幾つかの事実を踏まえて考えてみようと思います。
毎度申してますが、あくまで問題提起の一つです。
今ある事実を考えながら、今後我々はどうするべきかを皆さんも考えてみて下さい。
南シナ海
支那の覇権主義丸出しの南シナ海。
いくつも人工島を作り領土を主張していますが、こんなもん世界が認めるはずはありません。
業を煮やした米国が、支那の主張する領海をイージス駆逐艦で航行しました。
そもそも、害がないなら領海であっても船舶は航行できます。
無害航行と言うやつですね。
領空や領土は断り無く通ってはいけません。
しかし、海は違いますね。
随分とアメリカも軍が危機感を感じており、政府に長らく働きかけていましたが、ここへ来てやっとオバマ大統領も重い腰を上げたという所です。
まぁ、とにかくオバマ大統領は安全保障や外交に疎い…と、いうより無能です。
それに「何故、今か?」という疑問が湧くのは皆さんも同じだと思います。
そもそも、アメリカには軍事偵察衛星があります。あんなデッカいものを作り出した事はとっくの昔に解っていたはずです。
すっかり出来上がった今何故?
一因はやはり、習近平の訪米での態度でしょう。
アメリカ側は習近平に「もう少し謙虚になれ」と促したが、習近平は一蹴してしまいました。
領土を主張し、挑発的な態度に出た。
さすがのオバマもこれは看過できません。
随分と説得もした様ですが、全く聞き入れなかったのです。
これでは安全保障に疎いオバマ大統領もさすがに軍を抑える事はできません。
それで今回の派遣へと繋がります。
アメリカは今後も続けると言っていますね。
我々にはシビレる展開となりました。
習近平は自分で自分を追い込んでしまったのです。
恐らく今後、アメリカと支那があの海域で衝突すると思います。
いきなりドンパチ!なんて事はないと思いますが、必ず小競り合いにはなりますね。
その時、習近平はどうするのでしょうか?
支那とアメリカでは海軍力は雲泥の差です。
空軍力にしても比較すらならない程の差です。
もし軍事衝突などすれば一瞬で支那海軍は海の藻屑となります。
今まで国内に向けて支那海軍の強さをアピールして来た支那政府は嘘がバレてしまいます。
また、軍人も「支那海軍強し」の嘘を信じていたりして、実情が理解出来ていません。
また、習近平自身が軍を掌握し切れていません。
血の気の多いアホの支那海軍が暴発しないとも限らない。
海軍空軍が衝突すれば、支那は一瞬で嘘がバレます。
そうなれば支那共産党の信用は失墜するでしょう。国民の信頼を失い共産党は瓦解。
そうなれば、抑圧されて来た国民が蜂起しないとも限らない。
特にチベットやウイグルは間違いなく蜂起する。
支那国内はテロや暴動が頻発する事態になりかねません。
また、逆に全く何もしないならば今度は習近平が追い込まれます。
何も出来ない、何もしない国家主席となり国内の立場ひ悪化します。
腐敗追放の名の下に対抗勢力を散々粛清してきたツケを払うことになるでしょう。
そうなれば習近平自身の立場は危うい。
対抗する勢力が息を吹き返し今度は習近平が粛清されます。
日本もあの海域を利用していますから他人事ではありません。
しかし、シビレる展開ですね。
シリア
昨今シリアが注目されていますね。
難民問題がヨーロッパを中心に問題になってます。
また、米英仏に加えて露が空爆に参加しています。
日本の報道では「ロシアがシリアアサド政権に反発する反アサド政権グループを攻撃している!」と発信しています。
ロシアがむちゃくちゃに爆撃している様な報道ぶりですね。
はっきり言って、日本の報道が間違いです。
アホだから間違いを報道するのか?
意図的な報道なのか?
