犬神スケキヨ~さざれ石

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Toward the alliance of hope 2

2016-05-29 19:00:59 | 草莽崛起
今回のオバマ大統領広島訪問には紆余曲折ありました。

まず「謝罪」はしない。

被曝者には合わない。

こんな条件がアメリカ側からあった。

しかし、ケリー国務長官の訪問で米国はアドバルーンを上げて国民の反応を見たのです。

すると、アメリカ国内に反発があまりなかった。

オバマ大統領の思い

日本の報道は、まるで米国側の意のみで今回の広島訪問が決まったかの様に報道しています。
しかし、事実は違う。当たり前です。

もちろん、安倍晋三首相の水面下での交渉があり、オバマ大統領の思いがあり実現したのです。

そもそも、オバマ大統領が学生時代に「核廃絶」について学生新聞に寄稿していることを考えれば、或いはこの訪問への道筋は当然のこと、いや必然であったのかもしれません。

現に鳩山政権下で広島訪問を日本側へ打診しているからです。
それをアホの鳩山由紀夫は「まだ早い」と蹴ったのです。

それは誤解を恐れず申すならば、チェコプラハでの「核無き世界」という演説でノーベル平和賞を受賞してしまったオバマ大統領の政治的思惑があったのは事実です。
そして、今回の訪問も、その様な思惑は事実としてあります。
任期終盤に自らの花道を飾る。
この意図はあります。

しかし、アホの民進党小西某などは今般の広島訪問を批判していますが、ならばその民進党、前民主党の党首で首相だった人間のクズ鳩山由紀夫は断わったではないか!

わざわざ米国側からの打診であったのに。
それを断わった。

一体何の批判をしようと言うのでしょうか?

日本側もアメリカ側もギリギリの折衝を重ねた。
しかし、アメリカ側の返答は相変わらずで謝罪や被曝者面会はしないと。
本当に来日直前までギリギリの折衝をしていました。

それが突然です。

米国のインタビューで大統領副補佐官であるベンジャミン・ローズ氏は原爆投下の必要性は変えない姿勢ながらも「多大な代償があった」と言いだした。
さらに「大統領が個人的に述べることはあり得る」と言いだしました。

これは大変な話しです。

このベンジャミン・ローズ氏は大統領のスピーチライターでもあるのです。
その人物の発言は「謝罪はないが多大な代償についての責任を述べるかも…」と、これまた米国民へのアドバルーンを上げたのです。

つまり、これはチェコプラハでの演説の中身「道義的責任」を盛り込むと言うことで、これを広島で述べることは実質的に謝罪だと取られてしまうかもしれない、しかしそこに踏み込むと言うことです。

改めて申しますが、私自身は「謝罪無き訪問」には反対の立場をとっていました。

しかしこのベンジャミン・ローズ氏の発言で、米国はギリギリの妥協点を打ち出したのだな、そう考えました。

日米双方が具体的な謝罪などは盛り込まないが、ギリギリの妥協点、ギリギリの一致点を見つけたのだと受け止めました。

これは私が前記事に示した「仲直り」と言う日本人の文化だと思いました。

ロジカルにぶつかり合うより、一致点を見出し「和解」をする。
対立をするより遥かに難しく、遥かにお互いの利益になる。
この日本精神が、この難題を解決するのだと捉えました。
参考世界基準は我が祖国

私の今般のオバマ大統領広島訪問の懸念は

一、プラハでの演説によりノーベル平和賞を受賞した、その最後の仕上げとしての引退の花道に利用されるのではないか?

一、「核無き世界」はありえない。それを広島で述べるならば、それは嘘であるから被曝者の苦しみをさらに増すのではないか?

