前回からの続きです。
邇邇芸命は妹の木花之佐久夜毘売だけを残して
お姉さんである石長比売を返してしまいました。
石長比売は、あまりよろしくない姿であったのですけども…
ここからは少し古事記から離れます。
と、言うのも地域の伝承だからです。
追い返された石長比売、家にたどり着く。
なんで自分だけ帰されたのかわかりません。
そりゃ、よくわかりませんね。
なぜならその当時、鏡なんてないからです。
自分の顔なんて見たことない。
しかし、妹の顔は毎日見てますね。
ですから、木花之佐久夜毘売の顔は見てますし、自分の妹ですから
自分の妹は美しい顔だわ、私は姉なのだから似た様な感じよね
とか思ってるわけです。
それが、どっからかわかりませんけど鏡を調達してきます。
それで恐る恐る覗いて見ました。
『な、なんじゃこりゃ〜!』
石長比売はショックで鏡を投げてしまいます。
その鏡がジュルルル〜!
ソン、ソソソソン…
と、落ちた。
その落ちた場所が宮崎県西都市にある銀鏡神社(しろみじんじゃ)です。
話によると、うすら寂しい神社らしいですが…
インターネットで見れるらしいです。
どっからどう通っても、随分時間がかかる場所にあるみたいですね。
かたや木花之佐久夜毘売を祀る神社もあります。
それは華やかで、綺麗な神社です。
妹はあんないい感じで、お姉さん酷い目に…
これですね…
逆から見ても同じですね。
妹である木花之佐久夜毘売も自分の顔なんて見たことないわけですよ。
けど、毎日お姉さんの顔は見てます。
だから
まぁ、私もあんな感じなのね…
とにかく姉妹共に、自分達が美しいのか醜いのかわからないんです。
いやはや鏡と言うのは、人を不幸にしてしまうのでしょうかね?
もし、世界中に鏡がなければ…
鏡があれば自分の姿なんて気にもしないのですから、みんな頭ボサボサでも気にもなりません。
ただ、鏡があれば自分を知ることは出来ます。
このお話は、私が考えますに鏡と言う話になってるけども…
自らを知りなさい
そんなことなんじゃないかなと思います。
鏡は自らを写すものです。
人は自らの姿を知らない。
知らないからこそ身に合わない事をやる。
逆に言えば、人にはその人にしかない才能もある。
それを知りなさい!
そんな事じゃないかな?
とか思います。
現在の自分をよく見て、それを知りなさい。
自分自身に出来る事はなんなのか?
今の自分は正しいのか?
身に合わない事をやれば、それを守る為に人は保身に走り本来の目的から離れてしまう。
そう感じてしまいます。
そして、この石長比売との関わりが皇統に影響を与えてしまう事になるのです。
ブスを蔑ろにすると、えらい事に…
それは次回に続きます。
邇邇芸命は妹の木花之佐久夜毘売だけを残して
お姉さんである石長比売を返してしまいました。
石長比売は、あまりよろしくない姿であったのですけども…
鏡が…
ここからは少し古事記から離れます。
と、言うのも地域の伝承だからです。
追い返された石長比売、家にたどり着く。
なんで自分だけ帰されたのかわかりません。
そりゃ、よくわかりませんね。
なぜならその当時、鏡なんてないからです。
自分の顔なんて見たことない。
しかし、妹の顔は毎日見てますね。
ですから、木花之佐久夜毘売の顔は見てますし、自分の妹ですから
自分の妹は美しい顔だわ、私は姉なのだから似た様な感じよね
とか思ってるわけです。
それが、どっからかわかりませんけど鏡を調達してきます。
それで恐る恐る覗いて見ました。
『な、なんじゃこりゃ〜!』
石長比売はショックで鏡を投げてしまいます。
その鏡がジュルルル〜!
ソン、ソソソソン…
と、落ちた。
その落ちた場所が宮崎県西都市にある銀鏡神社(しろみじんじゃ)です。
話によると、うすら寂しい神社らしいですが…
インターネットで見れるらしいです。
どっからどう通っても、随分時間がかかる場所にあるみたいですね。
かたや木花之佐久夜毘売を祀る神社もあります。
それは華やかで、綺麗な神社です。
妹はあんないい感じで、お姉さん酷い目に…
これですね…
逆から見ても同じですね。
妹である木花之佐久夜毘売も自分の顔なんて見たことないわけですよ。
けど、毎日お姉さんの顔は見てます。
だから
まぁ、私もあんな感じなのね…
とにかく姉妹共に、自分達が美しいのか醜いのかわからないんです。
いやはや鏡と言うのは、人を不幸にしてしまうのでしょうかね?
もし、世界中に鏡がなければ…
鏡があれば自分の姿なんて気にもしないのですから、みんな頭ボサボサでも気にもなりません。
ただ、鏡があれば自分を知ることは出来ます。
自らを知る
このお話は、私が考えますに鏡と言う話になってるけども…
自らを知りなさい
そんなことなんじゃないかなと思います。
鏡は自らを写すものです。
人は自らの姿を知らない。
知らないからこそ身に合わない事をやる。
逆に言えば、人にはその人にしかない才能もある。
それを知りなさい!
そんな事じゃないかな?
とか思います。
現在の自分をよく見て、それを知りなさい。
自分自身に出来る事はなんなのか?
今の自分は正しいのか?
身に合わない事をやれば、それを守る為に人は保身に走り本来の目的から離れてしまう。
そう感じてしまいます。
そして、この石長比売との関わりが皇統に影響を与えてしまう事になるのです。
ブスを蔑ろにすると、えらい事に…
それは次回に続きます。