米英仏を中心とした有志連合はシリアにいる「IS自称イスラム国」というテロを叩く為にシリア空爆を始めました。
しかし、空爆だけでは制圧する事は出来ません。
必ず最後は地上部隊を派遣せねば、空爆の成果もわからず、テロリストの幹部を殺害出来たのかも確認出来ません。
最後は地上部隊を派遣し制圧しなければならないのですが、有志連合にはそれが出来ません。
何故ならば、法的根拠が無いのです。
国連安保理決議もない。
しかし、ロシアは違います。
「ロシアも参加せよ」と呼びかける米国に対して「シリアの要請がないから参加しない」と返しました。
これは、つまりシリアからの正式な要請があれば軍事力を行使すると言っているのです。
そして遂にロシアは空爆に参加。
しかし、空爆する相手は、どうやら反アサド組織。有志連合はすぐに非難をしましたね。
しかし、この事態を招いたのは有志連合、とりわけ米国でしょう。
ロシアはアサド政権からの正式な要請を受けて軍事行動に出ています。
今後、ロシアは地上部隊も派遣出来ます。
なんせ正式な要請がありますからね。
アサド政権はこの機に乗じて自らに敵対する勢力を叩きたい、ロシアは中東地域に権益を持ちたい。両者の利害は一致してしまいました。
完全にプーチンの政治力が勝ってしまいました。
またもオバマは政策を失敗。
余談ですが、ついでに話すと皆さんはロシアを大国だと思いますか?
確かに大国だ!と思ってしまいます。
しかし、ロシアの人口は約1億4千万人。
一方、日本は約1億2千8百万人。
GDP比で見れば日本はロシアの約5倍です。
なのにロシアを大国だ!と思ってしまいます。
実際は人口からも経済からも、どちらから見ても小国です。
通常兵器で見るなら、軍事力も大したことはありません。
なのに何故か大国だと感じる。
それはプーチンの政治力の差です。
やはり、良くも悪くもプーチンは天才です。
クリミア半島の領有も実質世界は認めてしまっていますね。
天才的な政治力が要因です。
では日本は小国か?
違いますね。経済はGDP世界第3位。
国の純資産は360兆円を超える。
更に、国債はGDPの2倍に成ろうと長期国債の金利は世界最低。
技術力もあり、労働者のモラルも高く信用もある。
そんな国は大国です。
なのに何故か小国だと思い込む。
それは日本の政治力の無さです。政治力は無いのに金は持ってる。
しかしそれでも国民のモラルは高く規律を乱さない。
白人社会から見れば「気持ち悪い」ことこの上ない。もう訳がわからないのです。
特定の宗教も無いのに道徳心の高い民族。
実は、この理解し難い日本が白人社会、白人の秩序から見ると脅威なんですね。
金があるのに何をするか解らない、イザとなれば死をも恐れない。
我慢して我慢して、爆発すれば決して止めることをしない民族。
そりゃ怖いですよ!
台湾
1984年、日清戦争に勝利した日本は、下関条約により清朝より正式に台湾ん割譲されました。
この後、日本は正式な領土として1945年の敗戦まで統治してきました。
台湾を清が統治した期間は10年です。
清仏戦争が勃発し、フランス艦隊が台湾北部に侵入した。目と鼻先にフランス軍が基地を作りでもしたら大変だ!と認識した清は新たに「台湾省」なるものを新設し、清の役人を台湾に置きました。1885年の事です。
それまでは、台湾を領土と見ていなかったのです。
それ以前はと言うと、日本の戦国時代頃にオランダが30年程統治していました。
琉球も台湾ん支配下に置こうとした時期もありました。
しかし、どこも統治に失敗しています。
それは台湾には風土病もあり、また8つある部族はそれぞれに言語も違う。
部族間の対立も激しい。
そしてその各部族が、とんでもなく強い。
物凄い戦闘力があったのです。
インカを滅亡に追い込んだ、西洋列強を持ってしても台湾には手を出したくない。
台湾には王朝もない。王朝がないと言うことは、普通は王朝があればそれを倒せば事実上の支配になりますが倒すべき王朝が存在しない。
村落が共同体となっているだけです。
その村人を攻めれば山岳地帯に逃げ込み捕まらない。
それどころか地の利を生かして、夜陰に紛れて皆殺しにされます。
音もなく忍び寄り皆殺しです。
物凄い戦闘力で襲って来ます。
天才的なゲリラ戦を展開します。
共通の言語もないので意思の疎通が出来ない。
そんな台湾を日本は統治していたのです。
その台湾を併合し、天皇の大御宝としたのです。
近代化を遂げ、言語も統一し教育も受けられる様にしました。
法治国となり治安も良くなり、平和な地となりましたね。
これは奇跡的な事ではないでしょうか?