この二点が特に懸念でありました。

どちらの懸念も払拭することはありません。
何故ならば、どちらも事実だからです。

ノーベル平和賞を受賞し引退の花道に、大統領としての仕上げとしての広島訪問。
これも事実です。
広島を花道に利用することになります。

また、核無き世界もありえません。
真実は「核少なき世界」であって、核無き世界ではありません。

核と言うのは維持費がべらぼうに掛かります。
だから、管理出来る数にまで減らし実質的に「使える核」にすることが「核無き世界」の真実です。
これは恐ろしい話しです。
実際に必要な核だけを保有する、つまり使わない兵器ではなく「使うかもしれない兵器」になってしまいます。
核廃絶の逆を行く事になります。

そうやって数を減らして、使うかもしれない兵器となれば、数発しか持たない劣悪な核の価値を上げることに繋がるのです。
つまり、北朝鮮の粗悪品の価値を上げてしまうことになります。

それでも我々日本は、その核の傘に守られているのです。

このジレンマを抱えてのオバマ大統領訪問、そして演説。
どれほどの意味と成果があるのか?
私は疑問を持っていました。
案ずるより産むが易し
この様な言葉がありますが、今回はある意味そうではなかったかと感じます。

この被曝者の笑顔

抱き合う姿

被曝者の方々が、これで長きに渡る苦しみから少しは解放され、癒されたのだと受け止めました。



さて左に曲がった連中はと言うと。

早速難癖をつけています。

「具体的な政策がない」

「安倍晋三の選挙対策」

「資料館への訪問時間が短い」等々。

具体的な策がないとか、先に述べたアホの小西某も言っていますが…
この場所は慰霊をする場所であって、その為の演説を行なったのです。

何かを宣言したりすることも重要ではあるでしょうが、今回は違います。
あくまで慰霊が目的で、被曝者との面会、更に先の大戦の「和解」への一歩です。

また、選挙対策だとの批判もありますが、選挙対策だとして一体何の問題があるのですか?

我々日本人とて、政権終盤のオバマ大統領の花道に利用された側面は間違いなくあります。

それで何か問題があるのですか?

