「万代ふ頭に巡視船が入港したぞ!!」とメールをもらう...。函館港に各地の巡視船が入港
することは珍しいことではないが、老朽化のため引退する巡視船と聞き労いの声を掛けようと
万代ふ頭に向かう。下船する乗組員の方に「“ゆうばり”は解役ですか?」と声を掛けると「4
0年近くも働いた、自分らの大先輩なんですよ」と感謝の言葉を聞き、この後6日には岸壁を
離れ、転籍や転売されることなく函館市内の造船所で解体、スクラップにされるそうだ...
巡視船“ゆうばり”は、38年前の昭和60年に網走海上保安署に配属され、網走を中心とする
極東の海の平和と安全を守ってきた...。全長約68㍍、全幅約8㍍、総トン数325㌧の
中型巡視船で、昨年の知床沖で観光船が沈没した事故では、網走港に停泊中だった“ゆうばり”
は強風などですぐに出航出来なかったことを教訓に、網走海保には“ゆうばり”よりも大型の
巡視船「そらち」(総トン数650㌧)を配備、救助・救急体制を強化されたとのこと...
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