犬神スケキヨ~さざれ石

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加害者で被害者

2016-07-25 19:11:30 | 草莽崛起
子供達は楽しい夏休みに突入しましたね。

お母さん方は大変かもしれませんが。

ポケモンGO!が配信されて、子供達は虫とりよりポケモン集めに必死かもしれませんが、生き物に触れる時間も作って欲しいです。


そう言う私もポケモンGO!をインストールしてしまいましたが…

餃子の王将に現れました。

餃子食べに来たようで…

自らを貶めて

さてさて、最近も古事記をあらためて読んでおります。

それは、つい最近報道されたいわゆる「天皇陛下生前即位」。

全く不敬極まりない報道ぶりで腹が立ちます!

「御譲位」

本来はこの様に申します。

あのNHKが報道しましたが、広く国民から金を巻き上げて放送している局が正しい日本語も使えないのです!

確かにビッグニュースです。
しかしニュースソースが曖昧で、明らかな意図を感じずにはいれない。

明治維新前は生前の御譲位はあったわけで、何も驚く事はありません。
天皇陛下崩御に伴い御譲位されるのは、明治維新後でほんの150年程の話です。

大正天皇陛下におかれては、健康上の理由から皇太子殿下を摂政としておられました。

現在の皇室典範において生前による御譲位について決まりがありません。
よって新たに法律を作らねばなりません。
或いは憲法改正にまで踏み込まねばなりません。

前回の古事記シリーズでも触れましたが『天皇不親政』の原則がありますから、果たして現憲法を厳密に守られる天皇陛下が外に漏れる様な御発言をなさるのか?
単純に疑問に感じます。

逆に考えれば、法のスレスレの枠目一杯を考えるのが一般の国民ですから、この辺り世に勝手に問うたバカがいたのでは?
とか考えますが…
しかし私は「天皇陛下に帰一」します。
大御心に帰一いたします。

と、前置きがながくなってしまいました。

自らを貶めている!
と、考えると残念ながら我々日本人か?
まず最初にそう考えてしまいますが…
違います。

それは朝鮮半島です。

しかしこれも厳密には、南朝鮮です。
いわゆる韓国です。

私は意外にも、朝鮮半島を一つには見ていません。私は朝鮮半島を南北に分けて見ています。

実はハングルと言っても南北で違うという事もありますから分けて考えています。

韓国が使うものをハングル。
北朝鮮が使うものを朝鮮語と言っています。
まぁ、私の勝手な線引きですが。

【李】という文字、日本人は「リ」と発音しますね?

これ北朝鮮も「リ」と発音します。
これは日本併合時代の名残そのままなんだとか。
しかし韓国では「イ」と発音します。
例えば『イ・スンヨプ』とか、李と書きますが「リ」とは呼ばず「イ」です。
これ、南の方言なんだとか。

それに、韓国はご存知『ウリナラファンタジイ反日国家』です。
日本の国旗を燃やしたり、日の丸の上に殺した犬の生首を並べたり、日本のの国鳥である雉を殺したり。

天皇陛下の写真を燃やしたり。

普通の日本国民なら目を背けたくなる光景です。
あの反日デモンストレーションを見れば、普通の感覚なら嫌悪し、恐怖を感じるはずです。

しかし北朝鮮でそこまでの反日デモンストレーションを見た事はないと思います。

勿論、北朝鮮は邦人拉致をやっています。
しかし邦人だけを拉致したわけではありませんし、反日だけで拉致したのでもありません。
テロ国家ではありますが、やたらめったら反日剥き出しではありません。
いわゆる民主主義国家を敵にしているのです。

しかし韓国はあからさまに反日で国をまとめ、反日を是としています。

この「反日」こそが韓国自らを歴史の加害者にしてしまっているのです。
そして日本国民のみならず【韓国民】を被害者にしています。

敗戦後、我が国から棚ぼたで独立してしまった国は絶えず自傷行為を繰り返し、遂にもう傷つける場所がなくなってしまいました。
自傷行為を繰り返すので、気の毒に感じて助けてきてやった日本ももういい加減、面倒見切れませんから、次は本当に死ぬ以外の道はありません。

歴史の加害者

2013年
朴槿恵大統領は
「加害者と被害者の立場は千年経っても変わらない」

そう発言しました。
これは日本を加害者、韓国を被害者として発言したものです。

この発言を我々日本民族が聞き入れるならば、子々孫々に渡り平身低頭謝罪し続けるしかありません。
過去の歴史のは未来永劫、韓国に取っての『日本叩き』のツールとなり、せびられるままに謝罪の為に金を払い続けるしかありません。