私は政治利用されることに懸念を抱いてきたし、そう発言して来ました。
しかし、被曝者の方々が「これで癒された」と仰るのですから、それが全てです。

利害が絡むのが外交で、そのギリギリの擦り合わせをやって一つの成果を出すのが外交での当たり前の事です。

また、我が国の「国柄」は一致点を見いだすことにあるのです。

日米双方は「謝罪無き和解」を模索して、今回その成果を得た。
これがこの広島訪問の事情でしょう。

具体的に今現在、出来ることをやった

元広島市長などは「謝罪と賠償」を求めろ!と発言しています。

そんなものは日本精神に反します。

支那朝鮮人じゃあるまいし。

我々は日本人です。

日本精神は金など求めません。

我々が求めるのは「未来」です。

被曝者の方がオバマ大統領に仰った言葉。

「あんたノーベル平和賞を取ったんだから、遊んどったらイカンよ」

この言葉に込められているでしょう。

Toward the alliance of hope3へ続く

Toward the alliance of hope 3

2016-05-29 19:00:55 | 草莽崛起
我々日本人には「和解」という文化があります。

それは二千年を超える歴史の中で培われたもので、それこそが日本のオリジナルの民主主義です。

意見の相違を乗り越え、立場の違いを乗り越えて、一致点を見いだすことです。

多数決にのみ頼らず、一致点絡む解決する。

今回の米国大統領広島訪問は、そういうことではないか。
私はそう考えます。

世界に見せつけた

世界の歴史を見れば、和解から始まります。

例えば、ドイツとフランス。
長年に渡るわだかまりはまず「和解」から始まりました。

「謝罪」から始まったのではありません。

被曝者の方は「誰が悪い、これが悪いなんて恨みはもういい、未来志向でやろう」
これがオバマ大統領への言葉でありました。



今回の訪問は、やはりオバマ大統領が「アフリカ系」であったこと。
民主党であったこと。

これは大きかったでしょう。

白人には、なかなかこれは出来ない。

肌の色で差別を受けた、共通の歴史をもつアフリカ系と日本。

政権終盤とは言え、政治的リスクを乗り越えて訪問した事は評価しなければなりません。

今回の訪問、世界のメディアは一様にポジティブな報道をしています。

また、戦争も広島長崎も知らない世代に、丁寧に説明している報道が多い事はびっくりします。

これは、世界がもう一度「歴史」を考える時期に来たのかもわかりません。



「核なき世界」は実は「核少なき世界」であって本質的には「核抑止力」が弱まる世界と変わって行くのです。

核兵器は無くそうとして無くなるものではありません。
アホの左翼が主張する様な「核兵器廃絶」などは絵空事です。

世界は手放しで「核」を捨てない。

ならば、どうするのか?

方法は
核を無効化出来る技術を作る、或いは核兵器に変わる兵器が出来るこれしかありません。

戦争を無くすにも「戦争をやる意味がない世界」を作る以外にありません。

戦争をやる意味のない世界とは
しっかりとした抑止力と他国間での連携をする以外ありません。

世界で「正直さ」を求める国は実は日本とアメリカだけです。

上手く嘘をつく人間が評価されるのが世界です。

その中にあって、やはり正直である事を重んじる社会を持つのは実は日米だけなのです。

日本の正直さとは「誠実」さにあります。
米国の正直さとは「率直」さにあります。

この日米が本気で手を組む事は、実はアジアの安定、世界の秩序に大きく関わります。

支那や朝鮮はこれが一番怖いのです。

今般、具体的な謝罪などはありませんでした。
しかし、あのオバマ大統領と被曝者の方々の関わりあった時間には少なくとも「嘘」はなかったのではないかと思います。

私は「謝罪なき訪問」には反対の立場をとって来ましたが、被曝者の方々が「これで良い」と言った言葉を尊重したいと思います。

そして、いつの日にか日米双方が連携し先の大戦を含めて「歴史の見直し」が出来た時、謝罪を超える両者の和解となるその様に出来れば良いのでは?
と、考えます。

それは「我々は今、戦争をしているがお前達は平和を希求してくれ」と命を捧げた先達の思いを達成することになるのではないでしょうか。

Toward the alliance of hope

2016-05-29 19:00:31 | 草莽崛起
サミットが開催されました。
皆さんも各メディアやネットも駆使しながら、ご覧になった事でしょう。



サミットの会議そのものは、まぁ言わば役人が作ったペーパーを話す程度で、実際に重要なのは実は「雑談」の中にある。
皆さんもよくご存知ですね。

この雑談については、一切我々には伝わらないものです。

しかし、7か国首脳が伊勢神宮を歩く姿には少なからず日本人の中にある何かを震わせたのではないでしょうか?


このサミットが終わり、マスコミは「意味がない」という報道をするでしょうし、実際左寄りの連中はそう報道しています。

本当の意味は今後わかるのです。

しばらく経って、このG7各国が政策を転換したりする、それがサミットの成果です。
例えばドイツやイギリスが財政出動などを始めれば、それが「雑談」から生じた成果です。
我々はその時に初めてサミットの漏れない雑談の成果を知るのです。

