犬神スケキヨ~さざれ石

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

古事記を摘んで日本を知る50

2017-09-29 22:30:05 | 古事記
またまた暫くぶりのアップです。

今回は国家『君が代』について話してみたいと思います。

これ、以前にもこの地味ブログでも話しました。

君が代は壮大なラブソングです。

君はあなた
きは男、伊邪那岐命
みは女、伊邪那美命

男と女がいて新しい命が生まれ
生まれた命がまた新たな命を生む

そんな世が千代に八千代に続く

あなたがいて私は生きている
そんな世がさざれ石が岩をとなるまで

命が命を生み、命が命を育む
そんな世が千代に八千代にさざれ石の巌となりて
そこに苔生すまで

こんな感じです。

しかし、これだけではないのです。

これを今回は少し違う角度から話してみたいと思います。


石長比売


我々の中心である天皇陛下。
何故、神の末裔である天皇陛下に寿命があるのか?

それは

邇邇芸命が石長比売という不美人を蔑ろにした結果、石長比売の呪いにより寿命が与えられ、以降神の末裔には寿命があるのです。
と、いう話はしましたね。

国家君が代は五七五七七。

これは和歌の形式です。

元々これは『古今和歌集』に収録されていた和歌です。

非常に古い千百年前の和歌です。

そもそもは祝い歌です。

自らが尊敬する、尊い方の健康や長寿を願う祝い歌です。

しかし、これを国家としての側面から見れば

君は天皇

そういう意味を持ちます。

我々民を宝とする、現人神である天皇陛下がお元気で長生きして欲しい。

それを願う祝い歌という意味も持ちます。

時間を例えるには色んな表現がありますね。
新芽が出て、それが伸びて大きくなり、やがて縄文杉の様な大木になる。

一滴の雫が徐々に集まり小川となり、やがて大河となって海に注ぐ。

しかし、この和歌では『岩』を用いて表現しています。

『千代に八千代に』て、どれぐらいの時間なんでしょうか?

小さな礫や石が集まり、それが岩になる。
どれぐらいの時間が必要でしょう?

更にその岩に苔がびっしりと生える。

其れ程の長い時間、天皇陛下には元気でいて欲しい...
それを岩で現しているのです。

天皇の御命を『長く』と例えるなら、やはりなんです。

天皇の御命を短くしている、つまり寿命があるのは岩の神の霊力に守られていないからなんです。

邇邇芸命が嫌って石長比売を蔑ろにした。

だから岩の神の霊力に守られていない。

岩の神の霊力は寿命に関わるのです。

ですから天皇陛下には、少しでも岩の神の霊力がその御身に注ぎますように!
天皇陛下の御命が少しでも長くなりますように。
そんな国民からの願いでもあるのです。

古事記を見ても、重要な場面では和歌を詠みますね。

天皇陛下もよく和歌を詠まれます。

国民一人一人の幸せを祈り和歌を詠まれます。

五七五七七

このリズムは神に直結するリズムなのではないでしょうか?

天皇は和歌を通じて祈り上げる。

明治天皇は生涯に十万首の和歌を詠まれたとか。

生涯三万日。

どうやって十万首もの和歌を詠まれたのでしょうか...

