犬神スケキヨ~さざれ石

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LGBTが生む差別

2021-05-30 14:44:00 | 草莽崛起
LGBT理解増進法なるものが取り沙汰されています。
ハッキリ言ってめちゃくちゃです。

『LGBTが差別されている』とか『社会的不利を被っている』と主張し、その事について理解を増進する為の法律だとの主張。

これを推進している議員の一人が自民党稲田朋美議員です。


今国会での成立を目指すと言います。

さて、いわゆるLGBTと呼ばれる人々が、社会生活が困難な程に差別をされているのか?甚だ疑問です。

そもそも、同性愛者と性同一性障害者とをまとめている時点で『違うやろ』と感じます。

この世は差別に満ち溢れています。
日本にも差別はあります。
むしろ『ムラ』社会である日本には目に見えない差別はあるでしょう。

しかし同性愛者が不利益を殊更に被っているとは思えません。
昔から日本は文化的に同性愛があった事は歴史を見ても事実です。

宗教的にも文化的にも、我が国は同性愛を殊更に忌避するものではありません。
同性愛者が身近にいても『あ、そう』ぐらいの話しです。

それをわざわざ法律にする等は逆に、要らぬ差別を生むのです。

自然界ではあまり考えられない同性愛だが、人間は知能が発達しそう言う人も居ると言う程度の話しです。

性同一性障害も、自認する性と肉体的性が一致しない障碍と言う話し。
ご本人はもちろん来るしでしょう。
ですが、殊更に法律で保護しなければならないのでしょうか?

今国会提出の法案に対して、単なる理念法だと主張する方もいます。
しかし、なんら定義も定まらないことに法律を作らねばならないのか?

これが基準になり、更に新たな法律が作られる可能性があるのです。

別に、同性愛者だろうがなんだろうが好きに生きて行け!

その様な話しでしょう。

性的少数者の保護などと聴こえは良いけれど、性的少数者の保護を言うなら、SM愛好家や赤ちゃんプレイ愛好家とか、どれだけ保護しなければならないか。
バカバカしくてやってられません。

何時ぞやも『生産性』(しょうさんせい)についても騒がれましたが、同性愛者に生産性がないのは事実です。
同性カップルの間に子供は産まれてきません。なので生産性(しょうさんせい)はありません。

とは言え、その生産性を踏まえても同性婚には私は賛成の立場です。
しかし、それには高いハードルを設けるべきであると言う前提条件付きです。
偽装結婚等を防ぐ為であり、戸籍制度の維持の為にもハードルは高くしておかねばなりません。更に改憲もしなければなりませんね。
左派勢力はこの『改憲』に踏み込まれては困るので『差別』を持ち出すなです。

しかしLGBT法案による新たな差別も考えなければなりません。

例えば、スポーツの試合等で自認する性でカテゴライズして出場すると言う問題です。

女子スポーツの競技に、肉体は男性だが自認する性が女性だからと出場すると言う様なことです。

女性と男性では、明らかに肉体的な差異があります。
持久力、瞬発力、筋力など男性の肉体は女性の肉体より有利です。

例えば霊長類最強!吉田沙保里選手でも同じ体重ならば男性選手に全く勝てません。
大坂なおみ選手も、インターハイチャンピオン程度でも相手が男子ならば簡単には勝てません。

同じ条件ならば、当然肉体的差異に有利不利が生じます。

肉体的男性が女子スポーツの大会に出れば、有利で成績も良い。
その自認性女性が、例えばその成績により推薦や奨学金を得る事になれば、トランスジェンダーでない女性は不利益を被る事になる。

これは明らかに性別に対する差別を生み出し、LGBTと呼ばれる人々との軋轢を生む事になります。

本来、受けられるべき支援が受けられず、後の人生に影響を受けてしまいます。

そもそも同性愛者に対しても『知らんがな勝手にやっとけ』てなもんです。
もうバイセクシャルに対しては『なんで保護したらなアカンねん』としか言いようがありません。

LGBTには殊更に法律で保護をするなら、同性愛でない生産性(しょうさんせい)のある男女もしっかり保護しなければなりません。
と、なればそれは普通に単なる『人権』と言う話しであって、同性愛だろうがなんだろうが皆人権はあるのです。
ならば基本的人権以外に必要ありません。