こんな理不尽な要求は世界に類を見ない。

敗戦後、日本は悪いことをして来たと刷り込まれてきた日本人もさすがに「これはおかしいぞ」と気づくもんです。

被害者・加害者の観点からアジアの歴史を考察していくことになる。
日本人はネットというツールも使い考え始めます。

面白いことに、ネットを使いこなせる若者ほど、その傾向は顕著です。

調べれば調べるほど、朴槿恵の発言がいかにデタラメであるかを実感します。
論理的にみれば、話はむしろ逆であると理解出来ます。

もう全ての主張がデタラメで、一体本当の事は何なのかすらわからなくなります。
韓国民自身も、さっぱりわからないでしょうね。

他人の褌

韓民族は度々、外国からの侵略を受けて来た!

この様に主張します。

しかし事実は
古代から現代に至るまで、むしろ韓民族自身が嘆願する形で外からの侵略を招き入れたということです。

その理由は『外国勢力を半島内の権力闘争や内輪モメに巻き込み』その力を利用する事にあります。

現在の韓国を見ても、経済の根幹を外資に握らせ、それでようやく経済が成り立っているのですから、これは韓民族の常套手段なのです。

例えば、三韓の時代にも劣勢の新羅や百済は隋や唐に告げ口外交を展開した挙句、新羅の高官、金春秋は日本を訪れ対百済戦に支援を依頼しました。

巻き込まれた日本は『白村江の戦い』で敗北してしまいます。

元の日本侵攻で先兵を務めたのは高麗人です。
高麗の王は内紛がおさめられずに、元のフビライに頼んでその始末をやってもらった。
その為に元の属国となったのです。

元と高麗の兵は対馬、壱岐に押し寄せ、男は皆殺し、女は手のひらに穴を空けられ数珠つなぎにされて吊るされました。
日本は神風の助けもあって、何とか押し返した。

再度の日本侵攻を願い出たのも高麗人です。
フビライへの忠誠心を示したかったからです。

しかし韓国の教科書には「フビライに脅されたからだ」と書いてあるとか。

この元の日本侵攻に際し朝鮮半島にいた「三別抄」という武士集団が勇猛に元と戦っていたから実は日本侵攻が予定より遅れた!
とかいうウリナラファンタジイが近年炸裂しています。
韓国人学者ばかりか日本人の学者の中にも、このウリナラファンタジイを唱える者がいてビックリです。
三別抄なる集団は武士でも何んでもなく、ただの盗賊です。つまり泥棒の集まりです。

日清、日露を戦った日本ですが、その戦いの目的は清やロシアの進出を阻む為です。

清に勝利した日本は下関条約で第1条に朝鮮の独立を清に約束させました。
ところが李朝は、清引き込み派、ロシア派、日本頼み派と、意見は分かれるものの『自立・独立』という意見は全くない状態。

日露戦争から、日韓併合にいたる結果をまねいてしまいました。

伊藤博文はコスト面から日韓併合を強く反対していましたが。アホの安重根が伊藤博文を暗殺してしまい併合にいたる。

まぁ私はアホの安重根が暗殺したとはみてませんがね。
とにかく歴史的には、そういう事になってます。

この朝鮮併合には、ただの一国も反対していません。

朝鮮戦争にしても、スターリンの同意のもとに仕掛けたのは自称『金日成』。

当初は半島最南端まで追い込まれた韓国でしたが、国連軍の参戦で何とか押し返した。

国連軍は38度線で停戦するつもりでした。

それを、これまたドアホの李承晩がええカッコしました。

周恩来は「38度線を越えたら参戦する」と言っていたにもかかわらず、これを無視。

南北統一のヒーローになろうと38度線を越えたのです。
この李承晩のアホが悲劇を招き支那の参戦をゆるしてしまった。

それが為に、双方合わせて600万を超す死者を出しました。

とにかく古来韓民族は讒言、つまりは嘘とアホな陰謀を企てては内紛を繰り返し周辺国をまきこんでは迷惑をかけ続けています。

とにかくこの国は「厄介者だ」と日本人は気づいてしまいました。

せっかく作り上げた韓流ブームで日本人をだませたものを、自らの命惜しさに竹島へ上陸し潰すアホさ加減です。

強制されたと主張する慰安婦による日韓合意も、現大統領退陣後、どうなるのか?

新たなウリナラ持論を展開するのでしょうか?