敗戦を迎えた日本。
その日本ね占領軍として米軍が入り込みました。
台湾には蒋介石率いる国民党軍が占領軍として入り込みました。
併合後も日本の統治に反対する勢力もありました。その人々などは大陸からの国民党軍を歓迎する向きもありました。
これは実は重要な事なんです。
それは「非日本」を公言出来た、つまり台湾に言論の自由があったという事です。
古来日本は自由な国だったのです。
統治先に自由があったのに本土日本には無かったなんて事が嘘だと容易に想像できる。
反日左翼の喧伝だと理解できますね。
言論の自由がないなら親中派なんてのは粛清の対象でしょう。
だいたい片っ端から捕まり殺されます。
当時の世界はそうでした。
白人支配の地域でもそうでしたね。
今ある台湾政権は「中華民国」を名乗っていますが、その「中華民国」は国連も世界中の国々からも承認されていません。
それは中華民国は台湾の政権ではないからです。
あくまで大陸の元政権、或いは元国家だからです。
中華民国は台湾に駐留する軍。
戦後処理をする占領軍だからです。
日本を占領した米軍が、日本をアメリカだ!とは言いませんでしたね?
当たり前です。ただの占領軍で、政権ではないからです。
占領軍は一時的にその国の法的執行を停止し、行政や政府の機構を占領下に置くというものであって、占領した国の主権を持つ事ではありません。
こうした理由から、中華民国は単なる占領軍で台湾の主権を獲得した訳ではありません。
しかも共産党軍に追われて台湾に亡命した亡命政権です。
チベットのダライ・ラマはインドに亡命していますね。これはチベットの正当な政権保有者が主権国家であるインドに亡命しています。
主権が確立された国に亡命しているので「亡命政権」という事です。
中華民国は支那大陸の政権を主張する政権。
しかし、その大陸を追われて台湾に亡命しています。その台湾の本来の国際法上の地位はどうなるのか?
日本はサンフランシスコ講和條約にて台湾の全ての権利、権原、請求権を放棄しています。
これは台湾の処分も放棄しています。
サンフランシスコ講和條約の当事者である連合国は台湾の主権の帰属先をしっかり定めなければならないのです。連合国とは今の国連です。
日本は主権を放棄していますから、連合国側にはその台湾の主権の帰属を決めねばなりません。
サンフランシスコ講和條約は日本と連合国との間で締結されています。
日本からは全権として吉田茂が調印の場に臨んでいますね。
吉田茂は一体誰から全権委任されたのか?
それは日本政府からではありません。
サンフランシスコ講和條約は大東亜戦争終結の講和です。日本政府は日本国憲法下の政権です、その日本政府は当事者として講和條約を締結する権限はありません。
これは連合国と大日本帝国憲法下の日本の戦争終結の講和條約です。
戦争当事者は大日本帝国です。
つまり、吉田茂は大日本帝国の全権です。
日本国憲法下の政府代表ではないのです。
戦争終結の講和は当事者国同士でしか出来ません。このため連合国側は日本国憲法が出来あがっても大日本帝国憲法が廃止出来ませんでした。
いつまでも日本を占領している訳にはいきません、いずれ撤収せねばなりません。
しかし、大日本帝国憲法の執行停止をすれば当事者がいなくなり戦争終結が出来ません。
大日本帝国憲法の統治は天皇陛下となっていました。
日本の領土や領民は天皇の大御宝です。
連合国側は台湾の主権の処分をしていません。
これは例えば自分の車を友人に処分してくれと頼んだけれど友人は処分もせず、何年もほったらかし。自分は所有を放棄し処分を友人に委ねたけども未だに処分されず、所有を放棄したが処分されていないので当然、車の名義は自分のまま。
そんな状態であると言えます。
つまり、台湾は今だに天皇の大御宝という事です。日本の領土領民は天皇の大御宝ですからね。
それで、当事者国である大日本帝国憲法下政府が処分を委ねた連合国、とりわけ米国は今だに処分せず。
ですから、台湾は日本国天皇が主権者であるとなるのです。
この中東半端なグレーの状態を台湾に強いているのは連合国、即ち国連なのです。
まさか台湾が独立主権を主張すれば、当然支那を挑発することになり、無用な争いを起こす!と米国は考えています。
その為に台湾にはグレーな状態にいて欲しい。
これが世界の本音です。
毎度申してますが、あくまで問題提起の一つです。
今ある事実を考えながら、今後我々はどうするべきかを皆さんも考えてみて下さい。
南シナ海
支那の覇権主義丸出しの南シナ海。
いくつも人工島を作り領土を主張していますが、こんなもん世界が認めるはずはありません。
業を煮やした米国が、支那の主張する領海をイージス駆逐艦で航行しました。
そもそも、害がないなら領海であっても船舶は航行できます。
無害航行と言うやつですね。
領空や領土は断り無く通ってはいけません。
しかし、海は違いますね。
随分とアメリカも軍が危機感を感じており、政府に長らく働きかけていましたが、ここへ来てやっとオバマ大統領も重い腰を上げたという所です。
まぁ、とにかくオバマ大統領は安全保障や外交に疎い…と、いうより無能です。
それに「何故、今か?」という疑問が湧くのは皆さんも同じだと思います。
そもそも、アメリカには軍事偵察衛星があります。あんなデッカいものを作り出した事はとっくの昔に解っていたはずです。
すっかり出来上がった今何故?
