犬神スケキヨ~さざれ石

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進まぬ思い~拉致~

2017-01-28 13:00:00 | 草莽崛起
久しぶりに『拉致』について考えてみたいと思います。

新年を迎え、もう2月になろうとします。

しかし、今国会では年度末までには予算、その後は天皇陛下の御譲位が審議されます。

つまり、今年も余程の事がない限りまたしても拉致について進展を見ない可能性が高い。

拉致被害者を取り返そうとする思いは、なかなか叶いません。

その中で、私自身を含め日本国民として考えなければならないことがあるのではないか?

これは一つの問題提起です。

皆さんも是非一緒に考えていただきたいと思います。

冷徹に考えること


感情をむき出しに考えるなら、北朝鮮の振る舞いはとても腹立たしい限りです。

拉致された我々と同じ日本国民に一体、拉致されなければならない理由があるのか?

勿論、そんなものはありません。

横田めぐみさんは偶然、北朝鮮工作員とすれ違った程度の話しで、顔を見られたと勘違いした工作員が咄嗟に拉致したということです。

しかし、我々は冷静に或いはある種、冷徹に考えなければなりません。
それは感情的にヒートアップすれば正しいものの見方が出来なくなるからです。

何が正しいのか?

それは人それぞれかもしれないけれど、しかし先ずは真ん中をしっかり見極め、それを踏まえなければ必ず方法を間違えます。

右だ左だ、保守だの革新だのと二分していては全く解決など望めません。

拉致被害者奪還を掲げるのは保守だ!とか、消極的な人は間違ってる!などと声高に主張したり、日本は過ちをしたから拉致被害者ぐらいで文句を言うな!先ずは謝れ!などと主張してみたり。

こんな主張は単なるバカの主張です。

これら盲目的な主張こそが
拉致被害者奪還の邪魔である!

私はそう考えます。

例えば『日本は朝鮮半島を植民地支配し酷い事をした、その謝罪もなくて拉致されたからと文句を言うな!』などと主張する辻元清美なる日本人のフリをする人間などの意見は論外です。

しかし、私自身を含め拉致被害者奪還を目指している人間にも問題がある。
ここを冷徹に考えなければなりません。

幾つかの問題

昨今、拉致被害者奪還について見るに志ある方々は様々な活動をされています。

拉致を考える集会、街角での街宣による啓蒙。
ネットを駆使して広く知らしめること。

ブルーリボンバッジ。

様々な活動があります。

それら活動は全て拉致被害者奪還という志です。

しかし、その中に『これは保守活動だ!』と、おかしな結び付けをする人間がいるのも事実です。

保守とはこう言う事だ!とか主張する人間がいて、例えば『原発推進こそが保守だ、反対する奴は反日だ』とか言うことと同じ様に私は感じます。

実際に私自身も、その様に言われた事があります。
『貴方は保守なんでしょう?』
全くくだらぬ質問です。

私は保守だの革新だのと名乗った事はありません。
私の判断は是々非々であって、右だ左だなどどうでも良い話しです。

私の基準は保守でも、革新でもありません。

そんなものに拠り所を求めれば、その属性に考えは支配され自由を奪われてしまいます。

保守だのなんだのと言う方は
一体何の為に活動しているのでしょうか?

拉致被害者奪還の為の障害となる事が我が国には大変多い。

憲法の制約

敗戦後の刷り込み

国民の意識

憲法の制約により、軍隊ではない自衛隊を奪還の為に派遣することが出来ない。

敗戦後の教育により、撤退的に刷り込まれた自虐的思想が拉致に対する国民の意識を高めない。

マスコミはこ拉致に対する報道が消極的である。

敗戦後、利己的に振る舞う国民は自分が今日死ななければ平和だと信じて疑わない。

これだけではありません。

種々、様々、我が国は構造的に問題がある。

しかし、それらを声高に叫ぶばかりです。

『こんなに拉致被害者奪還には障害や問題があるんだ!』というばかりです。

こんなものは単なる
網羅主義

問題をやたら網羅して、散らかしているだけに過ぎません。

おもちゃを広げるだけ広げ、片づけられなくなった子供と同じです。

もう時間はない!と言いながら、取り返す為の手段の収れんを見せない。

拉致被害者奪還の為には憲法改正も必要、教育も必要、国民の意識も必要だが、それらをクリアしなければ奪還出来ないのか?