そして5月27日。

歴史が変わる瞬間に我々は立会いました。

我々日本人の長きに渡って培ってきた「日本人の心」が世界を駆け巡りました。

米国大統領広島訪問

そしてこれは、アメリカの率直さの表れでもあるのです。

世界が変わる

今回のオバマ大統領による広島訪問、賛否あるでしょう。

しかし、間違いのない事実は後に歴史となることです。

ニュースとは、そのまま歴史の1ページです。

我々はその歴史の1ページに立会い、そして生き証人となったのです。

戦争に勝った国と戦争に負けた国が「和解」の道を歩んでいくのです。

私は「謝罪無き訪問」には反対の立場でした。
それは、この拙いブログにも示しました。

世論調査を見れば「謝罪」を求めないが多数ですから、その意味では私は少数派です。

しかし、今回のオバマ大統領の演説を聞いて率直な感想は「よく、ギリギリの妥協点を見つけた」と思います。
これは良い意味の妥協点です。

直接的な謝罪の言葉ひありませんでした。
しかし、事実上の「謝罪」に近いギリギリのラインでの内容だったと思います。
以下が演説日本語訳を全文です。


71年前、よく晴れた朝、空から死が降ってきて世界は変わりました。閃光が広がり、火の玉がこの町を破壊しました。
これは我々人類が、自分たち自身を破壊する手段を手に入れたということを意味します。

なぜ私たちはここにいるのでしょうか?なぜ広島に来たのでしょうか?

私たちは、亡くなった方々を悼み、恐ろしい力がそれほど遠くない過去に解き放たれたことを深く考えるためにここにやって来ました。

10万人を超える日本の国民の方と、そして何千人もの朝鮮の人々が命を落としました。

その魂が、私たちに語りかけています。もっと内側を見て、私たちが一体何者なのかを振り返るように。そして、どのようになろうとしているのか語りかけています。

広島だけが特別なのではありません。暴力的な争いは古くから行われています。石や槍などが扱われました。これはただ狩りをするためだけではなく、人間同士の争いにもこのような武器が使われてきました。どの大陸においても、どの歴史においても、あらゆる文明は争いの歴史に満ちています。
富をもとめ、また民族や宗教的な理由からもこうした争いが起こってきました。帝国が台頭し、また衰退しました。そして人々が同じ人間に支配され、また解放の道もたどってきました。それぞれの歴史の転換点において、罪のない人たちが苦しみました。多くの人たちが犠牲になりました。その犠牲となった人たちの名前は、時が経つと忘れ去られました。それが人類の歴史であります。

第二次大戦は、広島と長崎で、とても残虐的な終わりを迎えました。これまで人類の文明は、素晴らしい芸術を生み出しました。そして偉大な思想や、正義、調和、真実の考えを生み出してきました。しかし、同じところから争いは出てきました。征服をしたいという思いも出てきました。古いパターンが新しい能力によってさらに増幅されてきました。そして、そこには制約が働きませんでした。

ほんの数年の間に6000万人ものたちが亡くなりました。男性、女性、子供達。私たちと全く変わらない人たちです。撃たれ、殴られ、あるいは行進させられ、飢えさせられ、拘束され、またはガス室に送られ亡くなりました。

世界中にはこの争いを物語るところが沢山あります。慰霊碑が、英雄的な行いなども含めて、様々なことを示しています。空っぽな収容所などが、そういうことを物語っています。

しかし、空に上がったキノコ雲の中で、私たちは人類の非常に大きな矛盾を強く突きつけられます。私たちの考えや想像、言語、道具など、私たちが自然とは違うということを示す能力、そのものが大きな破壊の力を生み出しました。

いかにして物質的な進歩が、こういったことから目をくらませるのでしょうか。どれだけたやすく私たちの暴力を、より高邁な理由のために正当化してきたでしょうか。

私たちの偉大な宗教は、愛や慈しみを説いていますが、それが決して人と争う理由になってはいけません。国が台頭し、色々な犠牲が生まれます。様々な偉業が行われましたが、そういったことが人類を抑圧する理由に使われてきました。

科学によって私たちは海を超えてコミュニケーションをします。また空を飛び、病気を治し、科学によって宇宙を理解しようとします。そのような科学が、効率的な争いの道具となってしまうこともあります。

しかし現代の社会は、私たちに真理を教えています。広島は、私たちにこの真理を伝えています。
技術の進歩が、人類の制度と一緒に発展しなければならないということ。原子力が破裂することによって、色々な文明が生まれて、そして消えてゆきました。

