土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

日高の鍛冶屋さんに、薪ストーブのバックガードを作ってもらいました。

2010年01月23日 11時34分36秒 | Weblog
薪ストーブのバックガードを、日高の鍛冶屋さん、大野さんにサンプルに作ってもらった。鉄なので重いので、2分割にして運んで入れてもらいました。薄い鉄板に、手打ちした角棒を回して作ってもらった。なかなか大変だったようですが、手作りの味があり良い感じです。壁の保護の必要な方は、世界に一つだけのバックガードを作ってもらったらいかがですか。仕様のリクエストには、ある程度は答えてくれます。大野さんは日高で、親子2代で鍬を作っています。ツリーハウスの金物を、学生達を指導して作ってくれた事もあり、長い付き合いです。注文があればできる物は、作ってくれます。

アイビーログ工房の公式HPは こちらから

さくら動物病院で、FM放送の取材しました。

2010年01月22日 08時36分44秒 | Weblog
先日さくら動物病院で、FMラジオでやっている、アイビーログ工房の番組の取材をしました。久しぶりに行くと、外部は手入れされ、良い感じに馴染んできていました。二階に上がり、休憩室で取材をしたのですが、二階なのに天井が高く、広々として改めて、木で構成された大空間は、気持ち良い事を確認しました。休憩室のテーブルは4メートルの杉板2枚を合わせた、豪快な大きさ。杉のテーブルは、手触りもやさしく、暖かいので話も弾みます。足元は、マスコット犬のナナが噛んだ噛み後が豪快についています。笑っている杉村先生は、やはり動物が好きなのだなと思いました。ナナへの愛情が感じられます。アナウンサーの横山さんが、不思議と動物のへんな臭いがないと驚かれていましたが、これも木の持つ力のせいでしょうか。スタッフの努力もあると思われますが、木の持つ優しい力だと私は思っています。この放送は2月の木曜日朝7時54分の、FM高知、816で流れます。

日本という国は人類の宝。

2010年01月19日 21時43分37秒 | Weblog
新聞に、シンガポール国立大学のキショール・マブハニ院長が、映画おくり人を見て幾度も涙を流した。「こんな感動的な映画に出合ったのは久しぶり」と言う。日本映画は凄いと言っていました。もっともっと日本の文化を知りたいと思うとも。そして最後に、「日本という国は人類の宝」お世辞ではなくそう思う時があると言っていました。私もある部分同感。日本はある意味世界の中では違う国だと感じます。だが意味不明な法律、規制にはうんざり。希望が持てるのは、外国にはない所作の美しさであったり、規制を設ける事による洗練された美しさ。これは日本の四季が明確で、その時々の美しさ、厳しさが作ったものかもしれない。ただ街の建築は混沌として、美しくは感じません。もっと地方の美しさを出したいと何時も思います。軽薄な家はいらない、持続可能な家を建てて来た、日本の建築を取り戻そう。新しい日本の建築を創って行きたい。写真は5年目のツリーハウス。全て木で出来ている。修理しながら長く建ち続ければ良いと思います。大学生達の思い出と共に。

境界線

2010年01月18日 12時41分59秒 | Weblog
わが家のアイビーは、冬でも枯れない種類で、生息範囲をだんだんと広げています。ドッグランがあり、ゴウが歩き回るので、そちらの方へは広がらないでいます。毎日歩く、毎日彼が歩き続け、保たれている境界線です。近頃動物と人との境界が近くなって問題が起こっていますが、畑の手入れをしなくなり、動物が生活圏に入って来てトラブルになっている事を良く聞きます。定期的に手入れする。簡単なことなのですが、中なか出来ません。これからの暮らし、環境を考えると、そうした何気ない事が大切なのかもしれません。

土佐漆喰の未来

2010年01月17日 22時04分51秒 | Weblog
寒い日が続いていましたが、今日は寒さも一休み。写真は室戸のアロエの花。今を盛りに咲き誇っています。室戸近辺は、台風銀座。家の周りに風除けの石積みや、コンクリートの壁で囲っています。昔の家並みが残っている、私の好きな吉良川近辺の壁は土佐漆喰がほとんどです。私の大好きな土佐漆喰の白は、眼に優しい白で他の漆喰と違い、乳白色と言うか、ミルキーホワイトと言うか、何ともいえない白です。知らずに見るとどちらも同じに見えますが、知ってしまうとやはり自然の色。眼に優しい色なのです。雨が下から降ると言われる土佐で、唯一耐えられる自然素材として、近年注目されて来た物です。瀬戸内方面の穏かな気候の地方では、焼き杉の板張りが多いのも地域性があって面白と思います。良いことばかりの土佐漆喰ですが、土佐漆喰の問題は、左官の後継者の育成が出来ていないと言う事です。それと、手間のをかける事による、高級化。昔は一番安く施行出来ていた物が、人件費の高騰により、平方メートルの施行単価が上ってしまう事です。全てを最高の技術で仕上げたいのはやまやまですが、左官の親方と話をしてみると、一部を磨き、後は予算内で仕上げたらといわれました。職人は提案出来る事が大事、お客さんがあっての技術です。できるる範囲でベストを尽くす。この姿勢があれば、技術の継承も出来て行くと思います。