その疑問しか湧いてきません。

もう時間はないと言いながら時間のかかる話しばかりです。

これでは拉致被害者に対し、或いはその家族に対して『それらが解決するまで待っていろ』と言っているようなものです。

啓蒙にしても、散見されるのは『知らしめる事で国民の意識を高め政府を動かす』と言う主張です。

それは勿論必要な事です。

しかし、それはある種の『人任せ』なのではないか?

啓蒙していればいつか誰かが、いつか政府が動くだろうと、どこかにそんな気持ちがあるのではないか?

これは自分自身に対しても思います。

自戒を込めて考えなければならないと私は感じます。

今の憲法があろうと、教育に偏りがあろうと、国民の意識が高くなかろうと、今やれる最大限の事を考え、実行しなくてはなりません。

古事記でも申しましたが、我々日本人は神話から地続きの系譜を持つ民族で、全ての日本人はその系譜に繋がり、皆家族です。
これが神武天皇が即位の際に掲げた

八紘一宇

例えば、貴方の家族が何者かに拐われ、その居場所が解ったなら、愛する家族を取り返す為に手段を選ぶのでしょうか?

その犯人と対決するでしょう?

自分は死ぬかもしれない。

相手を殺すかもしれない。

その覚悟はあるはずです。

それを阻害しているのが、我が国の憲法だったりするのです。

憲法はこれは守らねばならない。

しかし
自分自身や愛する者を守る為に如何なる手段を用い様と戦うという権利を侵害している

これは法や憲法の問題ではありません。

人間全てが持つ自然権です。

自らや、或いは愛する者を守るのは当たり前に全ての人が持つ権利です。

これを憲法や教育や、或いは他の理由で行使しないならば、行使出来ないならばそれは『座して死ね』と言うことです。

我が国の憲法や法が、国民にそれを強いることこそが問題ではあります。
が、しかし、では何も出来ない訳ではない。

国際法だってあるんです。

自ら血を流し、必ず愛する者を守る!
その意識こそが、国や国民、国際社会を動かすのです。

必要ならば金正恩を殺し平壌を火の海にする!

不足の事態が起きようと、自衛官に犠牲者が出ようと、自衛官が何人殺害しようと、愛する者を取り返し、愛する者を守る為に、その責任は我々主権者が負う!

その意識と覚悟こそが、取り返す為に一番必要であり、我々が一番話し合わねばならないのです。

我が国の米は神勅なり

2017-01-26 22:30:50 | 草莽崛起
さて、前回は日本人のルーツについて話しました。

敗戦後教育や敗戦後の定説を瓦解させる、現在の科学的分析。

文献の定説瓦解

日本人のルーツ定説瓦解

今回は『米』についてです。

我々が受けた教育では稲作は朝鮮半島より伝わった!とされて来ました。
しかし、これは明らかにデタラメです。

我々日本人の主食である米の定説を瓦解させてみましょう。

文献にもあるじゃないか


『三国史記』に新羅9代王伐休(パリュ)についての記述があります。

「干ばつや穀物の豊凶を予知し…(中略)人々はこれを聖人と呼んだ」

これは、この伐休が『農業指導者』であったと示しているのです。

伐休は倭種です。倭種とはつまり日本人の血を引く者です。

新羅本紀の中で聖人と呼ばれるのは初代・朴赫居世(パクヒョッコセ)と9代王伐休だけです。

つまり、朝鮮半島の人々に衝撃を与える何かがあったのではないか?
と、考えられるのです。

その衝撃とは朝鮮半島に稲作を含む新しい農法や、気象予想などの対応を指導したのではないか?

それが倭種である王・伐休だったのではないでしょうか?