いい加減、日本はこの「泣き売り」商売の半島を見捨てないといけませんよ。

古事記を摘んで日本を知る!35

2016-07-21 11:00:30 | 古事記
お久しぶりの古事記です。

参院選もあり、随分久しぶりになりました。

都知事選挙なども気になりますね。
この都知事選挙でも、主権者の気になる事が候補者の争点になってません。

東京都と言えば、例えば、硫黄島も東京都です。

小笠原諸島も東京都です。

なのに、支那人が大挙押し寄せ根こそぎ奪った「赤珊瑚」について殆ど話に上がりません。
小笠原の漁民の方々が一生懸命守って来た漁場を無茶苦茶にされた、この問題をどうして行くのか?

国の安全保障と小笠原の人々の生活をどう守るのか?
話は繋がる事ではないのか?

誰も言いませんね…

こういう根っこを考える為にも、日本最古の国書『古事記』を知る事が現在の我が国を考えるのに必要なのではないでしょうか。

前回の話はここでおさらいしてみて下さい。

形式的

このシリーズで常に申して来たシラスウシハクについて話してきましたね。

このシラスとウシハクで『天皇不親政』という、天皇の統治の形は理解頂けると思います。

天皇自ら政策を決定しない

これが、天皇統治の根幹です。

「かつては天皇は大元帥で統治権の総覧者だった、しかし今は象徴
だから国事行為はあくまで形式的・儀礼的なものだ」

この様に言う人々がいます。

国事行為とは、皆さんには釈迦に説法ですが、例えば総理大臣を任命するとか、議会を解散するとか、国政選挙を公示したり法律を公布するとか。
天皇陛下が自ら中身を考えて実行してきたものはありません。

勲章にしても、天皇陛下が「誰々に与えたい」なんて決めたりしません。
各省庁から推薦された人に勲章を与えるのです。

天皇の国事行為と言うものは、そもそも全て形式的で儀礼的なものです。

それを、無価値だ!無意味だ!とか言う人がいるんですよ!
だいたいド左翼とか、クソ左翼とか、アホ左翼にそんな事を言う人が多いですがね。

勲章と言うのはどの国にもあります。
リベラルな国だってあります。

その勲章をもらうのに「国務大臣から国務大臣室で貰うのと、皇居宮殿松の間で天皇陛下から頂くのとどちらが良いか?」

どうせ頂くなら、天皇陛下から頂きたいものですよね?

本当に形式的、儀礼的なら天皇陛下から宮殿で頂く必要はありませんね?
そうじゃないなら「俺は勲章なんかいらねぇ!」とか言わねばなりません。

あの桑田佳祐も勲章を天皇陛下から頂いた。
その後、大変な不敬を働いた。
それならば何故、勲章を頂いたのか?
「そんなものいらねぇ!」と言えば良いのです。

天皇陛下が自ら勲章を与える者を選んでないくらいの事はわかるはずでしょう。
アホの言う事、やる事は常に矛盾しています。

当然、各省庁の推薦があって勲章を授与するんですよ。

天皇陛下が自らインターネットとか見て「こいついい仕事してるね!」とかいうわけありません。

「勲章あげるから来週、皇居に来なさい」とかいうわけないでしょう!

しかし、皇居に出向き天皇陛下から頂くと言うのは絵も言われぬものでしょう。

だいたい左翼バカほど喜び勇んで叙勲に出かけるらしいですよ。

左翼も叙勲されるのか?

そんな疑問も湧いて来ますが、勿論もらえますよ。


天皇陛下から見れば、右も左も臣民です。
全て分け隔てなく【民】です。

天皇陛下の祈りとは、天皇崇拝者の為だけのものではありません。
【皇室打倒!】とか言う人間の事もそんな人々の幸せも祈っているのです。

それが我が国の統治者の姿なのです。

人の心を溶かす

かつて最も左翼と言われた憲法学者がいいたそうですが。

その学者は敗戦後長らく「皇室打倒!」とか叫び続けて来ました。
「皇室は無用の長物」とか「皇室はなくすべき

」とか声高に叫んでいたそうです。

散々皇室批判をして来たその学者が晩年、昭和天皇から叙勲される事になりました。
そんだけ批判しといて、どのツラ下げて行ったのでしょうかね?
「この目で天皇を見てやろう」ぐらいの気持ちだったの
でしょうか。

ところがこの学者は天皇陛下から勲章を授与された瞬間から、昭和天皇のファンになってしまったのです。
なんと改心してしまうんですね。

打倒!打倒!と言ってきたが、間違って
たんじゃないか?