だからこそいま私たちはここに立っているのです。

私たちは今、この広島の真ん中に立ち、当時に思いを馳せています。子供たちの苦しみを思い起こします。子供たちが目にしたこと、そして声なき叫び声に耳を傾けます。

私たちたちは罪のない人々が、むごい争いによって亡くなったことを記憶します。これまでの争い、そしてこれからの争いの犠牲者に思いを馳せます。

言葉だけで、そのような苦しみに声を与えるものではありません。しかし私たちには共有の責任がります。私たちは、歴史を真っ向から見据えなけれなりません。そして、尋ねるのです。我々は、一体これから何を変えなければならないのか。そのような苦しみを繰り返さないためにはどうしたらいいのかを自問しなくてはなりません。

いつの日か、当時を経験された人たちの声も消えていくことになるでしょう。しかし、「1945年8月6日の苦しみ」というものは、決して消えるものではありません。その記憶に拠って、私たちは慢心と戦わなければなりません。私たちの道徳的な想像力をかきたてるものとなるでしょう。そして、私たちに変化を促すものとなります。

あの運命の日以来、私たちは希望を与える選択をしてきました。

アメリカ合衆国そして日本は、同盟を作っただけではなく友情も育んできました。欧州では連合(EU)ができました。国々は、商業や民主主義で結ばれています。

国、または国民が解放を求めています。そして争いを避けるための様々な制度や条約もできました。

制約をかけ、交代させ、ひいては核廃絶へと導くためのものであります。それにもかかわらず、世界中で目にする国家間の攻撃的な行動、腐敗、残虐行為、抑圧は、「私たちのやることに終わりはないのだ」ということを示しています。

私たちは、人類が悪事をおこなう能力を廃絶することはできないかもしれません。私たちは、自分自身を守るための道具を持たなければならないからです。しかし我が国を含む保有国は、他国から攻撃を受けるから持たなければいけないという「恐怖の論理」から逃れる勇気を持つべきです。

私が生きている間にこの目的は達成できないかもしれません。しかし、その可能性を追い求めていきたいと思います。

このような破壊をもたらすような核保有を減らし、この「道具」が狂信的な人たちに渡らないようにしなくてはなりません。

それだけでは十分ではありません。世界には、原始的な道具であっても、非常に大きな破壊をもたらすことがあります。私たちの心を変えなくてはなりません。争いに対する考え方を変える必要があります。それを外交手段で解決することが必要です。争いを終わらせる努力をしなければなりません。

平和的な協力をしていくことが重要です。暴力的な競争をするべきではありません。私たちは、築きあげていかなければなりません。破壊をしてはならないのです。なによりも、私たちは互いのつながりを再び認識する必要があります。同じ人類の一員としての繋がりを再び確認する必要があります。つながりこそが人類を独自のものにしています。

私たち人類は、過去で過ちを犯しましたが、その過去から学ぶことができます。選択をすることができます。子供達に対して、別の道もあるのだと語ることができます。

人類の共通性、争いが起こらない世界を作っていくことができます。物語は当時を経験された方たちが語ってくださっています。当時のパイロットに会った女性がいました。そのアメリカ人の家族に会った人たちもいました。アメリカの犠牲も、日本の犠牲も、同じ意味を持っています。

アメリカという国の物語は、簡単な言葉で始まります。すべての人類は平等である。そして、生まれもった権利がある。生命の自由、幸福を希求する権利です。しかし、それを現実のものとするのは決してアメリカ国内であっても、アメリカ人であっても決して簡単ではありません。

しかしその物語は、真実であるということが非常に重要です。努力を怠ってはならない理想であり、すべての国に必要なものです。すべての人がやっていくべきことです。すべての人命は、かけがえのないものです。私たちは「一つの家族の一部である」という考え方です。これこそが、私たちが伝えていかなくてはならない物語です。

