道南地方の神社で今年最後のお祭は、北斗市役所の隣のある“有川大神宮”の例祭...。「松前
神楽が奏上されるぞ」と誘われ車を走らせた。例祭は、昨日の宵宮祭から始まり今日が本祭、その
本祭の神事の後神殿入り口に置かれた祭壇で鎮釜湯立式(ちんかまゆたてしき)が行われた。鎮
釜湯立式とは、鎮火祭という火を鎮める神事とのことだが、これも松前神楽の中の神事とのこと...
この後、笛、太鼓、手拍鉦にあわせて最初に “有川大神宮” 宮司が榊舞(さかきまい)を奏上、その
後、二羽散米舞(にわさごまい)、翁舞(おきなまい)などが奏上されていく。道南地方の神社の祭礼
では欠かすことの出来ない松前神楽、昨年、国の重要無形民俗文化財に指定されている。今日は
時間が足りずに最後までみられなかったが、来年は松前神楽三十三座全部見学させてもらおう...
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