日本のワクチン接種も随分と進みました。
気がつけば接種スピードは世界でもトップクラスです。
新型コロナウィルスのワクチンは2回接種する事になっていますが、1回目の接種も国民の6割が接種すれば急速に感染者は減って行くでしょう。
予測では9月には国民の凡そ8割は1回目の接種が終わると見られていますから、後は日常を取り戻す事になると思われます。
その中にあって、最近は随分少なくなったと思われるワクチンに対するデマ、嘘、思い込みです。
しかし未だに散見するしだいです。
ハッキリ言って打つか打たないかは本人の自由ですから勝手にすればよろしい。
けれど事実を捻じ曲げてまで『反ワクチン』に走る方は一体何を見ているのか?
そのように思います。
もう丸で呪詛の如く、妄言をネット上に撒き散らし、見ていて心配になるほどです。
マイクロチップが仕込まれてる!
不妊になる!
人口調整しようとしている!
まぁ、荒唐無稽極まりない。
現実にワクチンがそこにあるのですから、そんなもんが入ってるなら見せて欲しいですけど、無理なんですかね?
また接種後に何人死亡!と言うのも実にセンセーショナルですけども、ワクチン由来の死亡者は我が国にはいません。
厚生労働省の発表する『ワクチンによる死亡未判定』みたいな言葉尻を曲解してワクチンは危ないんだ!と言う人も実に滑稽ですね。
ワクチンによる副反応としての死亡は全くのゼロではないと言うだけの話しです。
今わかっているのは、アデノウィルスベクターワクチンに関して『1000万人に1人』ぐらいの割合で血栓症が起きる事です。
しかしmRNAワクチンでの副反応による死亡者は我が国には一人もいません。
ではゼロではないとは何なのか?
それは0.1%考えられるとしたら、99.9%
違っても『ゼロではない』と言う話しですね。
天文学的数字で否定しても、厚労省の表現はこの様な曖昧なもので誤解を招くのですが、アメリカ等は接種による死者はないとハッキリ表現するのでわかりやすいです。
不妊になると言う話もmRNAワクチンでは到底考えられません。
遺伝子操作により作られたワクチンですが、RNAは非常に脆弱で脆いのです。
だから体内に入っても、1週間もすれば無くなってしまいます。
だから−70℃なる低温で保存しなければならないのです。
この遺伝子操作にどうしても引っかかる人がいますが、従来の不活化ワクチンでも同じ様なものです。
擬似ウィルスを体内に入れ、それにより抗体が出来て免疫を獲得するのです。
不活化ワクチンでも毒性を弱めるのですから同様なもんです。
そもそも、敗戦後の我が国の復興、経済成長、先進国としての歩みにワクチンは欠かせないファクターでした。
ワクチン接種をする事により、不衛生な戦後を乗り切り、急速に感染症を克服したればこその経済成長です。
国民が疫病でバタバタ死んでいては復興も経済もあったもんじゃない。
1990年頃までは日本はワクチン大国であったのです。
海外にワクチンを輸出するほどでした。
それが反ワクチン団体により殊更『副作用』を煽って、国は裁判にことごとく敗訴し、遂に任意接種となりました。
その結果非常に感染症に脆弱な国家に成り果てたのです。
そして近年ではHPVヒトパピローマウィルスワクチンで大惨事を招いています。
つまりは子宮頸がんワクチンです。
これを、阻害する事に成功してしまった。
結果は年間に数千人に及ぶ子宮頸がん死者を出す事になりました。
ある女性の手記にはこうあります。
『私は子宮頸がんになった。まだ幼い息子を残し、末期の子宮頸がんになった。あの時、ワクチンを打っていれば...この幼い息子と後どれぐらい過ごせるのか』
結婚し、母となり、その喜びの中、末期の子宮頸がんを患い幼子を残し死を迎えるのです。
ワクチンを打っていれば、或いはこの悲劇を避ける事が出来たのかもしれません。
ワクチンには副作用はあります。
そのリスクは充分理解しなければなりません。
しかし、そのワクチンによるメリットをしっかりと評価できなければ単なるバカの反科学でしかありません。
mRNAワクチンなどはその成分、仕組みから考えれば『呪詛』の言葉など浮かぶはずはありません。
例えば、さざ波程度でさえ手立てをしなければ相当数の人間が死にます。
約2%が死亡する事は解っているのですから
人口から考えれば200万人程度は死亡します。
集団免疫を獲得するには、国民の60%以上が抗体を持たねばなりませんから集団免疫を獲得するまで国民が感染しなければならないとしたら、それは目も当てられない大カタストロフィです。
またこのさざ波のままでも、ずっと続いていけば相変わらずの自粛なるものをやらねばならず、経済的ダメージばかりで結局自殺者を大量に出す始末です。
例えばコロナウィルスに罹患し、重症肺炎などになれば、後に後遺症に苦しむ事になります。
そうなれば社会復帰など出来ずに、社会保障によって生きなければなりません。
つまりは生活保護や障害年金で生きなければならないのです。
その場合の税による国民の負担はいかばかりか?
更に感染症予防法により、コロナウィルスによる医療費も国費ですから長引けば長引く程に国民への負担は大きくなります。
ワクチンを接種すれば、自分自身だけではなく周りへの感染も減らす事になるのです。
また選挙の日程も見えてきた事から、特定野党、反日人種の人々は必死です。
最短の日程で行けば、9月5日にパラリンピックが終わり、すぐさま国会招集。
大型の補正予算を組み、解散、28日告示。
10月10日投開票と言う流れです。
28日は大安、10日は先勝と選挙のゲン担ぎにも良い。
ここで反日人種特定野党が勝機を見出すならば、オリパラ中止、ワクチン接種の遅れ、更なる感染爆発です。
ですが、ご承知の通りワクチン接種はサクサクと進み、この先『さざ波』どころか『凪』程度になります。
こんな政治的思惑が横行する中で反科学のバカを晒して、ありもしないデマに流されて自らの大切な人、我が民族同胞を危険に晒すなどは、利敵行為でしかありません。
太上天皇陛下、皇太后陛下、今上陛下、皇后陛下も接種あそばされる
今般のワクチンを
私は臣民として、その大御心に沿って
謹んで接種し愛する我が民族同胞の命をまもりたい
その様に考えます。
皆さんはいかがお考えになりますか?