我が家の近くの“小さなお花畑”にあるサクラの木...。名残のサクラがひらりと花びらを落とし
ているのを眺めていると、スズメが「チュンチュン」とけたたましく鳴きながら枝を跳びはね鬼
ごっこ。どうも雄スズメが雌スズメにプロポーズをしている様子に「春はスズメも“恋の季節”かな
?」とレンズを向けると、警戒心もなく交尾を始める...。スズメの繁殖期は春から夏で、5,6個
の卵を産み2週間ほどで孵化するそうだ。それにしても、スズメの巣って見たことないなあ...
新型コロナウイルス感染拡大防止のため五稜郭公園郭内(堀の内側)への“立入禁止”が今日、
12日ぶりに解除された...。4月26日に函館でのサクラの開花が発表され、桜花爛漫咲き誇る
桜を眺めての願いは、29日から郭内への“立入禁止”で今年は外堀からの花見となっていた...
早速、“立入禁止”解除となった五稜郭公園にカメラ片手にウォーキング...。さすがに満開に
咲き誇っていたサクラも花は散り葉ザクラ状態、それでも売店前にある枝垂れ桜が満開、「見
頃だよ」と手招きしているかのように風に揺られていた。“立入禁止”が解除になったとはいえ観
光客の姿はなく、外出自粛で散策を楽しむ市民もまばらとあって少し寂しい。フジやツツジとい
った初夏の花が咲くまでに非常事態宣言も解除され、多くの市民が訪れることを願いたい...
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5月の半ばを迎え五稜郭公園のサクラも葉桜に終わりつつあるが、すぐ傍を流れる「亀田川」
沿いにはこれから咲く八重桜も多く、まだまだ楽しめる...。そんな中に、五稜郭橋と田家橋
の間の川沿いにある3,40本もの“しだれ桜”が満開、見ごろを迎えている。橋の上から眺める
とピンク色のこんもりした小山のようにも見えるサクラに目を奪われ、つい足を運んでしまう...
毎年、サクラの時期は亀田川沿いをウォーキングで楽しませてもらっていたが、この場所にこれ
ほどの“しだれ桜”の存在を気づかなかった...。訪ねてみると、平成の始めに青年会議所のメ
ンバーが「ラブリバー亀田川」運動の一環で川沿いにサクラの木を植樹したとのこと。このサク
ラがそれかは定かでないが、仮にそうだとすると樹齢約30年、北斗市・法亀寺の樹齢300年
の“しだれ桜”に遠く及ばないものの、後10年、20年後この“しだれ桜”の成長が楽しみだ...
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新型コロナウイルスの感染拡大による非常事態宣言に伴う外出自粛の中での5連休...。その
終わりに合わせるかのように、五稜郭公園のサクラも終わりを迎え、今日は散りザクラが春の風
情を楽しませてくれている。お濠に散ったサクラの花びらが連なって流れる “花筏(はないかだ)”
...。中央図書館側から西風に乗って裏門橋の方向に水面をピンクに染めながら流れていく...
「サクラは散ってからでも楽しめる“花筏”」といわれているが、“花筏”とは水面に散った花び
らが連なって流れているのを「筏」に例えた言葉...。今年は郭内への立ち入り禁止で、土塁
からのサクラの眺めを楽しむことは出来なかったが、11日からは立ち入り禁止も解除されそ
うなので、まもなく咲くツツジやフジといった初夏の花々を身近に楽しむことが出来そうだ...
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匠の森公園から北斗市清川の函館湾を見下ろす高台にある“松前藩戸切地陣屋跡”に...。こ
の陣屋は、箱館港の開港にともない幕府は蝦夷地防衛のため松前藩に構築させたものだが、現
在は国指定文化財として管理されており、春になると約800mにもわたる桜並木が満開のサク
ラのトンネルに変わる。しかし、今年は新型コロナウイルスの影響から「陣屋桜まつり」も中止...