私が条件付き同性婚を賛成するのは、単に基本的人権の尊重と言う事のみです。

笑い話しですが例えばこんな話しがあります。

自称トランスジェンダーの男性がいます。
この方は『私の自認する性は女性だ』と言って女性用トイレに入る。
すると、その女性用トイレで入って来た女性に猥褻な行為に及んだ。
捕まえて話を聞くと『私はトランスジェンダーでレズビアンだ!』と言い出す。

笑い話しですが、笑い話しで済まない事が現実に起こるかもしれません。

自認する性が如何なるものであっても、肉体的性から逃れる事は出来ません。
将来、例えばトイレが男性女性の他にトランスジェンダー用に用意されるかもわかりません。

だからと言って、殊更に法律で保護するものか?と、言う事です。
トイレが別に用意され様と、それは男女別に用意されたトイレと同じで単なる配慮や区別でしかありません。
それ以上でもそれ以下でもなく『基本的人権』の範疇です。

基本的人権の範疇を超えるものは、その真反対に差別を生むのです。


よく心得ている

2021-05-22 17:56:00 | 連続
新型武漢ウィルスは未だ我が国では、終息が見えません。
沖縄県にも緊急事態宣言が発出されました。

しかし、世界的に見ればさざ波程度の感染者数の我が国で何故、終息をみないのでしょうか?



コロナウィルスと言うのは、言わば『風邪』のウィルスではあるけれど新型で、我々はそれに対抗する抗体を持ち合わせていない為、蔓延してしまいます。

ただの風邪だ!と言う人もいますが、抗体を持ち合わせていない以上は『ただの風邪』ですまないのでしょう。

しかし自衛隊の努力もあり、ワクチンの大規模接種が始まれば今後、ワクチン接種が加速していきいずれか早い時期に日本国民は『集団免疫』を獲得するでしょう。

そうなればやがて終息を迎えます。

その中でワクチン接種予約システムの不備や、ワクチン接種の遅れが取り沙汰されています。

ワクチン接種に関して、世界的に見れば遅れている様に見えますり
確かに遅いのですが、これは感染者数が高い地域からワクチン供給しているからであって、我が国だけが殊更に遅い訳ではありません。

感染者数が低い、オーストラリアやニュージーランドも遅いのです。

この程度のさざ波で、我先にと我が国がワクチンを確保すれば国際社会から非難を浴びるでしょう。
またワクチン供給の遅れも、ワクチン製造の例えばファイザーが供給力を上げる為に一時的に生産ラインをストップしたからです。

この供給や接種の遅れ、システムの不備に対してマスメディアや野党は非難します。

しかし、システムの不備に関しても当局は把握していましたが、接種を優先し不備を飲み込んでいたのです。
システム修正に時間をかけていては接種が更に先延ばしになってしまいます。
人命優先の決断であった訳です。

この辺りの上げ足の取り方と言うものは、反日マスメディア、反日野党は上手いのです。そもそも不備や遅れの原因もよく理解しての『上げ足取り』なのです。

何度も申し上げていますが防疫は国防です。

防疫は国防力に直結していますから、反日左翼メディアや野党にとっては潰しておかなければならないのです。
我が国の国防が強固であったり、国防が国民に最大の福祉であっては都合が悪い。

本来は先ず、これを国防と考えるならば優先的に接種しなければならない立場の人々が存在します。

行政の長であったり、国防に直接かかわる立場の人々や医療従事者。
つまりは総理大臣以下閣僚、各地方自治首長、自衛官、警察官、救急消防隊、海上保安官、医師看護士、介護福祉士等です。

例えば自衛隊などは、災害有事の際には即時対応しなければなりません。
即応性が特に求められます。それは警察官や救急消防隊も同じです。

大規模災害な有事の際、その度に検査などしていては全く国家国民を守る事などできません。
派遣中にクラスターなど発生しては、部隊は動けず、敵の餌食です。

先の大戦でも、多くの兵士が飢えと疫病に苦しみ散華された事を見れば一目瞭然、火を見るより明らか。
如何に国防と防疫が切り離せないかよくわかります。
だから、戦前も731部隊に代表される防疫部隊が存在したのです。

と、言う様な説明をしても世に出回るデマや嘘を丸呑みに、ある種の執念の様な憎悪剥き出しでワクチンを忌避する人がいるので困ってしまいます。
ワクチンを接種するか否かは本人の判断ですが、それに影響する様なデマや嘘の流布は、これは安全保障を毀損する以外の何ものでもなく。
必要な社会インフラを破壊する、テロ行為と何ら差違はないと私は考えます。

祖国日本を破壊したいのでしょうか?

