ツーリングで本山町へ行った。愛媛に帰る友達を送るのを兼ねて、普通の道を行くのはつまらないので、車の少ない山間の道を通れば、少しは涼しいのではと思いルートを選んだ。朝まだ早く、本山町のカフェ、ミシシッピーはまだ開いておらず、楽しみにしていたオヤジとのトークはお預けに、それじゃ道の駅しかないと思い走っていたら、高知放送の木と人出会い館情報で見た、ぽっちり堂の看板があったので、9時にはまだ開いて無いと思いながら行ったのですが、丁度御主人がおり、簡単なケーキセットで良ければいいですよ。と言ってくれ、途方に暮れていたオヤジ二人はケーキセットを戴く事に。大工さんが建てたにしては、アイデアが各所にあり、左官もアイデアを出して塗っていたので、聞いて見ると、高知市内の大工さんで、友達だとか。左官さんもその知り合いで、土佐清水の方だと聞きました。お任せしていたらこんなにしてくれましたと奥さん。そうなのだと納得した。今の建築が、個性を失ったのは、大工にも責任があるが、多くはコストカットしか言わない施主さんにある。結局半端な、20年~30年持てば良い家しか建たない事になり、しかも思い入れがないので、直ぐ飽きてしまう家になってしまう事が大半。奥さんが、おまかせしていたら、こんなにしてくれました。と言った言葉が印象に残った。結局、建築費も安かったと。
大工さんの事を知っていて信頼関係もあったのでしょう。職人は、任せられれば一生懸命にするものです。人を知る事、信頼する事も、家を建てる人には大事なことだと思います。ツーリング時教訓は、田舎の日曜日、朝早くは、店がしまっています。食事はして行きましょう。
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