新羅本紀には『嘉禾』(カッファ)と言う熟語がしばしば出て来るのですが、186年の7月の記述が初出です。

『南新県が嘉禾を献上した』

この嘉禾は「嘉禾とは穂が沢山なる稲の事だ」と言うのが朝鮮の主張です。

しかし、早場米があったわけでもないのに、陰暦の7月に見事な稲穂を献上出来るはずもない。

1984年の記事で、南新県は麦の産地とされていますから、それを踏まえ考えると
嘉禾とは「冬撒きの麦」
と、考えられます。

新羅本紀にも百済本紀にも『農業に力を入れろ』と指導した王はいても『干ばつや豊凶を予知し、聖人と呼ばれた王』は伐休のみ。
三国史記全編を通しても倭種王・伐休しかいません。

また『列伝』と言う個々人の業績を記したものの中にも農業専門家は登場しません。

しかし伐休が朝鮮半島民族に農業指導をしていたとしても、その後も新羅の主食はでした。

とっくの昔に


現代日本人は、いつからか『稲作は半島から渡来人によって伝えられた』と頑なに信じる人々がいます。

これは敗戦後の教育が原因の一つでもあります。

今だに『弥生人は縄文人と渡来人の混血』説がまかり通り、現代日本人はその子孫だと、何らの根拠もない話しを信じる人々の多い事か。

しかし前回示した通り、我々現代日本人は明らかに渡来人との混血がルーツではありません。

しかし、米についても

稲は支那雲南省辺りから南シナ海を経由して九州に到達した

これはDNA解析を駆使して得た研究結果です。

世界的にも『朝鮮半島を経由して稲がやって来た』などという主張は全く通りません。

韓国の学習指導要領にさえ稲作の日本列島への伝播経路を支那南部から東シナ海を経由したと示しているのです。

朝鮮半島の稲はどこから来たのか?
これには

山東半島や遼東半島経由で伝播した

この様に韓国『高等学校国定国史』に書かれてあります。

近年の考古学研究によれば、馬韓地域には3500年前には米があった事はわかっています。
『三国史記』の記述に出て来ます。
しかし、かなり特殊な米だと思われます。
それが先に述べた嘉禾(カッファ)という冬撒きの麦です。

遺伝子


遺伝子工学の研究結果からわかっているのは、米には品種特性を決定付ける遺伝子が7種類あります。

このうち、古代から現代に至るまでの日本で発見された米の遺伝子は二つです。

これは

温帯ジャポニカ

熱帯ジャポニカ

この二種類です。

水稲と陸稲の二種類。

熱帯ジャポニカは陸稲と言って畑で育てる米です。

稲にはガラス質で覆われたプラントオパールと言うものがあります。
これは実に強靭な細胞で、稲が腐食しようと焼かれ様と残ります。

これが約6000年前の縄文初期の地層から大量に発見されました。

このプラントオパールは朝鮮半島からは一粒しか見つかっていません。

熱帯ジャポニカは支那朝鮮では分布せず、東南アジア辺りに広く分布しています。

近年の炭素14測定法による年代測定で、朝鮮半島よりも日本の方が稲作は遥かに古いことがわかって来ました。

日本の稲作開始は、陸稲栽培で6700年、水稲栽培で3200年程度まで遡ることが判明

これに対して朝鮮半島では1500年した遡ることが出来ません。

また朝鮮半島の稲作は九州北部の栽培法と酷似しており、遺伝子学的にも日本の古代米に満州から入った米の遺伝子が交雑した米が多い事もわかりました。

この結果から

水稲は日本から朝鮮半島へ、陸稲は満州経由で伝播した

これは支那政府の調査機関でも調査が進み間違いないと結論が出ています。

日本で出土した米は朝鮮半島に存在しない品種もあるのです。

日本の米は熱帯ジャポニカ、温帯ジャポニカが自然交配して早生品種が出来たと考えられます。

また、前回述べた様に南回りで日本列島に辿り着いた日本人の祖先は既に熱帯ジャポニカを携えて渡って来たとも考えられます。

そもそも昔も今も支那朝鮮では『田』は『畑』を意味しています。
例えば百済本紀に出て来る『稲田』は水田ではなく陸稲を指していると考えられます。

陸稲の前に水稲が存在するはずもなく、これは畑で栽培する稲と言うことでしょう。

古事記


我が国は農業国家です。

古くから農業を行なって来ました。

天孫降臨の際に、天照大御神は邇邇芸命に神勅を与えました。

それは

豊葦原の千五百秋の瑞穂の國は、是れ吾が子孫の王たるべき地なり。宜しく邇皇孫就きて治せ。

これは豊葦原中国、つまり地上世界は瑞穂、つまり稲穂が実る国だと言っているのです。

この日本という国は米がたわわに実る国だと言っているのです。

何を食べるのか?

