土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

モネの庭。

2014年04月15日 08時35分32秒 | Weblog

モネの庭に久しぶりに行って来ました。春の花が咲き乱れて、春満開でした。池のあたりは特に良い雰囲気でした。水があるとなんとなく落ち着きます。建築家の設計で、水盤や水の流れが良く取り入れられているのは、人間の水に対する憧れを、取り入れているのだと感じました。

お茶を飲んで花の庭へ。広くて花が一杯なのですが、何か足りないと感じました。フランスのモネの庭もそうなのかも知れませんが、通路の道が味気ないと感じます。もう開園して10年以上経つと思いますが、その年月が感じられないのです。花壇は手入れされているのですが、エントリーが開拓地の荒れた道のようで、花壇にそぐわないのです。私だけ感じるのかも。しかし、もったいないので庭を手入れされてる人に、その印象を伝えると、そう言う事は、上の人に言って下さい。との事。親切だし、情熱もありそうな人でしたが、上の人ってどんな人なのかと考えてしまった。スーツを着て、レストランでコーヒーを飲みながら、打ち合わせなんかしつつ、庭を眺めている感じの人を想像してしまった。優秀なスッタッフがいるのにもったいない。モネの庭のまねだけでは、人は来ません。超える事が大事だと思います。日本人の感性を大切に、日本のモネの庭にしてもらいたい。公務員的考えではなく、1人1人が経営者的考えを持てば、あっと言う間に庭は良くなると感じました。私は、700円の入場料が高いと感じました。惜しくないと思える庭にしていただきたい。高知から遠いと感じるのは、何か足りないから。だって職員の人は高知は近いと感じているのですから。魅力があれば、距離は関係ない。

 


記事のタイトルを入力してください(必須)

2014年04月10日 09時03分19秒 | Weblog

土佐山田の写真家、岩崎さん出版の、蔵と桜、に出ている、大栃の枝垂桜を見て来ました。丁度九分咲きで、最高のタイミングで見られた事はラッキーでした。

道路まで垂れた枝を、車も人も、避けながら通るのでしょう。山里のやさしい時間を感じられました。丁度、太子堂の花祭りが行われていたので足を伸ばすと、大きな山桜の大木が目に入りました。

見ごろは少し過ぎていましたが、何か得した感じが。カフェアイビーまで帰って来ると、もう初夏の兆し。桜も、ほとんど残っていませんが、屋根の上のチューリップが、そろそろ咲きそうです。今週末からギャラリーで、小野ストーブさんのアイアンワークス展が始まります。

高知ではあまり目にする事が少ないアイアンワークス展です。皆さん誘い合ってお出でください。もちろん薪ストーブの相談も承ります。


古い道具の手直しと、修理。

2014年04月09日 08時26分08秒 | Weblog

ケヤキの、カケヤ、の柄を、新しく直した。重量があり、女性では、持って歩くのがやっとと言う代物。市販のカケヤでは、丸太組みの建てこみでは、役不足の場合があるので作った物だ。それと古い民家から出て来た、大鋸の錆びヲ落とし柄を付けた。刃を磨いで見たが、まだ錆びが入っていて、あまり切れない。100年以上の年月は、さすがに手ごわい。しかし全部鋼なので、刃を一回落とすぐらい研げばまだ使えるかもしれないと感じる。後4本古い鋸があるが、一応形が面白いので、取っ手をつけ直しています。刃が薄くこちらは、錆びが入り使用はできそうもありませんが、飾りに使おうと思っています。手道具は世代を超えて使えるのは、凄いと思う。だから使う人によっては、いつまでも良い道具となるが、電動工具ではこうは行かない。新しい物が一番。しかし最近の電動工具は複雑になりすぎて、修理が効かず、ゴミになる事も多い。まるで最新のハウスメーカーの家のようだ。長く住み継げる家は、案外手道具のように、人が愛情を持って修理できる家なのだ。アイビーログ工房の家は、ローテクだが最先端の家だと改めて感じる。すぐそばにある素材を使えば、持続可能性が高くなる。地産地消は理にかなっていると、今改めて感じる。

鋸の柄は、手触りの良い杉で作ったが、心地良い感触で、ずーと以前から付けていたかのように、手になじむ。木はやはり良いなーと、改めて感じてしまう。

山北のO邸の刻みも、梁は終了。ポストの製作に取り掛かり始めました。5月初めから中頃には建て込み予定です。


高地城花回廊へ行って来ました。

2014年04月07日 08時57分24秒 | Weblog

高知城花回廊へ行って来ました。追手門から天守閣までの参道に、生け花の各会派が、競って花を生けると言う催しで、今では、高知の春の風物詩となっています。最終日なので見に行かなくてはと、カフェ営業が終了してから出かけました。生け花も良かったのですが、新緑が鮮やかで、そちらも楽しめ、得した感じで参道を回りました。

ライトアップされるので、もう少し暗くなってからの方が花を見るには良かったのかもしれませんが、お城の屋根や、石垣も楽しみながら、春の夕暮れを歩いて来ました。お城を今ある素材で作ると、どんな天然素材で作るかと言う事を、改めて夢想してしまいました。集成材は使わずにと考えると、手に入りやすい丸太の60年~70年の物。強度を考えると丸太のまま使い建てるのが理にかなっている。なんてログのお城を考えたりしてしまった。そういえば、サミット会場になった、カナダのシャトーモンテベーロは、若いビルダーが棟梁で建てたし、やればすぐに可能な事だが、事なかれ主義の法律が邪魔をするのは、目に見えてはいるが、いつか建てて見たいと思いながら散歩を楽しみました。


木槌を作り直しました。

2014年04月04日 08時44分06秒 | Weblog

木槌が壊れたので、作り直しました。少し軽い針葉樹製は、芯なしの材で作りました。

2本作ったのですが、もう一本は、えんじゅの木で作りました。こちらは年輪のはっきり見える、芯持ち材で作りましたが、粘りの有る木なのでそう簡単に割れないと思います。

重量は丁度良いと思って作りましたが、良く使うのは、今の所柾目の軽い槌の方です。木槌の良い所は、鑿を叩いた衝撃が、手に柔らかく伝わり、疲れない事です。長時間使うので、重量は軽めで良いと思いますが、好みなので人それぞれです。

その日の体調にあわせて使うのが良いと思います。手作りの工具は、自分の好みに作れるので、使いやすいし、改良も簡単で楽しい。