それでも陣屋跡に繋がる300本余りのサクラは満開...。好天に誘われ外出自粛中とはいえ、カ
メラマンや家族連れ、若いカップルなど例年ほどではないものの車が次から次と入ってくる。陣屋
跡では毎年サクラ見物を楽しませてもらうが、自然相手とあってなかなか満開時にサクラの下を
歩くことはなかったが、今年はちょうど見頃とあって大満足。この後の、散りザクラも絶景とか...
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「春の妖精」といわれるカタクリの群生地として知られている北斗市・匠の森公園...。残念なが
ら今年はカタクリの花を愛でることは出来なかったが、そろそろ“シラネアオイ”が花を咲かせてい
るのでは、と車を走らせた。森は小鳥の囀りは聞こえるものの静寂そのもの、そんな中に20cm
ほどの高さに薄紫色の“シラネアオイ”の花があちこちに咲き乱れている。大きな花びらを持つ大
輪の花の華やかで美しい姿にはほれぼれとさせられ、いつまで見ていても飽きることがない...
ところで、匠の森公園に向かう途中、市渡小学校のちょうど裏手に春の花々に囲まれるように
神社がある...。神社は「三吉神社」といい、鳥居の下にある案内板を見ると、創建の由来は
秋田市にある「太平山三吉神社」と伝えられており、推測するにこの地域に秋田から移り住ん
だ人達が建てられたのかも知れない。地元では「さんきちさん」の愛称で親しまれているとか...
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5連休も外出自粛とあっては楽しみ半減だが、幸い天候にも恵まれたことだし3蜜を守りながら
と、少しだけ早起きをして香雪園に足を延ばす...。香雪園もサクラは満開、春の花も咲き誇
り、まさに“春爛漫”。香雪園といえば秋の紅葉の名所として知られ、ツアーで大勢の観光客を
呼んでくれるが、春のサクラも素晴らしい。満開のサクラを見上げながら散策を楽しんできた...
ところで、香雪園は市街地に隣接しているが、自然と触れ合える公園でもある。四季を通して
エゾリスが園内を走り回り、夏には蛍が飛び、多彩な樹木には多くの野鳥も姿を見せてくれ
る。この時期、メジロ、オオルリ、シメ、ヒヨドリなど野鳥が飛び回り、今日もカメラを手にした
15,6人が右に左にと鳥たちを追いかけている。集団の後ろからサクラの花を啄む野鳥を
ウォッチング。訪ねると「ニユウナイスズメ」といって、春から夏にかけて姿を見せるそうだ...
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今日も最高気温が20℃を超え、蒸し暑さを感じる一日だったが、折角の満開のサクラも曇
り空にはちょっと冴えない...。その満開のサクラが見ごろを迎えている梁川公園の一角
に、旧幕府海軍副総裁で、幕末から明治にかけて活躍した“榎本武揚”の像が建っている。
何故この場所に“榎本武揚”が?...、調べてみると榎本武揚の俳号である梁川(りょう
せん)にちなんで、市民有志がここ梁川(やながわ)公園に平成24年(2012)建立した...
“榎本武揚之像”が建つ梁川公園はそれほど大きな公園ではないが、子ども達が遊びながら交通
ルールを学べる「交通公園」が併設され、園内には春のサクラから、つつじ、ライラックなどの花々
を、また秋には紅葉も楽め市民の憩いの場となっている。銅像の上に咲くサクラの花が見頃...
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函館市民から「八幡さん」の愛称で親しまれ、初詣や例大祭には多くの参拝客が訪れる市民
の守り神、「函館八幡宮」...。毎年、隠れたサクラスポットと勝手に決め込み、花見を楽しま
せてもらっているが、今年も「散らないうちに!!」と今朝少しだけ早起きをして車を走らせた...
100段余りある階段を登り、 本殿から左手の裏参道に沿っての サクラ並木”...。ちょう
ど満開でボリューム感一杯のサクラの花に“石灯籠”と鳥居との組合せが最高。まだ花は
散る様子はないが、明日は雨の予報でサクラのピークも後2,3日。ひと風吹き出すと散
りザクラに変わりそうだが、風に舞う花びらと“石灯籠”これも風情があるかも知れない...
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