これはその民族にとって一番重要なことです。

日本人にとっての米は大変重要なものです。

だからこそ『主食』足り得たのでしょう。

我々日本人にとっての米は、神話に記される程に切っても切れないもの。

今一度、農業国家日本を根っこから見つめ直すべき時ではないでしょうか?

瓦解する定説

2017-01-17 22:00:12 | 草莽崛起
さて今回は我々日本人のルーツについて考えてみようと思います。

近年、民間の研究家による研究により、定説とされて来た様々な見解が覆っています。

もちろん、現在の学会等でも揺れてはいます。

しかし、日本の学問会で蔓延ってきた左翼学者の定説が揺らいでいるというのは、これは事実。
今までは誰も反論出来ず、また敗戦後生まれの我々は、これらを徹底的に刷り込まれて来ました。

現に未だに『学校で習ったこと』を何の疑いもなく受け入れている日本人が多数いるのです。

今や科学は進み、ネットの発達に伴い一般の我々でも、この辺りのデータには簡単にアクセス出来る時代になっても、学校で習ったことを鵜呑みにしているなんてのはバカです。

以前にも、この拙いブログで文献についてのことを話しましたので宜しければそちらもどうぞ。
これです!

古代史の定説は今や


人類の進化については今やDNA解析で、かなりのことが解ってきました。

DNA解析を駆使して人類の研究をする学問を
分子人類学
と言います。

我々の体の設計図である遺伝子は、長い時間をかけて少しずつ変化していきます。
これを突然変異といいます。

これらは親から子へ引き継がれます。

遺伝子の中にあるDNA配列の変化の順番、変わった部分を鑑定して、親と子の関係から民族の成り立ちや、人類が世界中に広がる流れ、人類の起源を探るのが分子人類学です。

かつては細胞の中にあるミトコンドリアDNAがDNA鑑定に使われていましたが、これは母親から娘にしか引き継がれません。
よって、女系のルーツしか探れません。

そこで近年確立されたのがY染色体鑑定法です。

これにより各民族の男性のY染色体の違いを知ることが出来るようになったわけです。

それにより日本人のルーツを探ることが出来るわけです。

しかし、文献などの資料がない時代を探る為には分子人類学だけとか、考古学だけ、とか一つの学問にとらわれていては見誤ります。

学問の垣根を超え、様々な学問が交差する部分にある真実を探る必要があるのです。

混血ではない日本人


現在の学説では東南アジア起源の縄文人を基層集団とし、弥生時代以降に北東アジア起源の渡来人が覆い被さるように分布して混血し現代日本人が形成されたというものです。

これを二重構造モデルと言います。

しかし二重構造モデルが成立する為には、渡来人が大挙押し寄せなければなりません。

しかし福岡県にある遺跡調査からは違う結果が出て来ました。
この遺跡の研究結果からは

確かに縄文以前の渡来に比べれば規模は大きいと言えるが、渡来人が大挙押し寄せたと言うような状況は考え難い。渡来してきた数となると、数百年で数千人。一年にならすと年間数十人。二家族とか三家族程度がパラパラと長期間の間にやってきたのではないか。

その様になるのです。

しかし、定説では大挙押し寄せた!とか今だになっているのです。

その説は以下の通りです。

縄文人は狩猟採集民で人口増加率が低く、渡来人は稲作民なので人口増加率が高い。この様な前提になっています。

縄文人の人口増加率は0.1%、渡来人の人口増加率は2.9〜3.0%、すると300年で縄文人と渡来人の人口比率は逆転する。

すると8割が渡来系、2割が縄文系になります。

つまりは結果的に渡来系が多くなるということになります。

しかしこの人口増加率2.9〜3.0%とはあまりに高い。

この人口増加率の根拠は今だに示されてはいません、この人口増加率で増え続けると…
25年で倍になります。
3世紀頃、いわゆる邪馬台国の時代には一億人を突破する事になります。