「この人をなくしたらダメじゃないか!」

晩年になって気づいたんですね。

晩年になるまで、気づかなかったのか?
とか私は思いますがね…


しかし、この学者は偉かった。
それまでの自分の人生を否定したんですね。
なかなか出来るものではありませんよ。

自宅に帰ったその人は、片っ端から電話して自分がかつて書いた本を買い集めて、燃やしてしまったんですね。

「自分の主張研究は後世に残してはいかん!」

皇室は残さにゃいかん!

皇室、天皇陛下にはそんな力があるんですね!
決して力や支配、収奪や恐怖で人々を動かすのではありません。

ただその御存在だけで、頑なな気持ちをも溶かしてしまうのですね。

かつて「女系でいいじゃないか」と言っていた田原総一朗ですら近年では「皇統は男系でなきゃダメだ」と言っています。
中央公論やラジオ番組で『伝統だ』と述べ「日本人はやっぱり最後は天皇陛下だ!」と語っています。

最後は天皇だ!

あの田原総一朗ですら、そういうのです。

「天皇の国事行為なんか形式的で儀礼的で意味なんかな」という人ほど、急に皇室ファンになったりするんです。
天皇不親政の原則。

政治を直接決定しない。

存在するだけで国をまとめる。

その御存在位の意味を、ある瞬間にフッと理解する瞬間があるんです。

それは、日本人のみだけでなく人間の理想の根幹なのかもしれませんね。


参院選を終えて

2016-07-15 10:00:36 | 草莽崛起
7月10日参議院選挙が終わりました。

個人的にはかなり楽しめた選挙でした。

選挙権を得てから選挙も投票も数回経験していますが、これほど楽しんだ選挙は記憶にありません。

それは、我らが青山繁晴氏が出馬したからでしょう。



組織なし、献金なし、水一杯出ないボランティアのみ。
実質的選挙活動はボランティアの方々を除けば3人でした。

青山繁晴氏本人

秘書の清水麻未さん

独立総合研究所社員でご子息
青山大樹さん

ご子息は途中、文春告発の証拠集めの為に東京に戻られたので、後半は青山さんとマミちゃんだけでしたね。

街頭演説だけの選挙戦を貫きました。

私自身、関西圏での演説には数回足を運び応援していました。

明石での練り歩き演説では私自身が動画にまあまあ良い感じで写りこむという感じになってました。
youtubeで探してみてください。

最後の難波高島屋前の演説は後世、間違いなく語り継がれるほどのものでしょう。

地響きがするほどの拍手と歓声!

こんな演説を体験した事はありません。

選挙とはコレだ

この青山繁晴さんの選挙はとにかく遊説のみ。
個人演説会は1回だけ。

組織票は一切ありません。

実際には、自衛隊、海上保安官などの有志がかなり投票したやに聞いてはいますが、しかし組織的なものではありません。

後は、我々支持者のネット配信などです。

ツイキャスの生配信、youtubeの配信、twitterやFacebookによる配信のみです。

それも言わば『勝手連』的なもので、誰かが音頭をとった訳でわありません。

自然発生的に主権者が応援したものです。

演説をみても、いわゆる選挙演説とは一線を画するもので、それは宛ら講演会です。

選挙演説でよく聞く「皆さんのお力で…」とか、「一票を私に!」というものは一切ない。

主張は全て問題提起。

皆さん一緒にやりましょう!

テーマはその一点だったのではないでしょうか?

メタンハイドレートで資源産業を勃興させましょう!

拉致被害者をどうやって取り返すか!

農業をどう大転換させるか!

「国民みんなでやりましょう」

青山繁晴さんの講演会に参加されたことがない方はあまりご存知ないかもわかりませんが、あの演説は普段、青山繁晴さんがなさる講演会そのもです。

つまり我々は選挙戦の18日間、ずっと講演会を聴衆していたのです。

そして、必ず話すことは拉致被害者のことでした。

我々主権者の中にある「拉致被害者はどうしたんだ!」という気持ち。

青山繁晴さんの思い。

ピタッと重なるものでした。

これまで、拉致を話して当選した候補はいません。拉致を選挙公約にした候補もいません。

拉致を口にすれば、むしろ不利に働いていました。

それがハッキリと拉致を口にして当選したのは青山繁晴さんだけです。

実はこれは凄いことなんです!