一因はやはり、習近平の訪米での態度でしょう。
アメリカ側は習近平に「もう少し謙虚になれ」と促したが、習近平は一蹴してしまいました。
領土を主張し、挑発的な態度に出た。
さすがのオバマもこれは看過できません。
随分と説得もした様ですが、全く聞き入れなかったのです。
これでは安全保障に疎いオバマ大統領もさすがに軍を抑える事はできません。
それで今回の派遣へと繋がります。
アメリカは今後も続けると言っていますね。
我々にはシビレる展開となりました。
習近平は自分で自分を追い込んでしまったのです。
恐らく今後、アメリカと支那があの海域で衝突すると思います。
いきなりドンパチ!なんて事はないと思いますが、必ず小競り合いにはなりますね。
その時、習近平はどうするのでしょうか?
支那とアメリカでは海軍力は雲泥の差です。
空軍力にしても比較すらならない程の差です。
もし軍事衝突などすれば一瞬で支那海軍は海の藻屑となります。
今まで国内に向けて支那海軍の強さをアピールして来た支那政府は嘘がバレてしまいます。
また、軍人も「支那海軍強し」の嘘を信じていたりして、実情が理解出来ていません。
また、習近平自身が軍を掌握し切れていません。
血の気の多いアホの支那海軍が暴発しないとも限らない。
海軍空軍が衝突すれば、支那は一瞬で嘘がバレます。
そうなれば支那共産党の信用は失墜するでしょう。国民の信頼を失い共産党は瓦解。
そうなれば、抑圧されて来た国民が蜂起しないとも限らない。
特にチベットやウイグルは間違いなく蜂起する。
支那国内はテロや暴動が頻発する事態になりかねません。
また、逆に全く何もしないならば今度は習近平が追い込まれます。
何も出来ない、何もしない国家主席となり国内の立場ひ悪化します。
腐敗追放の名の下に対抗勢力を散々粛清してきたツケを払うことになるでしょう。
そうなれば習近平自身の立場は危うい。
対抗する勢力が息を吹き返し今度は習近平が粛清されます。
日本もあの海域を利用していますから他人事ではありません。
しかし、シビレる展開ですね。
シリア
昨今シリアが注目されていますね。
難民問題がヨーロッパを中心に問題になってます。
また、米英仏に加えて露が空爆に参加しています。
日本の報道では「ロシアがシリアアサド政権に反発する反アサド政権グループを攻撃している!」と発信しています。
ロシアがむちゃくちゃに爆撃している様な報道ぶりですね。
はっきり言って、日本の報道が間違いです。
アホだから間違いを報道するのか?
意図的な報道なのか?