それは一日に何首も詠まれ、和歌を詠む事で国民の幸せを祈り上げるのです。

天皇陛下が和歌を以て、我々民の幸せを祈り上げて頂くならば、我々民は天皇陛下の長寿健康を和歌を用いてお祈りする

だから『君が代』は五七五七七。

そして岩の神の例えが示されている。

これが国家君が代の、もう一つの意味です。

そう考えれば、我々民は天皇陛下へ何もお返しできないのです。

ですから国家『君が代』は我々臣民が唯一天皇陛下に恩返し出来る手段なのかもしれません。

毎日、毎日、我々民の為にお祈り頂いているのだけれど、その天皇陛下に我々は何か恩返し出来るのか?
そう考えると、何の手段もないのです。

ただ一つ恩返しが出来るなら、それは
君が代を歌うこと

そう考えれば『君が代』を歌う事は義務や強制などではありません。

これは天皇陛下へ唯一恩返しする手段。

つまり、これは

我々の権利

君が代を歌うことぐらいしか、我々には陛下に報いる手段がないのです。

だから、これを強制だの義務だの言うバカは日本人ではないのでしょう。

邇邇芸命は石長比売を蔑ろにしてしまい、後の世の神の末裔は寿命を持ってしまった。

しかし『君が代』を歌う事で石長比売にも、その霊力をほんの少しでもいいから分けて頂く。

君が代を歌うことで石長比売に民の願いが届き、ほんの少しだけれども、その霊力が降り注ぐのだとイメージして歌う。

我々にはそれぐらいしか出来ないのです。

君が代を歌う事。

これは我々が天皇陛下の恩に報いる権利です。

古事記を摘んで日本を知る49

2017-09-12 06:30:03 | 古事記
超〜久しぶりの古事記です!

前回はブスの呪いで神に寿命が出来たと言う話しをいたしましたね。

では今回はそこから派生して話してみようと思います。

当たり前と言えば当たり前の話しなんですよ。

現人神


現人神(あらひとがみ)

現人神とは?
もちろん天皇陛下の事ですね。

我々は敗戦後の教育を受けて来ましたね。

で、その敗戦後教育で教え込まれたのは

戦前の天皇は神だった

その様に習いました。

いや、習った訳ではありません。
いつの間にやら、そう刷り込まれたのです。

ことは恐ろしいもので、習ったならば例えば『小学校3年生の二学期だったかな...』とか覚えているものなのです。

ところが、いつの間にやら刷り込まれた事は、いつ刷り込まれたのかわからないのです。
だから『天皇は神だった』といつ刷り込まれたのかわかりません。

しかし戦前の日本人で天皇が神だなんて思ってた人なんかいませんよ!

遡っても平安時代だって、安土桃山時代だって、江戸時代だって天皇がホンモノの神だなんて思ってた人はいません。

そんなもん当たり前で、天皇がホンモノの神だなんて思ってるわけないですよ。

天皇は人です!


んなこたぁ、当ったり前の事ですよ!

現人神ということはです。

そんなもん神だったなら『神』て言うでしょうよ!

天皇は人です。
しかし、神としての性質を持ったままの人ということなんです。
これが天皇であり現人神という意味です。

邇邇芸命のはチョット、いやまあまあ、いやいやかなりブスな石長比売の呪いで寿命が与えられてしまいましたね。
その末裔が初代神武天皇ですね。

邇邇芸命は天孫、つまり天照大御神の孫です。
だから邇邇芸命は神です。
神に寿命はありません。
ところがブスの呪いで寿命が与えられた。

神だが寿命がある。

つまりこの末裔の天皇は現人神ということですな。

ですから
天皇は神だったは大嘘ですね。

これは戦前の日本を異常な状態だったと叩くために、反日左翼が言い出した話しです。

昔、天皇は神だった!そして人間宣言した!

そんな大嘘を喧伝したんです。

昭和天皇人間宣言!
そんなもんは存在しませんよ!

『私は昨日までは神でした、今日から人です』
なんて昭和天皇が仰いましたか?
んなことは言ってませんよ。

あんなもんはアホの左翼が言い出した話し。
『昔、天皇は神だったが今はただの象徴だ!』
そんなアホな事を言いたいが為の大嘘です。

だいたい天皇が神なんて誰も思ってませんから!

戦前も戦後も天皇は人ですよ!

神なわけないでしょ!

人なんですよ!人なんやけど神の性質を保持したままの人て事ですよ。

神に一番近い人

それが天皇陛下なんですよ!

