土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

木と人出会い館に行って来た。

2011年06月20日 09時35分40秒 | Weblog
今日も朝から雨。それも土砂降り。今週一杯は、雨や曇りの天気予報。さすがに乾燥した場所が、恋しくなる。アイビーログニュースを持って、木と人出会い館に行って来た。土佐の、木の建築の状況を聞きながら、今後の方針状況を考える。あまり良い情報は無いが、補助が仕上げ材に適用される事になった事が、少し前向きな情報ではある。私としては、補助が出るから、木の家を建てるなんて、少し違うと思うが、一般の方の興味を引く、一つのツールにはなるかも。でも補助と言うのは、書類仕事が重要となるので、一般の大工さんの建てる家には、降りにくいのが現実。結局、長期優良住宅の補助のように、断熱材をいれるだけで、他は変わらない家となり、大手ハウスメーカーや、工務店の為の補助にならないか、心配ではある。本当に、木の家が良いと言う価値観を作って行かなくては、何時まで経っても、安いから、補助がでるからの方向から、脱出出来ない。そんなことを、塩田館長と話ていたら、あっという間に2時間経っていた。

その折、土佐派の建築士、西森啓史さんが亡くなった事を聞き、ショックを受けた。少し前に安芸で行われた見学会で話をした時は、元気そうだったので、特に驚いた。彼の建築は、土佐派の中でも好きだった。彼の建築がTV出ても、直ぐ分るくらい。かみさんが、土佐派の中で、建てて貰うのであれば、西森さんと言うくらい、洗練された建築は魅力だったので、かえすがえすも残念である。その折、安芸の左官、松本さんも紹介して貰い、今後安芸方面で仕事があればと言う話もさせていただいたのを、覚えている。まだまだ若く、これからという時だったので、高知の木造建築にとっても、損失だ。人は必ず死ぬ。ならば何をすべきなのか?私は丸太を使い、付き合いながら老いて行く、愛される良い家を建て行こう。

アイビーログ工房の公式HPは こちらから

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