つまりは『拉致事件』を選挙公約にしても当選できるという事なんです。
むしろ拉致を争点に出来る選挙が、これで成立した記念すべき選挙であり、これが我が国の安全保障が変わる歴史的な出来事なのです。
そして、その拉致事件に関わってきた氏の思いが本物だからこそです。

だから拉致被害者有本恵子さんのお父上である有本明弘さんがなんども演説に駆けつけたのです。
有田芳生に被害者家族が駆けつけたでしょうか?
有権者は騙されません。

そして、本当の意味で我々主権者、有権者、市民が支えた歴史的選挙なのです。

勿論「自民党から出た時点で下駄を履いている」とひはんする人もいます。

しかし明らかに普通の市民が支えたのは事実です。

私は、60万票は取らせたかった。

しかし48万2000票は組織票のないことを考えればブッチギリです。
2位ですが、実質1位です。

自民党比例1位の候補は郵便の組織票だけですから、実質ブッチギリ1位です。

これをみればドアホ野党が言っていた「市民連合」とやらいうやつは一体何なのでしょうかね?
青山繁晴さんは我々市民が支えて当選しましたよ。連合などなくともブッチギリで当選しましたよ。

民進、共産、社民、生活の主張する事柄が如何にインチキで嘘だらけか。
今回ハッキリとしてしまいました。

とすると、今般都知事選挙に立候補した鳥越俊太郎がいかなるものかが理解できようと言うものです。

決して勝ちではない

この度の参院選、マスコミは「与党大勝」と報道していました。

しかし、果たしてそうでしょうか?

私はそうは感じません。

むしろ負けに近い勝ちではないでしょうか?

前回の参院選、自民党は29勝2敗。
今回は21勝11敗。

東北では、秋田以外は一人区惨敗。

福島、沖縄では現職の閣僚が落選。

民進党は前回の17議席から32議席を獲得。

これを見て大勝と思い様がありません。

改憲勢力が3分の2獲得とはいいますが、中身はバラバラ。
与党公明党ですら実際は改憲には慎重で、更に環境権なるものを加筆する事で乗り切りたい考えです。

大阪維新にしても、松井代表は「9条改憲は時期尚早」と発言しています。

保守派の日ころ党は改選議席0。
非改選3議席となってしまいました。

こんなバラバラな改憲勢力では、9条は疎か他の部分でも改憲に至るには厳しいものです。

更に、島尻安伊子候補にしても、そもそも選挙に弱い。
だから閣僚にすえて、必ず来る参院選に備えたのですが甲斐もなく現職閣僚として落選。

その裏で、人寄せパンダの今井絵理子なるドのつく素人を比例で当選させてしまいました。

結果を見れば、野党連合なるアホなものが、東北などを見る限り一応の成果を見せています。

民進党などは議席を大幅に上げています。

アホの岡田は健闘した!どころか「勝った!」とすら思っています。
次の代表選挙にも出馬するつもりです。

共産党は議席をを減らしていますが「負けた」とは口が裂けても言わないでしょう。

今回選挙結果、実際のところ自民党幹部、官邸サイドは危機感を抱いているという話しも漏れ伝わって来ています。

野党連合もある一定の公開を見せた事は事実です。

この中で、例えば衆議院選挙を行えば与党は大敗する恐れもあり、そうなれば改憲どころではありません。

衆議院選挙は政権選択選挙です。

しかし、民進党が岡田のアホを代表に据えている間は与党は安泰です。
このオッサンは国民に人気が無いし、とにかく選挙に弱い。
憲法改正を視野に考えるならば、岡田代表で!
それが本音です。

民進党が、本気で政権を狙うならば代表に、これまた胡散臭い小芝居じみた蓮舫を据えるでしょうがアホの岡田が代表の立場に恋々としているのと今回の獲得議席の伸びを実績として誰にも譲る気はないでしょう。

自民党のこの結果の原因は農村部の支持者離れがあります。

TPPについて反対である事、そして農協改革による農協団体の支持離れによる組織票がなくなたことが東北の敗北に繋がったと思われます。

これはTPPについて、中身はを具体的に示すことが出来ないことなど不利になったと思われます。

しかし日本人は忘れ易いのでしょうか?