これは明らかに
渡来人が縄文人と混血して弥生人になった!という結論ありきの理論

そして、この理論は考古学で稲作を研究する学者なども、現在も此れを根拠にしているのです。

染色体


先に述べたY染色体のDNA鑑定の結果では、日本人男性と韓国人男性のY染色体の構成比率は大きく違うのです。

それで見ると渡来人系と思われる男性の割合は11%程度であったわけです。

せいぜい1割強では、縄文人と渡来人の混血が弥生人であると言う説は成立しません。

Y染色体はずっと男系に継承され、変化がありません。
だから我が国の天皇陛下は男系で、このY染色体を辿れば神武天皇まで遡れるのです。


例えば、Y染色体の構成比率を見れば、韓国や中国では殆ど見られない系統の構成比率を日本人男性はもっており、支那朝鮮以外の地域と比べても実は大きく異なっているのです。

ミトコンドリアDNA


ミトコンドリアDNAにより女性の解析はどうなるでしょうか?

これはミトコンドリアDNA解析による研究によると日本人女性も、韓国人女性も其れ程違いはないということらしいです。

日本人女性では縄文系が約80%を超えていると思われます。

と、なると女性だけが大挙押し寄せたのか?

そもそも、日本人女性も韓国人女性も同じような遺伝子型をもっている。
その様に考えるのが妥当です。

征服民は被征服民の男性を虐殺するが、女性は殺さず征服民の男性と子供を作る、すると男性のY染色体は入れ替わる、しかしミトコンドリアDNAの系統構造は大きく変わり難い

渡来人系男性と思われる割合は実に低く、日本人女性と韓国人女性は遺伝子型で見分け難い。

更に渡来しても女性だけが増えるなんて事は考えられないわけです。

稲の真実


稲作について、少し話してみたいと思います。

いずれこのについては詳しく、この地味ブログにてアップしたいと思います。

現在の定説では

支那南部で始まった、水稲栽培が朝鮮半島を経由して日本に伝来した

とかなってます。

ところが稲作には畑作による栽培もあるのです。

考古学者は水田がなければ、稲作は出来ないと考えています。

しかし、縄文人は畑作や焼畑で稲作を行なっていたことは植物遺伝学で解っています。

縄文人は既に稲作もやっていた、しかも三内丸山遺跡からは栗が出てきており、その栗を調べたら全て同じ遺伝子でした。
これは縄文人が植林をし、栗を栽培していたということです。

となると
渡来人が稲作だから人口増加率が高く…云々
と言う話は

全くデタラメ!

て、事になります。

今から約3万年前に日本列島にたどり着いた人類ですが、これはアフリカで発生した新人類は南側を辿って、南方より日本列島にたどり着く。

なぜなら今から3万年前の地球は氷河期で、朝鮮半島は氷で覆われた世界でした。

そんな所は、気候は厳しく更に食料も乏しいのですから、朝鮮半島経由で日本列島にたどり着くとは考え難いわけです。

となれば、気候的にも暖かく食料が手に入り易い南を移動するでしょう。

ま、ここからは…


まあ、ここからはあくまで私の見解。
つまり私見をお話しします。

我々、日本人のルーツとなる人々は、大陸の南側を通り日本にたどり着く。

それは長い旅です。

約2万年かけて日本列島にやって来たのです。

当初は、食料を奪い合っていたでしょう。

しかし、そうやっているうちに我々の先祖は気が付いた。

奪い合うよりも、分け合い協力する方が生存率が高い

そう気付いた、我々の先祖は協力し、分け合い生存率を高め生きて来た。

それが日本列島にたどり着き、更にそれを高めて来た。
だから、縄文人は米を栽培して、栗も栽培して協力し合い、皆が飢えを凌ぎ、食える世界を作って来たのです。

だから、我々の文化は分け合い、他者を生かす事で生きている。

それは、もうDNAに刻み込まれ普段は表に出てこないけれど大災害などに見舞われた時に目覚めるのです。

東北大震災に会いながら、それでも秩序を守り、他者に分け与え他者を気遣う

これはもう長い年月を経て刻み込まれたもの。

しかし、我々の祖先と同じ遺伝子を持つ人々はやがて、奪い合うことで生きて来た遺伝子を持つものに駆逐されてしまいます。

僅かに生き延びたのは、海に隔たれた我が国。
更に、山に隔たれたチベットやブータンの様な場所であったのです。

同じ遺伝子を持つ人々は皆海や山に隔たれた地域の人々です。

例えば、チベットやブータンを思い出して下さい。

この地域の人々も、奪い合う文化を持ちません。

だからこそ、駆逐されようとしているのではないか?