その神に一番近い、神の性質を保持した人の大切な宝物。

それが我々なんです。

それを大御宝(おほみたから)

それから大政奉還ですがね。

何だか武士が政をやっていたが、その政を朝廷にお返しするなんて思われてます。

いや、確かにそうなんですが、しかしその意味はもっと深い。

権力者、この場合は徳川幕府は民を天皇からお預かりしているのです。
お預かりしている民が苦しまず、飢えずに過ごせる様に国を運営しなければならない。

これが(まつりごと)の本来の意味です。

では大政奉還とは何なのか?

天皇からお預かりしていた大御宝を天皇にお返しする

それが大政奉還の真実ですよ。

せずんば止まず

2017-09-03 12:00:46 | 草莽崛起
またまた久しぶりのアップになります。

シリーズの古事記も大日本帝国の国家戦略も、随分と放ったらかしになっておりますが...
そちらも今後アップしていきますのでよろしくお願いします。

今回は少し自分なりに考えた事柄について話してみようと思います。

曇った目を見開こう


先日の事。

SNS上で『YES高須クリニック』で同じみ、高須院長をハゲの有田芳生がナチスと繋げて誹謗中傷すると言う事がありました。

この事を見ても我々は、いやもっと言うならば人類の目は曇ってしまっているのではないか?
そう思います。


高須院長の話しは、当時のナチスやヒトラーの功罪を冷静に見ている訳です。

悪魔の様なヒトラーも功罪ある訳です。

我々は敗戦後教育の中でヒトラーやナチスはと教えられて来ました。

それは確かにその様な側面がある。

ナチスやヒトラーを悪魔の様な存在にしてしまったのは、むしろ戦後の事です。

我々日本人はこの戦後の喧伝に迷わされる事なく功罪両面を冷静に、ある種冷徹に分析し事実を見なければなりません。

それは歴史から学ぶと言う賢者の振る舞いでもある訳です。

いや、もっと言うならば歴史の事実は
人類共通の財産

そういう事です。

我々はナチスも無く、ヒトラーも居らず、ユダヤ人への迫害も行なっていません。
其れらを反省したり悔いたりするのはそれを選んだドイツ人がやれば良い。
それを非難するならドイツ人に言ってやれば良いのです。

功罪を冷静に見て考える事を非難し、誹謗中傷するなどは全くの間違いです。

そもそもヒトラーを生んだのは、国民が望んだからであり、ユダヤ人への迫害もヨーロッパ全体が望んだ事です。

ナチ党があり、ヒトラーは途中から加わった、しかしその演説の才能を買われて頭角を現したのです。

ナチ党など吹けば飛ぶような弱小政党でしかなかった。
ヒトラーは『我が闘争』に書いた事を実行したに過ぎません。
あの『我が闘争』は現代で言えばマニフェストの様なものです。
戦時賠償に喘ぎ、疲弊仕切ったドイツを再び強国にして、世界一優秀なドイツ人が世界を支配するのだ!

有色人種、ユダヤ人、ロマ人、共産主義を排斥しアーリアの純血を守る!

ユダヤ人に関し、キリスト教徒の多いヨーロッパの人々は嫌悪していたのです。
その歴史は長いのです。シェークスピアの『ベニスの商人』にもあるのです。

だからヒトラーがユダヤ人を攻撃、迫害する事はヨーロッパの人々には受け入れられたのです。

1935年、ナチ党はニュルンベルク法を制定するとユダヤ人の社会的地位を奪う事を堂々とやったけれど、この政策はドイツ国民だけでなくヨーロッパ諸外国にも好評だったのです。

第一次世界大戦後、軍備の制限をされていたドイツでしたが、ヒトラーはこれを無視して軍備拡張を行なったのです。
それをフランスもイギリスも事実上黙認。
それはドイツに対する厳し過ぎる要求への後ろめたさもあったのかもわかりません。
しかしユダヤ人への政策が国民には好評であった事が要因であったのは間違いないのです。

ナチスのユダヤ人迫害が騒がれたのは戦後

これが事実です。

要するにヒトラーが負けたからです。

戦後はユダヤ人達は世界中でグローバルな戦略を展開し、マスコミ、金融を動かし自分達の地位を確立してきました。
アメリカがイスラエルを擁護するのは、アメリカの金融システムなどユダヤ人無しには成り立たないからです。
言い換えれば
アメリカ経済はユダヤ人無しには成り立たない