TPPは民主党菅直人政権下で決まったこと。

それを血の出る交渉で国益をギリギリで折衝しているのですがねぇ…

さらにアベノミクスの恩恵を感じていない庶民が多いという事です。

このアベノミクスも、金融緩和に頼り過ぎ『クロダノミクス』と揶揄されてしまっていて、庶民にまで恩恵が実感出来ていないのが事実です。

TPPにしても『足腰の強い農業』というスローガンを掲げてはみたものの、農家の多数が足腰が強い農業を理解していません。

これは時間をかけて、農業を輸出産業に押し上げるなどの【農業大転換】を丁寧に説明して行き、農家の理解を得る事が重要です。

しかし、ここにも既得権があり補助金ジャブジャブでやってきた現在の日本の農業の思い込みの壁は厚いものです。
この辺りは、青山繁晴さんに期待する部分でもあるわけです。

アベノミクスにしても、これは単に『キッカケ』であって、景気回復の全てではありません。

メタンハイドレートなどの、日本には無理だと思われてきたエネルギー産業の勃興。
農業の大転換。
自動車の完全自動車運転。

第3の矢『成長戦略』が足りません。

分野を指定し、道筋を示して成長を促さねばなりません。
足腰が強い経済とは、例えイギリスがEUを離脱しようと影響されない経済。
足腰が強い農業とは、他国とは違う高付加価値の安心安全な日本の農産物こそが出来るのです。

少し考えるならば

この参院選をみて、少し考えなければなりません。

まずは、候補者です。

今回も人寄せパンダの様な候補者がでています。

元アイドル、スピードの今井絵理子などです。

当選後のインタビューを見ていてビックリしました。
とにかく政策的な理念がない。
一体何がしたいのかが全く見えない。
確かに安全保障など難しい問題ではありますが、しかし選挙に出ない私でも多少の意見はありますから、そう考えれば「わからない」では済まされません。

議員になりたいと手を挙げたならば、当選後に「勉強します」では困ります。
年間に我々主権者は血税から幾ら払うのか?
勉強したいなら自費で勉強してから出馬して頂きたいものです。

参議院は解散がありません。
6年間あります。
その6年間に2億数千万の歳費を頂くのです。
もっとしっかり考えて貰わねばなりません。

今回の選挙は、18歳に年齢が引き下げられた選挙です。
その若い人達の票を取り込みたいと、この様な候補者を擁立したのは間違いない。
確かに功を奏したのか当選しました。

しかし何の為に国会へ行くのか?

国の為、国民の為

そういう志の人間だけが本来国政に集うべきです。

人寄せパンダだと知りつつも、安穏とこれを受け入れてしまっている我々主権者の意識にこそ問題があるのだといい加減に気づかなければ日本の将来はありません。

同じ比例に青山繁晴氏と今井絵理子がいる違和感をしっかり考えて行かねばなりません。

しかし立候補することは自由です。
ならば、しっかりと自らの主張、理念、政策を述べて、それを国会国民にどう役立てることができるかぐらいは言えなければなりません。

それがない者が選挙に出る意味は何でしょうか?

今回、日ころなどは改選議席を失いました。
新党改革も議席は0です。
社民党も議席は一つ。

例えば無所属議員などもそうですが、ある程度の数がなければ『質問』すら出来ません。

政党としての要件も満たせなくなった政党や、一人だけの無所属議員。

このような議員の意味を考えなければなりません。

政党政治について、私個人は否定的です。
然し現実には、法案提出にしても、質疑をするにしても数が必要です。
無所属議員や少数政党はどこかと会派を組まねば質問すら出来ません。

はたして、質問すら出来ない議員に6年間歳費を払う意味は?

政党政治を否定的に捉えながら、矛盾する話しになりますが、然しこれが現行法であり現実です。

この法が間違っているのは当然です。
選挙についても、有権者は人を選ぶのであって政党を選ぶのではありません。
憲法上もそうなっているのはにも関わらず、現行法では人を選ぶ事が出来ません。