支那や朝鮮半島の遺伝子は奪い合う遺伝子ではないのか?

分け合う文化と奪い合う文化。

あくまで私の見解です。

しかし、いずれは世界の定説となるかもしれませんよ。

古事記を摘んで日本を知る…神の代・人の代

2017-01-14 23:00:15 | 古事記
古事記でございます。

しかし、今回はいつもの古事記から少し離れて話したいと思います。

古事記シリーズではありますが、中身はいつもと違います。

では、本題にまいりましょう。

地続きの系譜


さて、本年は天皇陛下の御譲位が国会で審議されますね。

マスコミは腐り切っていて、御譲位をいつまでたっても『生前退位』だの吐かしております。

これは
御譲位である!

まともな日本語すら使えんのか!ボケ!

と、言うもんです。



神話を学ばなかった民族は例外なく滅びる。

我々は大切な大切な神話を学ばなくなって72年経ちました。

今しっかり学んでおかねば日本民族は滅びの道を辿ってしまいます。

あのアインシュタインをして世界の盟主となりえる国と言わしめ日本と言う国を残してくれた神に感謝するとまで言わせた。

あのチャーリー・チャプリンですら大の親日家だったとか。

そんな国に暮らす日本民族が絶えてしまうのは、世界が滅亡を迎えるのと同じです。

その国は世界で唯一の皇帝を戴いています。

日本の首相が動くとも、たいした扱いはされないけれど天皇陛下が動けば世界中のマスコミは一斉に報道します。

その天皇という御存在は今上陛下で125代。

今上陛下の先代は昭和天皇です。
その先代は大正天皇です。

その先代、その先代、その先代…と繋がっていて
初代天皇神武天皇へと繋がります。

これが天皇の系譜です。

では初代神武天皇へと繋がる系譜とは?

ちょと脱線

ここで少し話しを脱線いたします。
古事記は1300年前に編纂されましたね。

現代の日本人は古事記を読めません!
いや、もちろん専門家や研究者なら読めるでしょうが、そうでなければ読める人はいないでしょう。
そして読んだ事があるか?

そう聞かれたら『読んだ事がある』という人はほとんどいないでしょう。

戦前は学校で古事記を習いました。
しかし、敗戦後はこの古事記教育をやめてしまいました。
これは勿論占領政策の一つです。
先のトインビーの話しからすれば、白人は日本人を根絶やしにしようという意図が解ります。

神話教育を徹底的に排除しました。

だから現代日本人は古事記を読まない、読めない、知りもしない。

ところが、この古事記を広め様とする私も古事記は読めません。
古事記を原文で読む素養がないからです。

では、何故古事記を知っているのか?

それは現代語に訳された物を読んでいるのです。
さて、元々この古事記を誰が最初に現代語へと訳したのか?
それはあの本居宣長です。
現代我々が簡単に古事記を知ることが出来ることの一端は本居宣長の努力があるわけです。

初代神武天皇へと繋がる系譜


古事記編纂には太安万侶(おおのやすまろ)と言う学問のある天才と稗田阿礼(ひえだのあれ)と言うこれまた暗記の天才がいたのです。

まず、稗田阿礼が各地にバラバラに伝承されてきた神話を暗記してきます。
この稗田阿礼が暗記した話しを聞いて、太安万侶が文章にするのです。

そして神武天皇以前は神話ですと書いてある。

つまり、神武天皇以前は神の代であるわけです。

神武天皇以降は人の代というわけです。



ちょっと漫画っぽい絵ですが、解りやすいので上の絵をご覧下さい。

まず、日本の神々は独神(ひとりがみ)と言って、男女がありません。

男でも女でもない神々です。

そしてある時、伊邪那岐・伊邪那美と言う男女神が現れます。

そこから神々の系譜が続きます。

そして神武天皇へと繋がる。

先に申した通りに太安万侶は古事記に『神武天皇以前は神話』だと記しています。
つまり神武天皇以降は人の代ですから、古事記は以降天皇の系譜になります。

これだけなら『あ〜そうか…』でしょう。

しかし、真実はこう言う事です。

伊邪那岐・伊邪那美から続く系譜は途切れる事なく、125代今上陛下にまで繋がっている

どうですか?