例えば、米国や英国はワクチンの効果で日常を取り戻しつつある。

その日常は我が国のさざ波レベルです。
英国は少し下回るぐらい。
山が一気に下がり、さざ波レベル。
このさざ波レベルで日常を取り戻し、英国では土地の価格が上昇、米国でも景気は戻りつつあり雇用が伸びています。

この様な世界レベルの国防を我が国が果たす事が、どうしても嫌な人が存在するのですから困ったものです。

我が国のいつまでも収まらないコロナ禍も原因の一端は医療体制にあります。

平時には非常に手厚い医療体制ではあるが緊急事態には脆弱である
その様に言えるでしょう。

病床数は世界有数のレベルでありながら、ことこの様な緊急事態には病床数が足りないのです。
重症者、感染症に対するベッド数が足りず、故に医療逼迫や医療崩壊の事態を招き何ら科学的根拠も希薄な緊急事態宣言の発出をせねばなりません。

例えば、米英などはあれ程の感染者、死者を出していながら医療崩壊を起こしていない。
それは簡単な事で防疫は国防と平時から位置付けているからです。

敗戦後、我が国は国防を悪として忌避してきたからこその医療逼迫なのです。

世界は安全保障に対する国の責任を『悪』などとは考えていません。
だからこそ素早くワクチンを作れてしまいます。
常に基礎研究を行い、この様な事態に備えているからです。

我々、宗教団体によるケミカルテロを経験したにも関わらず、全く教訓としていない。
それが故に今回の事態を招いているのです。

これがバイオテロならば...
我々はテロ攻撃に未だ脆弱な国防しか備えていないと言う事です。

実しやかに流れるデマを精査する事なく、鵜呑みに嘘を流布するなどは、明らかな利敵行為であり言語道断です。
デマの流布は言い逃れなどできません。

欧米諸国から見れば、失業率、経済の落ち込みはやはり『さざ波』で、この程度でオリンピックを中止するかといわれます。

しかし、実際には病床数不足から死者を出している現実を見れば、ワクチンによる集団免疫獲得しか方法はありません。

このさざ波のまま、集団免疫を獲得しようとすれば、後2年やそこらのレベルで緊急事態宣言を発出し続けるしかないのです。

新型コロナウィルスによる死亡者は実に約75%が高齢者で、ここをケアするだけで医療逼迫と言う事態を終息に導く事ができるのです。

これ以上長引けば、財政支出を幾らやろうと、失業率はあがり経済的困窮から自死を選択する人がでます。
失業率が1%上がれば6000人の自殺者が出る事はわかっているのです。

下手をすればコロナ関連死を上回ってしまいます。

例えば、米国が日常を取り戻しつつあるのは『安心して感染できる』からです。
集団免疫を獲得すれば、そもそも逼迫すらしていない医療体制ですから、更に余裕が出れば助かる命は増えると言うものです。

我が国もいち早く、集団免疫を獲得し『安心して感染出来る』体制を取らねばなりません。

防疫は国防。
防疫は安全保障。
基礎研究は軍事技術。
軍事は抑止力。

国民の命を守るのは国の義務であり、その義務を実行させるのは国民です。

つまり安全保障とは我々国民一人一人の問題であるのです。




m RNA

2021-05-14 17:16:00 | 草莽崛起
武漢ウィルスの蔓延により日本各地で「緊急事態宣言』が延長されたり、新たに指定されたりしています。

世界有数の病床数を誇りながら医療逼迫と言う事態に陥っています。

昨年、政府は予算を付け予備費まで積み上げたにも関わらずです。
5兆円と言う予備費は異例の高額。

しかしどう言う訳か目詰まりを起こし、殆ど使われぬまま。
コロナ対応の病床数を増やす等使い道はいくらでもあったのに使われず、その後の予備費積み上げには『使い切る』とまで明記されてしまうほどです。