米英仏を中心とした有志連合はシリアにいる「IS自称イスラム国」というテロを叩く為にシリア空爆を始めました。
しかし、空爆だけでは制圧する事は出来ません。
必ず最後は地上部隊を派遣せねば、空爆の成果もわからず、テロリストの幹部を殺害出来たのかも確認出来ません。
最後は地上部隊を派遣し制圧しなければならないのですが、有志連合にはそれが出来ません。
何故ならば、法的根拠が無いのです。
国連安保理決議もない。
しかし、ロシアは違います。
「ロシアも参加せよ」と呼びかける米国に対して「シリアの要請がないから参加しない」と返しました。
これは、つまりシリアからの正式な要請があれば軍事力を行使すると言っているのです。
そして遂にロシアは空爆に参加。
しかし、空爆する相手は、どうやら反アサド組織。有志連合はすぐに非難をしましたね。
しかし、この事態を招いたのは有志連合、とりわけ米国でしょう。
ロシアはアサド政権からの正式な要請を受けて軍事行動に出ています。
今後、ロシアは地上部隊も派遣出来ます。
なんせ正式な要請がありますからね。
アサド政権はこの機に乗じて自らに敵対する勢力を叩きたい、ロシアは中東地域に権益を持ちたい。両者の利害は一致してしまいました。
完全にプーチンの政治力が勝ってしまいました。
またもオバマは政策を失敗。
余談ですが、ついでに話すと皆さんはロシアを大国だと思いますか?
確かに大国だ!と思ってしまいます。
しかし、ロシアの人口は約1億4千万人。
一方、日本は約1億2千8百万人。
GDP比で見れば日本はロシアの約5倍です。
なのにロシアを大国だ!と思ってしまいます。
実際は人口からも経済からも、どちらから見ても小国です。
通常兵器で見るなら、軍事力も大したことはありません。
なのに何故か大国だと感じる。
それはプーチンの政治力の差です。
やはり、良くも悪くもプーチンは天才です。
クリミア半島の領有も実質世界は認めてしまっていますね。
天才的な政治力が要因です。
では日本は小国か?
違いますね。経済はGDP世界第3位。
国の純資産は360兆円を超える。
更に、国債はGDPの2倍に成ろうと長期国債の金利は世界最低。
技術力もあり、労働者のモラルも高く信用もある。
そんな国は大国です。
なのに何故か小国だと思い込む。
それは日本の政治力の無さです。政治力は無いのに金は持ってる。
しかしそれでも国民のモラルは高く規律を乱さない。
白人社会から見れば「気持ち悪い」ことこの上ない。もう訳がわからないのです。
特定の宗教も無いのに道徳心の高い民族。
実は、この理解し難い日本が白人社会、白人の秩序から見ると脅威なんですね。
金があるのに何をするか解らない、イザとなれば死をも恐れない。
我慢して我慢して、爆発すれば決して止めることをしない民族。
そりゃ怖いですよ!
台湾
1984年、日清戦争に勝利した日本は、下関条約により清朝より正式に台湾ん割譲されました。
この後、日本は正式な領土として1945年の敗戦まで統治してきました。
台湾を清が統治した期間は10年です。
清仏戦争が勃発し、フランス艦隊が台湾北部に侵入した。目と鼻先にフランス軍が基地を作りでもしたら大変だ!と認識した清は新たに「台湾省」なるものを新設し、清の役人を台湾に置きました。1885年の事です。
それまでは、台湾を領土と見ていなかったのです。
それ以前はと言うと、日本の戦国時代頃にオランダが30年程統治していました。
琉球も台湾ん支配下に置こうとした時期もありました。
しかし、どこも統治に失敗しています。
それは台湾には風土病もあり、また8つある部族はそれぞれに言語も違う。
部族間の対立も激しい。
そしてその各部族が、とんでもなく強い。
物凄い戦闘力があったのです。
インカを滅亡に追い込んだ、西洋列強を持ってしても台湾には手を出したくない。
台湾には王朝もない。王朝がないと言うことは、普通は王朝があればそれを倒せば事実上の支配になりますが倒すべき王朝が存在しない。
村落が共同体となっているだけです。
その村人を攻めれば山岳地帯に逃げ込み捕まらない。
それどころか地の利を生かして、夜陰に紛れて皆殺しにされます。
音もなく忍び寄り皆殺しです。
物凄い戦闘力で襲って来ます。
天才的なゲリラ戦を展開します。
共通の言語もないので意思の疎通が出来ない。
そんな台湾を日本は統治していたのです。
その台湾を併合し、天皇の大御宝としたのです。
近代化を遂げ、言語も統一し教育も受けられる様にしました。
法治国となり治安も良くなり、平和な地となりましたね。
これは奇跡的な事ではないでしょうか?