ハッとした方もいらっしゃるでしょう?

我々の皇帝は実はよく考えると神話と地続きなのです。
それも一度も途切れる事なく。

これが万世一系です。

この神話と地続きに人の代が現代まで繋がっている。
これこそが万世一系の真実です。

例えば『トロイア戦争』
これはギリシャ神話に出てくる神話の中の出来事だと思われて来ました。
しかし、考古学者シュリーマンの遺跡発掘で史実ではないか?或いは史実だったと判明したのです。

このトロイア戦争の英雄アガメムノン。
これは遡れば先祖はゼウスまで繋がっています。

もし、このアガメムノンの子孫が現在のギリシャで王の地位にいたならば、これは日本の皇族と同じく万世一系となるわけです。

なんだか物凄い話しです。

それが我が国は繋がっている。

こんな国は日本だけです。

そして、この神話と地続きの系譜を持つ我々の天皇陛下。
いや、我々日本民族。

我々日本民族は誰でも、個人個人の系譜を遡れば皆、皇族へ繋がるのです。

これは我々日本民族そのものが神々と地続きであると言う事なんです!

それが古事記に記されているのです。
古事記を知ることの大切そは、ここにあります。

神話を知らねば民族が滅びる。

この言葉の重みは、他の民族より我々日本民族にとっていかに重要であるか!

皆さん古事記を学びませんか?