その間違った法を変えるにも数がなければ変えられません。

衆院で50、参院で20の数で予算案の提出が出来ます。
これが基本です。

法案提出も5人必要ですね。

今の政治、法律を変えるにも数が必要という矛盾を抱えますが然し日本は法治国家です。
現在の法を守らねばなりません。


そして何よりも『国を良くしたい、国を変えたい』と主権者が強く思わねば政治も法律も変えられません。

私は他人から「政治に興味があるひと」とか「政治に詳しい人」などと言われます。

確かにそう見えるでしょうが、しかし違います。

私は政治に興味があるのでもなく、詳しい人でもありません。

私の興味は祖国日本なのです。

祖国を思えば政は考えなければなりません。
ただそれだけです。

政治を考えるとは、祖国を思う、その延長にあるものだと私考えます。






末期の狂乱

2016-07-09 10:57:59 | 草莽崛起
参院選も大詰め。

与党有利の声も高く、憲法を改正改正を掲げる現政権に有利働いている様に感じる世界情勢。

イギリスのEU離脱、支那経済の没落。

先般、尖閣上空での支那戦闘機による我が航空自衛隊機への戦闘行為。

南シナ海への支那の、時代錯誤の覇権行為。

我が領土への野心。

EU、アメリカの没落。

これら全ての事柄が、敗戦後70年嘘の歴史と嘘の平和に安穏として来た日本人を目覚めさせました。

日本は悪かった!日本は世界を混乱させた!
日本が動けば世界は不幸になる。

そう思って来た…
そう考えて生きてきた…

その日本人が遂に嘘に気づき、目を覚ましてしまいました。

敗戦国と言うだけ、たった一度戦争に負けただけで生き方を否定して来た日本人が、今一度生き方を問い直す時代が来たのです。

それが、現政権への追い風となり、与党有利と言われる選挙戦となっているのでしょう。



例えば、今般出馬した青山繁晴氏の選挙戦を見ても解ります。

動員なし、寄付金なし、全てボランティアに支えられた選挙戦です。
しかし、圧倒的な聴衆の数。

嘘のない、その演説と皆が望む政治、希望を感じる約束。

とにかく内容の具体性に説得力を感じます。

一方こちら…

ガラ〜ン

中身は我々が刷り込まれて来た嘘ばかり。
本当の日本について話さない。

それでは人は話しを聞こうとはしません。

やっと気づき始めた日本人に、支那や朝鮮は慌てています。

それでも朝鮮は、今だに日本人相手にウリナラファンタジーが通用すると考えています。

支那は日本からのODAで力をつけて世界に中華思想なる支那人にしか理解出来ない思想を基に、覇権に走ります。

日本国内の反日勢力は、今まで騙せてきた日本人が騙されなくなってきて焦っています。

その焦りこそが週刊文春青山繁晴捏造記事だったり、片山さつき襲撃だったり、或いは日ころ議員の選挙ポスター破損とか選挙演説妨害などをやらかすのです。

もう騙せない、だから不当な暴力も使う、そんな手段に出てきたのです。

野党の主張を見ても「アベ政治を止める」以外の具体的な政策などありません。

日本人を目覚めさせる政治を止めたい

これが本音であって、その後はまた「日本人を騙しやすい政治をしたい!」が実の中身でしょう。

例えば、有田芳生の周りにはヤクザ紛いの取り巻きが常にいます。

こんな暴力的な連中が、候補者の周りをうろちょろしていたら怖くて普通の人なら近寄りたくありません。

「ヤクザをボディガードにつかうのか?」

こう考えるし、実際に恫喝や暴力的な行為をやらかしています。

もうこのような連中の、つまりは「反日」の連中の終わりが始まったのです。

世界の秩序が変わるのと同じく、我が国に蔓延していたも無くなるのです。

それを何とか食い止めようと遂に【暴力】を使い始めたということです。

終わり行く、古い時代。

新たに迎える我が国の時代。

自分たちの食いぶちを失う反日、左翼、和式リベラリズム。

末期の狂乱を始めた我が国を貶めて飯のタネを得てきた連中にハッキリと決別をし、引導を渡してやらねばなりません。

この参議院選とは、そう言う選挙だと私は考えます。

地位も名誉も金も命すらいらず

2016-07-07 10:32:00 | 草莽崛起
今回の参院選、いやこれ程に楽しい選挙は初めてです。

「楽しい」と言うのは不謹慎か…

しかし、漫然と投票して来た今までの選挙とは違う選挙を体験しています。

それは、どうしても国政に送りたい人がハッキリとしているからでしょうか。

謙虚さの欠片

世に指導者と呼ばれた人、呼ばれる人は数多います。

然し、その任に相応しい人は何人いるでしょうか?

殆どの人間が、それまでは素晴らしい考えを持ちながら一旦権力を手にし、それが長くなると変わってしまいます。

権力に溺れ、その特権的な立場を長く続けたいと考え始めます。
そうなると、人は権力を不正に使いだす。

そういう意味では舛添要一などは典型的な例でしょう。

いや、舛添要一は東大助教授時代から”金”ねにまつわる話は関係者の間では有名な話しだったようです。
知らぬは主権者ばかりなり。

母親の介護も嘘。
それにまつわる政治も、信用出来ない。
幾ら良い政策をしても、その腹の中のドス黒いものが全てを嘘に変えてしまいます。

それが顕著に表れたのが都知事就任後でした。

都知事になった途端に「自分は都知事だから」とスィートルームに泊まったり、ファーストクラスに乗ったり。
そういう事をしても良いのだ!
そんな思考になるのです。

その事を、会見で記者に問われて「首都の知事が安ホテルに泊まれるか!」とか言う始末。

舛添要一の記者会見を見て不快感を覚えた人は少なくないと思います。

この不快感の原因は私の考えでは【謙虚】さではないかと思います。

選挙を経て、選ばれた事を勘違いしているのであろうと考えます。

「俺は、みんなに選ばれた!」
「他人が俺を認めた」

この様に考えているのでしょう。

ある種の選民思想であると、思います。

自分は選ばれた人間だ!