敗戦を迎えた日本。
その日本ね占領軍として米軍が入り込みました。
台湾には蒋介石率いる国民党軍が占領軍として入り込みました。
併合後も日本の統治に反対する勢力もありました。その人々などは大陸からの国民党軍を歓迎する向きもありました。
これは実は重要な事なんです。
それは「非日本」を公言出来た、つまり台湾に言論の自由があったという事です。
古来日本は自由な国だったのです。
統治先に自由があったのに本土日本には無かったなんて事が嘘だと容易に想像できる。
反日左翼の喧伝だと理解できますね。
言論の自由がないなら親中派なんてのは粛清の対象でしょう。
だいたい片っ端から捕まり殺されます。
当時の世界はそうでした。
白人支配の地域でもそうでしたね。
今ある台湾政権は「中華民国」を名乗っていますが、その「中華民国」は国連も世界中の国々からも承認されていません。
それは中華民国は台湾の政権ではないからです。
あくまで大陸の元政権、或いは元国家だからです。
中華民国は台湾に駐留する軍。
戦後処理をする占領軍だからです。
日本を占領した米軍が、日本をアメリカだ!とは言いませんでしたね?
当たり前です。ただの占領軍で、政権ではないからです。
占領軍は一時的にその国の法的執行を停止し、行政や政府の機構を占領下に置くというものであって、占領した国の主権を持つ事ではありません。
こうした理由から、中華民国は単なる占領軍で台湾の主権を獲得した訳ではありません。
しかも共産党軍に追われて台湾に亡命した亡命政権です。
チベットのダライ・ラマはインドに亡命していますね。これはチベットの正当な政権保有者が主権国家であるインドに亡命しています。
主権が確立された国に亡命しているので「亡命政権」という事です。
中華民国は支那大陸の政権を主張する政権。
しかし、その大陸を追われて台湾に亡命しています。その台湾の本来の国際法上の地位はどうなるのか?
日本はサンフランシスコ講和條約にて台湾の全ての権利、権原、請求権を放棄しています。
これは台湾の処分も放棄しています。
サンフランシスコ講和條約の当事者である連合国は台湾の主権の帰属先をしっかり定めなければならないのです。連合国とは今の国連です。
日本は主権を放棄していますから、連合国側にはその台湾の主権の帰属を決めねばなりません。
サンフランシスコ講和條約は日本と連合国との間で締結されています。
日本からは全権として吉田茂が調印の場に臨んでいますね。
吉田茂は一体誰から全権委任されたのか?
それは日本政府からではありません。
サンフランシスコ講和條約は大東亜戦争終結の講和です。日本政府は日本国憲法下の政権です、その日本政府は当事者として講和條約を締結する権限はありません。
これは連合国と大日本帝国憲法下の日本の戦争終結の講和條約です。
戦争当事者は大日本帝国です。
つまり、吉田茂は大日本帝国の全権です。
日本国憲法下の政府代表ではないのです。
戦争終結の講和は当事者国同士でしか出来ません。このため連合国側は日本国憲法が出来あがっても大日本帝国憲法が廃止出来ませんでした。
いつまでも日本を占領している訳にはいきません、いずれ撤収せねばなりません。
しかし、大日本帝国憲法の執行停止をすれば当事者がいなくなり戦争終結が出来ません。
大日本帝国憲法の統治は天皇陛下となっていました。
日本の領土や領民は天皇の大御宝です。
連合国側は台湾の主権の処分をしていません。
これは例えば自分の車を友人に処分してくれと頼んだけれど友人は処分もせず、何年もほったらかし。自分は所有を放棄し処分を友人に委ねたけども未だに処分されず、所有を放棄したが処分されていないので当然、車の名義は自分のまま。
そんな状態であると言えます。
つまり、台湾は今だに天皇の大御宝という事です。日本の領土領民は天皇の大御宝ですからね。
それで、当事者国である大日本帝国憲法下政府が処分を委ねた連合国、とりわけ米国は今だに処分せず。
ですから、台湾は日本国天皇が主権者であるとなるのです。
この中東半端なグレーの状態を台湾に強いているのは連合国、即ち国連なのです。
まさか台湾が独立主権を主張すれば、当然支那を挑発することになり、無用な争いを起こす!と米国は考えています。
その為に台湾にはグレーな状態にいて欲しい。
これが世界の本音です。