アホ野党とウンコマスコミは予備費に難癖をつける始末。
また医師会等も政府に予算を要求すらしなかった事が今日の特に大阪の医療逼迫を招いた事は明らかです。

立憲君主や共産党が主張する様な、大規模PCR検査などは全く論理のすり替えでしかなく、大阪等はダントツの検査数。


PCR検査はあくまで検査であって治療ではありません。
更に偽陰性や偽陽性と言う誤差が一定数あるわけですから、大規模検査をすればそれだけ誤差の値が大きくなるのは簡単な算数で導き出せるのです。
感染拡大を計算するには微分方程式を用いますが、これは高度に数学の知識を必要とします。
検査の誤差はより簡単に計算出来ます。
それを考えれば、検査は的を絞るのが正しいのです。

この様なウィルス性の病気への対処は感染予防は必要ですが、集団で免疫を獲得する以外の方法で終息するのは殆ど無理です。

集団免疫獲得には、例えば国民の6割が感染するとか...
そんな事をすれば死者数はとんでもない数字になり、国家としては耐えられないでしょう。

集団免疫をより安全に獲得するとなればワクチンと言う事になります。

昨今、実しやかに流布されるワクチンの話しにはあまりに誤解や嘘が多いのではないかと思われます。

かと言って、私自身も学術的記事や論文に目を通しましたが、専門知識や資料がなければ理解し難く、理解したとて伝えるのはかなり困難です。

とは言え、だから自分だけわかっていても仕方ない。

今回はとある方の説明がスッキリとわかりやすく解説されていたので、その方の解説をお借りしつつ話してみたいと思います。

mRNAワクチン
ファイザーなどが手がけるコロナウィルスワクチンが『mRNA』ワクチンです。

先ず RNAとは何ぞや?
と、言う話しになります。

 RNAとはリボ核酸と言います。
みなさんよくご存知のDNA(デオキシリボ核酸)とは全く異なる性質を持ったものです。

DNAは2本のヒモが合わさった様な二重螺旋構造であるのに対し RNAは一本のヒモからなる構造です。



DNAは安定している為に遺伝情報の『保存』に利用されます。
RNAは不安定なので遺伝情報の『伝達』に利用されます。
RNAには様々な種類があり、そのうちワクチンに利用されるのがmRNAとうRNAになります。



人の細胞は『細胞膜』と言う脂質やタンパク質等で出来た膜に覆われていて、細胞の『核』にある染色体(DNAで出来ている)には遺伝情報が保存されています。


核の周りには『粗面小胞体』と言う器官があり、その表面にある『リボゾーム』ではタンパク質の合成が行われています。
また『ゴルジ体』では合成されたタンパク質の加工や濃縮が行われます。

遺伝情報なるものは、どの様に発現するのかと言えば、核内の染色体はDNAから出来ており、遺伝情報が発現する時にDNAの遺伝情報の一部がmRNAにコピーされるわけです。これを転写と言います。



mRNAは核からリボゾームへ移動し、リボゾームではmRNAの遺伝情報に応じて『tRNA』と言うRNAアミノ酸を持ってきます。これを翻訳と言います。
翻訳の過程でアミノ酸が繋げられていき、最終的にタンパク質が合成されます。
DNAには様々なタンパク質がコードされていますが、常に全ての遺伝情報が発現しているわけではありません。
遺伝情報は様々な条件によって、発現し状況に応じて必要な種類のタンパク質だけが作られています。

例外として『逆転写酵素』と言う酵素があります。
この酵素は『RNA→DNA』の順に反応を起こす事ができます。
しかし逆転酵素は限られたウィルスのみが持つものです。
更にDNAを核に移行されるには別の酵素が必要な為、ワクチンによりmRNAを核のDNAに組み込むことは不可能です。

次にSARS-Cov-2がどの様に増殖するかです。
ごく簡単に説明します。

SARS-Cov-2の表面にはトゲ状の抗原(スパイク)があります。
この抗原が細胞表面のACE-2というタンパク質と結合します。


結合したウィルスは細胞内に取り込まれ、ウィルスの殻が細胞内で破れます。
ウィルスの殻から出て来たRNAはmRNAに変換されると、リボゾームで翻訳され、ウィルスのタンパク質が合成されます。

合成されたタンパク質は複製されたRNAと共に、ゴルジ体で組み立てられた後、細胞の外に脱出します。
SARS-Cov-2の感染に必要なACE-2は、肺・小腸・舌等の細胞に多く存在しています。
このウィルスによる肺炎や味覚変化はこの為に起きやすいのです。

