今日午後、函館水産高校2年生35名を乗せた北海道教育委員会実習船 「若竹丸」 (692㌧)
が、47日間の長期乗船実習のため函館港を出航...。今年も、新型コロナウイルス感染症の
影響で岸壁での出航式は中止となったが、出航時には実習生が甲板に並び、激しい吹雪模様の中
駆け付けた実習生の家族や関係者約80名の前で全員揃っての敬礼で力強く決意を誓う。「若竹
丸」が岸壁を離れると激しい雪も止み、雲間からの陽射しの激励を受け大海原へと向かった..
今回の実習では、船舶運航に関する実技や生物資源調査、海洋観測、マグロ延縄漁の体験などを
学ぶ..。35名の若者が大海原に向かったが、恐らく船酔いに悩まされ、集団生活に戸惑い、
厳しい訓練に根を上げる日々が続くが、それを乗り越え超えなければ一人前の船乗りとして認め
られない。この47日間は“自分との闘い”になると思うが、帰港する3月12日には心身ともに
逞しい姿になっているはず。そんな成長した彼らを出迎えに行こうかな。ご安航を祈る!!...
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