年に一度、管内のアマチュア無線仲間が集まる 「JARL渡島檜山支部大会」 ...。今年は46回
目となる集まりで会場は厚沢部町館町の「地域振興センター」、函館から車で1時間と少しの道程
だが、台風一過の青空と紅葉の始まった中山峠をノンビリとドライブを楽しみながら向かう。会場
には1年ぶりに顔を合わせる青森県支部の皆さんや渡島檜山支部会員など参加者は50名...
(紅葉の始まった中山峠) (支部大会の会場となった「地域振興センター」)
かつて渡島檜山支部では千人を超えていた会員も今では250名、支部大会も200名を超える
会員が集い賑やかな大会だったのだが...。それでも会場に並べられたジャンクを前で情報
交換や昔話を織り交ぜながらの“無線談義”に花を咲かせ大いに盛り上がっていた。支部長や
来賓の挨拶のあとコンテストの表彰、事業・会計報告、休憩時間を利用して参加者皆さんでの
記念撮影、最後はモービル無線機の当たる抽選会など楽しい一時を過ごさせてもらった...
( ※ 小さな写真4枚は左クリックで拡大する。)
(台風を避け函館港に停泊する海洋研究開発機構(JAMSTEC)所属の海底広域研究船「かいめい」)
「ハギビス(Hagibis)」の名前を持つ “台風19号”...。フィリピンが提案した名称で「すばやい」
という意味の言葉が由来のようだが、「すばやい」どころかとんでもない台風だ。明日12日、強い
勢力を維持したまま東海又は関東に上陸、首都圏直撃が現実味を帯びてきた。交通機関は全面
的に運行の取りやめを決めたようだが、なんとか最小限の被害で過ぎ去るのを祈るのみ。 函館
港には、台風を避けて船舶が大小30隻余り停泊、その中に海底広域研究船「かいめい」も...
好天に恵まれての日曜日、一足早く紅葉見物を兼ねてと“横津岳”(1167m)登山に...。ここ
暫く山歩きはご無沙汰だったこともあり「歩けるかなあ」と不安を抱きながら、8合目の駐車場
に車を置く。ゲートを越えると紅葉が迎えてくれるはずなのだが、枯れ葉が多く紅葉は終わっ
た感じで、先を歩いていたハイカーも 「今年は暑い日が続いたので紅葉は 遅いと思ってき
たのだが」と残念そう。しかし、わずかに残る色づいた木々は秋の深まりを教えてくれる...
登山道をノンビリと頂上に向かって歩いていくと、山頂の雲行きが怪しい...。冷たい風に乗
ってどんどん雲が湧き上がり、山頂にある航空局レーダードームが雲に覆われ見えなくなっ
ていく。山頂は雲の中で見通しもきかず早々に引き上げてきたが、下に戻るとドームが顔を出
す。何と意地悪なこと...。“横津岳” の秋はこれからと思っていたが、雲井の沼のスイレン
もなく、道端に咲いているはずのリンドウも終わっていた。まもなく“横津岳”にも初冠雪が...
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)
台風崩れの低気圧が通過して、昨日と空気が一変冷たい北風が吹き付ける函館港にクルーズ客
船“飛鳥Ⅱ”(50,149トン)が入港...。“飛鳥Ⅱ”は、名古屋、横浜港から約1千人ほどの乗客を乗せ
「爽秋の仙台・函館クルーズ」で仙台港を経由しての寄港予定だったが、台風の影響を受け仙台港
を抜港し予定を繰り上げての入港。乗客の皆さんは船内に2日間拘束され、44時間ぶりに上陸...
“飛鳥Ⅱ”は、今年も5月以降8回の寄港を数えたが、8月21日の寄港が平成4年初代「飛鳥」
の初寄港から“飛鳥クルーズ”による寄港が100目を迎え、函館市民にとってはお馴染みの客
船...。さて、来年は真っ白な船体を何度見せてくれるかな。出港は午後10時と遅かったが、
市民50人ほどが集まり“飛鳥Ⅱ”の安全航海を祈りながら、函館名物「イカ踊り」で見送る...
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)
台風18号から変わった温帯低気圧の影響で、明け方激しい雨に見舞われたが、お陰で函館では
さほどの影響はなかったようだ...。その台風が連れてきた暖かい空気で気温が上昇、1ヶ月ほど
前に季節が遡るという異変に身体が付いていけない。道立函館美術館前の“ナナカマド”も赤く色づ
き、秋到来を知らせてくれているが、さすがにこの季節外れの暖かさにはビックリしているかも...
今朝早く秋晴れの函館港にクルーズ客船“MSCスプリンディダ”(137,936トン)が入港...。先
週も寄港予定だったが、台風17号に邪魔され寄港をキャンセルして 函館港をスルーした。そ
のお返しなのか、今日の函館は風もなく 秋晴れの真っ青な青空、しかも季節外れの暖かさに
約3千人の乗客の皆さんは用意された貸切バスに乗り込み、函館観光を楽しまれたようだ...
出港は午後5時、幼稚園児が「イカ踊り」で見送ると聞き、再びふ頭に向かう...。“MSC
スプリンディダ”は高さ67mの18階建て、乗客の皆さんはその最上階から鈴なりで見下
ろしし、幼稚園児の元気な「イカ踊り」に手拍子と大きな声での声援も聞こえる。午後5時、
“MSCスプリンディダ” は大きな汽笛を鳴らし、夕陽に向かって函館港を離れていく...
( ※ 小さな写真4枚は左クリックで拡大する。)