SARS-Cov-2は様々なタンパク質がコードされています。
このうち抗原をコードしている部分だけがワクチンに使用されています。
コロナウィルスの症状を引き起こす遺伝情報は使用されていないのでワクチンに使用されるmRNAが症状を引き起こすことはありません。
また、ワクチンに使用されるmRNAは専用の方法により合成されており、ウィルスから取り出したmRNAを使用しているわけではありません。

ワクチンに使用されるmRNAは『+』の電気を帯びた脂質の膜に包まれており『−』の電気を帯びた細胞膜と結合します。


mRNAは細胞内に取り込まれると、リボゾームで翻訳され遺伝情報に直接影響することはありません。
翻訳によって合成されたタンパク質はさらに折り畳まれてSARS-Cov-2の抗原となります。
抗原は細胞外に分泌され、抗原情報は『マクロファージ』や『樹状細胞』といった免疫細胞に受け取られます。
抗原の一部はゴルジ体で加工され細胞表面に提示されて『キラーT細胞』と言う免疫細胞に受け取られます。

マクロファージや樹状細胞などの免疫細胞は更に細胞の表面に抗原を提示します。
抗原の情報は『ヘルパーT細胞』に受け取られます。
抗原の状態を受け取ったヘルパーT細胞は活性化されて、更に様々な免疫細胞を活性化していきます。

抗体を作る免疫細胞である『B細胞』はヘルパーT細胞により活性化され、一部が抗原の情報を記憶する『メモリーB細胞』に変化します。
一部のキラーT細胞も抗原情報を記憶する『メモリーT細胞』に変化します。

SARS-Cov-2に感染すると、抗原を発見したメモリーB細胞は、B細胞と共に抗体を産生します。
抗体はSARS-Cov-2の抗原に結合し、抗原とACE-2が結合出来ない様にする為、SARS-Cov-2は細胞内に侵入できません。


またSARS-Cov-2の抗原を発見したメモリーT細胞はキラーT細胞と共に感染細胞を破壊してウィルスの増殖を抑制します。

この様にワクチンによって一度免疫を獲得すると、実際にウィルスに感染した時に迅速に対応出来る様になります。

RNAの遺伝情報は『A』・『U』・『G』・『C』の4種類の塩基と言う物質の配列により決まっています。
しかし非常に不安定で体内ではすぐに排除されてしまいやすいのです。

そこでワクチンのmRNAにはN-1メチルシュードウリジンと言う塩基が用いられています。


mRNAの『U』の一部をこのN-1メチルシュードウリジンに置き換える事で RNAは安定し翻訳されやすくなります。
このN-1メチルシュードウリジンを組み込んだmRNAは翻訳された後、分解される為に体内に残り続ける事はありません。

この体内に残らないと言う事は、現自民党参議院議員で現在も執刀を行う医師である古川俊治議員も明言しています。

更に説明した様にワクチンに用いるmRNAは非常に脆く不安定な為−70℃と言う低温で保存しなければなりません。

そしてDNAに影響しないし、体内に残らないのですから後々の影響と言うものも考えられません。

そして免疫細胞の暴走なるものも、論理的には考えられません。
免疫は特にその記憶が重要ですが、記憶した免疫が暴走するなら平素でも様々なウィルスに感染している我々は常に免疫が暴走していなくてはなりません。

変異種に対しても現在のワクチンで一定の効果は確認されています。

防疫は特に国の安全保障の問題で軍事技術です。
戦前の日本は特に防疫に関してはかなり優秀でした。
ですから、土着の感染症に他国が支配を諦めた台湾を統治する事が出来たのです。

朝鮮半島では人口を増やし、寿命が伸びたのは事実です。

戦後、我が国はこの防疫の為の基礎研究を『軍事研究』として阻害してきました。
よって、国産ワクチン開発に遅れが生じているのです。
更に世界的見て『さざ波』程度の感染者数では国内での治験も数が足りずできません。

そして何よりも国民がワクチンに対する過剰な忌避反応により、集団接種を辞めてしまい、今日のワクチン接種の進みの遅さを招いています。

防疫は安全保障。

ワクチンは我が身を守る為だけではありません。
他者への感染を防ぐ為のものであり、蔓延の影響で経済的負担を減らすことにも寄与するのです。

無用な経済的疲弊によって死ぬ人を救う事は、先の大東亜戦争開戦の理由と同じではないでしょうか?

ワクチン接種は任意ですが、一度しっかりと考えてみてはいかがでしょうか。