハウス、板倉工法は、自分が、胸を張って良い家と言える作り方。
応援してくれる方が増えて来ているから、頑張るしかない。
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