だからよく考えないと


この古事記、編纂は先に述べた様に記憶の天才『稗田阿礼』が話し、それを文学の天才『太安万侶』が文章に練って記しています。

稗田阿礼は古い日本語を話します。
すると当時は漢字を使っていました。
つまりは漢文です。

日本語には漢文で表せないものもあります。
するとこれらを『音』で表す事になります。
これが『万葉仮名』となるのです。

そして後にこれが万葉集へと繋がるのです。

つまり日本の文学の始まりは古事記であった!と言う事です。

そして、本当にこれを皆さんによく考えて頂きたいのです。
それは、我々日本人は神々と地続きの系譜を持つ民族です。
しかも、一度も途切れる事なく。

例えば、他国の人間が日本に帰化する事。

これは
外国生まれ外国育ち、そして我々と繋がらない人間を、我々が持つ神々の系譜に加えると言う事です。

万世一系の系譜を持つ日本に、そのルーツの違う者を加えることです。

そんな人間が、簡単に、しかも『便利』であるとか『都合が良い』とかいう理由で簡単に帰化します。

我が国は他者を排除する文化は元来ありません。
寛容に振る舞う民族です。
だからこそ、他国の文化や宗教を取り入れて自らのオリジナルを作り出せたのです。

例えば『傍若無人』なる言葉。
これ、そのまま『ぼうじゃくぶじん』と漢字で読むけれど、しかし日本人はその意味を日本語でも読み解くのです。

傍若無人とかいて傍らに人が無きが若しくと。
人が傍らに無きがごとし…

人が傍らに寄り付かぬ程の無茶苦茶な人間。

決して漢文にはない、情緒と心の動きをそこに読み解くのです。

世界の言葉は、ただ必要な事を伝えるのみ。
しかし、我が国の言葉は人の機微、感情、情緒をも伝えるのです。

それは何より、神々と地続きの系譜を持つ民族だからです。

その神々と地続きの系譜に、簡単にルーツの違う者を加える訳にはいかない。

我が国を心から愛し、我が国のこの歴史をしっかりと学ぶ者しか、この系譜に加えてはならない。

そして何より、我々日本人こそが、この系譜の意味と重みを理解しなければ、なりません。

何を見るのか…5

2017-01-11 23:03:32 | 連続
世界で白人達は民族を根絶やしにして来た。

それが白人の歴史です。

世界の本質を見れば


コロンブスの新大陸発見以来、スペインは中南米で現地の人々を
3300万人殺した

これにより、インカの人々は絶滅に追い込まれた。

北米大陸では、原住民のインディアンを騙し
600万人を殺した

16世紀からアフリカの人々を
1500万人奴隷にした

白人は支配する地域で邪魔な原住民を根絶やしにするのです。

辛うじて生き延びた者は奴隷にされ白人の為に働かされ、医療も教育も受けられず女は凌辱され、優秀な若者は手首を切り落とすのです。

近代においても支那のチベット侵攻で120万強のチベット人が支那によって殺されました。
これは実にチベットの人口の5分の1〜4分の1と言われています。

これを人口比率で日本に当てはめれば実に2000万〜2500万人の日本人が殺された事になります。

歴史に『if』はタブーではあるけれども、これら大虐殺は事実です。

支那のチベット侵攻は戦後ではありますが、それまでの世界は事実です。

これら事実を見れば、我が国がハルノートを受け入れ戦端を開かなかったとしたら…

そしてABCD包囲網なるもので、我が国は一切の資源を断たれ、経済封鎖をされました。

バブル崩壊後の『失われた20年』と言われた不況、更に民主党政権下のデフレ経済真っ只中にあって我が国は年間自殺者数が交通事故死亡者数を遥かに上回ったのです。
年間に3万人を超え4万人に迫る自殺者を出した。

しかし、安倍政権に変わりアベノミクスで景気が持ち直してきたら、それに伴って自殺者数は減少したのです。

つまり
我が国は景気が悪くなれば死ぬ民族である

我が国の労働は苦役ではなく喜びに近いものです。
つまり景気が悪くなるとは、仕事を失う事です。
現代において、資源が枯渇した訳でも、経済制裁を受けた訳でもない。
なのに、仕事に就けない、リストラされる、思う仕事が出来なければ日本人は死ぬのです。

ならば、資源を断たれ、経済封鎖され、日本国民の仕事が奪われたなら…
一体どれだけの日本人が死ぬのでしょうか?

戦争は決して行ってはならない。
それは当たり前です。

「政府の陳述によれば、 米国の主張に屈すれば亡国は必至とのことだが、 戦うもまた亡国であるかも知れぬ。 だが、戦わずしての亡国は、 魂を喪失する民族永遠の亡国である。 たとえいったん亡国となるも、最後の一兵まで戦い抜けば、 われらの児孫はこの精神を受け継いで、必ず再起三起するであろう。」日本海軍永野修身大将

これは、戦っても死ぬ、戦わずとも死ぬ。
ならば、戦って一生を見出す方が良いという、日本海軍永野大将の言葉です。

戦争を回避すれば、確かに都市空襲もなかった、広島・長崎にも原爆は落とされなかった。
しかし、歴史の本質を見れば、戦争を回避すれば一人の日本人も死ななかったのか?

資源を断たれ、経済を封鎖されては我が国は生きてはいけない。

白人の植民地となれば、皆殺しに会い、女は凌辱され、いずれ民族は根絶やしにされる。

現に支那は今もチベットやウイグルで現地人女性に対する不妊措置をしている。

そして我が国は世界で唯一奴隷制度を持たぬ国です。

先の大戦を"悪"とする連中は一体歴史のどこを見ているのでしょうか?

そして戦争とは目的を達成する事です。

我が国は世界で唯一人種差別撤廃を謳い大東亜共栄圏を謳い白人の植民地支配全廃
を謳い戦いました。
これが我が国の戦争に対する達成目的です。

では、歴史の本質に立ってみれば、どうでしょうか?

世界は人種差別撤をし、白人達は植民地を失い、植民地支配されていた国々は独立を果たした

目的は達成されました。

我が国は世界を相手に戦争の目的を達成した。

大東亜共栄圏は皆が等しく食える世界を作ろうというものです。
これは、今だ達成されていない。
アジアには格差がある。
これは後世の我々に先達から託されたのではないでしょうか?

イギリス、フランス、オランダ、ソ連、支那に対し我が国は物理的にも負けていない。
最後にアメリカに物理的敗北をした。

しかし、勝ったというアメリカは植民地を失ったのです。

今回長くなりましたが、これが歴史の本質です。

歴史の本質とは感情や観念論ではなく学問であり科学です。

身につけた学問は、自身の生活や人生に役立てなければ意味はない。