迫害された者の地位が低いというのは間違い。

長年流浪し世界中に散らばりながらも生き抜いて来た民族が弱いはずはありません。
そういう不遇な民はどうすれば自らの地位を守り、自らの存在を守れるかをよく知っています。

第一次世界大戦の敗北、世界恐慌の影響で疲弊仕切ったドイツ。
戦時賠償などの支払いの為に緊縮財政を行う政府。
ハイパーインフレ後のドイツは実はデフレ経済に陥っていたのです。
しかし、当時のドイツ政府は緊縮財政をしていたのです。

480万人とも言われる失業者を抱え、国民は今日食べるものにさえ困窮する状態。
その中で次々と政策を推し進めるヒトラーは国民が望んだ通りの人物です。

例えばアウトバーン建設などの公共事業は正にデフレ経済に打つべき政策の手本の様なものです。
建設費の実に46%が労働者への賃金となっていたのです。

またフォルクスワーゲンの発足により、車を庶民の乗り物にし、更に雇用効果は60万人と言われています。

自動車が富裕層のものである限り、国民は貧富の二階級に分ける道具だ!国家を支えるのは国民大衆、その国民大衆の為の自動車であってこその文明の利器である

戦後ドイツの自動車産業の発展も原点はここにあるのです。

休日には国民大衆が自動車に乗ってピクニックね出かけられる暮らしが必要だ!

ヒトラーはそうも述べているのです。

またヒトラーは自然保護にも力を入れていたのです。
開拓や開墾や伐採により荒地の目立つ国内で、植林や野生動物の保護にも力を入れていたのです。

これを見れば、ヒトラーは疲弊し切った国民の英雄待望論に充分応え得る人物であり、更に国民の期待に応え得る人物。
マニフェストを次々と実現する、正に英雄。
それを実現する為に、ユダヤ人迫害という政策を実行したということは否定出来ません。

しかもヨーロッパ諸外国も受け入れた。
むしろ支持したとすら見える訳ですね。

ユダヤ人迫害という非人道的行為を、敗戦国ドイツに押し付け、戦勝国は知らぬ顔をしたと。

そしてナチスドイツが無くなり、共産主義が残ってしまった。
白人達はむしろこの共産主義を守ったのです。

グローバリズムやグローバリゼーションなど、ボーダーレスの思想は共産主義がよく言う事です。

世界の共産主義は大虐殺と粛清を繰り返す人殺しの思想です。
ナチスドイツの比ではありません。

日本にしても、先の大戦で世界の白人による植民地支配を打ち破った。
有色人種を迫害し、奴隷にし愚民化して支配する様な非人道的行為を500年も続けて来たのは白人達です。

その人種差別、不当な弾圧を打ち破った国が敗戦国では世界は都合が悪いのです。

だからこそ、迫害されるユダヤ人を国を挙げて助けた日本の行為は都合が悪い。

そこで何をしたかと言えば

杉原千畝をヒーローに仕立て上げた

杉原千畝は日本政府に逆らい、ユダヤ人を次々助けた。
そんな嘘を作り上げたのです。

我々は世界で唯一、人種差別撤廃を掲げた国であり、ヒトラーからもユダヤ人迫害に対する協力を要請されたが、東條英機はこれを一蹴した。

日本は政府を挙げてユダヤ人救済を行なっていたのです。

杉原千畝は決して独断で行なっていた訳でもなく、それにより不遇な待遇を受けてもいません。
その証拠に後にも出世しているのです。

アメリカ人はユダヤ人科学者を使い原爆を作り、その原爆を我が国に使用した。

これが歴史の事実なのです。

歴史の功罪は人類共通の財産です。

功罪を冷静に見つめ、我々の血肉にしなければ、歴史を真っ直ぐ真ん中から見つめなければ

我々人類は同じ過ちを繰り返す事になります。