そんな思いがあるのでしょう。

日本の思想とは、例えば労働に関しても決して「苦役」などではなく『私の労働が誰かの支えになっている、私も誰かの労働に支えられている』そう考える国民性です。

ですから、世界にも稀な労働の義務があるのです。

労働を義務化している民主主義国は非常に珍しいことです。

これは、日本と言う国は特定の人々が作るものではなく、国民全員で作る国なんだ!という理念に基づいているからです。

それは、天皇陛下を戴き天子のもと全ての民は平等であるという国柄であることが基本となっているのです。

ですから、例えば総理大臣とて選ばれた特別な人間ではなく、我々民の中から民の代理人として総理大臣の役割を与えられたに過ぎず、決して特別な人間ではないと。

劣化する民

全ての日本人は【謙虚さ】を旨としなければなりません。

何故ならば、それが日本の国柄だからです。

それを否定すれば日本ではなくなります。
日本人ではなくなります。

その謙虚さを表す御存在が皇統なのです。

天皇陛下とは【民の幸せを願い、広く民を見ている】という存在で民を支配する存在ではありません。
この御存在のもとに民は平等で、例え総理大臣と言えど、それは総理大臣と言う役割であって特別な「選民」ではないということです。

政治家は国民に選ばれ、役割を与えられたに過ぎません。

政治家は、だからこそ謙虚であらねばなりません。

幾ら頑張ろうと、優秀であろうと、力で支配しようとしても天皇陛下になれるわけでもありません。
また、民に選ばれただけです。

政治家はただ民に選ばれた代表者、代理人に過ぎない、言い方を換えれば我々主権者の召使いです。

先の舛添要一などは、その基本的な意味を忘れ、忘れた途端に謙虚さを忘れ私心私事にはしる。

これは、政治家としても人間としても劣化した姿です。
例え舛添要一と言えど最初は高い志しがあったのかもしれないけれど、一旦権力を手にすると私心に走り劣化する。

現在の安倍政権も長期政権となり、安定的に政策を進める為に要らぬバーターをしています。
しかし、安倍晋三という人は謙虚に働いていると私は見ています。

しかし、野党議員はと言うと出てくる話しは政権批判と「アベ政治を止める」という事ばかり。

安倍晋三が暴走している!

だから止めるんだ!

民進党、社民党、共産党など口を揃えてそう主張します。

この発言が既に謙虚さを失っています。

現政権を選んだのは主権者です。
つまり選んだ主権者に対しての批判であるわけです。

そう言うならば現民進党、前民主党を主権者は選んでやったではありませんか?
選んでやったにも関わらず、まともな仕事が出来なかった。
だからダメだと現政権を国民が選んだのです。

つまり、自らの失敗を謙虚に受け止める事もなくむしろそれを主権者に押し付けているのです。

これは我欲と言うものです。

失敗を謙虚に受け止め、むしろそれを糧に再チャレンジし、支持を得ている安倍晋三への嫉妬。
我欲が政治への原動力だから、幾らカッコいい事を言っても国民見抜きます。

だから高い支持率の現政権が羨ましくて仕方ないのです。

舛添要一の問題だけを見るなら、国会は間接民主主義を取りながら、地方は首長を直接民主主義という事が問題であると私は考えます。

地方自治も憲法に則り行われます。
ご存知、日本国憲法はアメリカ製で、つまり地方自治すらアメリカの意向が反映されているということです。

私は、地方の首長は官選か或いは議会から選ぶ方が良いと考えます。

選挙を経て我々は政治に参加します。

選挙は政党を選ぶものではありません。
選挙は人を選ぶのです。

金も名誉も地位も要らん!命すら要らん!

そんな人間は既得権益や利権にとって最も厄介な存在です。

本来政治家はとは、既得権益から見て始末の悪い【我欲】のない人間でなければなりません。

あなたの一票があなとの作りたい国になる様に。

自らの信念に基づく一票にしてください。