だからこそ私たちは、広島に来たのです。そして、私たちが愛している人たちのことを考えます。例えば、朝起きてすぐの子供達の笑顔、愛する人とのキッチンテーブルを挟んだ優しい触れ合い、両親からの優しい抱擁、そういった素晴らしい瞬間が71年前のこの場所にもあったのだということを考えることができます。

亡くなった方々は、私たちとの全く変わらない人たちです。多くの人々がそういったことが理解できると思います。もはやこれ以上、私たちは争いは望んでいません。科学をもっと、人生を充実させることに使ってほしいと考えています。

国家や国家のリーダーが選択をするとき、また反省するとき、そのための知恵が広島から得られるでしょう。

世界はこの広島によって一変しました。しかし今日、広島の子供達は平和な日々を生きています。なんと貴重なことでしょうか。この生活は、守る価値があります。それを全ての子供達に広げていく必要があります。この未来こそ、私たちが選択する未来です。この未来こそ、最悪の未来の夜明けではないということを、そして私たちの道義的な目覚めであることを、広島と長崎が教えてくれたのです。


昨年の安倍晋三首相の米国上下両院議会演説に並ぶ歴史的演説てなった事は間違いないでしょう。

「道義的な目覚めである」それを教えてくれたのが広島であり長崎であると締めくくりました。

私はこれがギリギリの「謝罪」と思います。

これは、オバマ大統領が大統領就任直後にチェコのプラハで行なった演説。
そこに述べられた「道義的責任」を何とかギリギリのところで入れた。

これは、米国民にとってはかなりのショックだったようです。

原爆投下は正しい行為だと教えられてきたアメリカ国民にとってはショックだったでしょう。
この広島の演説は間違いなく広島長崎の原爆を指しており、それを「道義的な目覚め」と言った事はアメリカの歴史に逆らう話しだからです。

Toward the alliance of hope2へ続く

世界基準は我が祖国

2016-05-24 21:00:18 | 草莽崛起
先般、米軍属により殺人事件がありました。

早速、左翼のアホ共、とりわけ沖縄県知事翁長雄志は「米軍があるが故の悲劇」と言い出す始末。

なんとかてバカ女の集まり16団体が米軍基地排除を宣言。

私は必ずこの手の問題はデータで見ることにしています。

沖縄での米軍関係者の犯罪率は0.2%です。
つまり1000分の2です。

沖縄県民の犯罪率より低い、更に沖縄県民より高い犯罪率は支那朝鮮人です。

犯罪は犯罪ではあります、確かに米軍がいなければ米軍関係者の犯罪は起こらないでしょう。
しかし、この論理でいけば
警察があるから警察官の犯罪が起こる。
消防があるから消防士の犯罪が起こる。
日本人がいるから日本人の犯罪が起こる。
人類がいるから世界で犯罪が起こる。

まぁ、そういう主張です。

基地があるから米軍関係者の犯罪が起こる。だから基地排除!
そういうことならば、日本の犯罪の半分は支那朝鮮人です。

支那朝鮮人がいるから日本の治安は悪化し、犯罪が起こるのです。

これが事実です。






つまり、支那朝鮮人がいるから犯罪が起こるので、当然ですがだから悲劇が起こるのです。
ならば悲劇の原因は排除しなければなりません。

これが論理的思考です。

この支那朝鮮人排除が差別だとかヘイトだとか言うならば、米軍基地排除は差別でヘイトです。

私は必ずデータを見ます。
データで見るならば沖縄県の犯罪の1000分の2です。
沖縄県民の犯罪の方が高いのですから、沖縄県の犯罪は沖縄県民がいるからです。

沖縄県民は沖縄から出て行かねばなりません。

これは別の側面から見れば治安の問題です。
治安維持が悪いから犯罪が起きた!と言えます。
治安維持が悪いのは「沖縄県警」の職務怠慢です。

この沖縄県警の監督責任は誰にあるかと言えば「沖縄県知事」です。
つまり翁長雄志沖縄県知事の責任です。

翁長雄志がしっかりしないから殺人事件が起きてしまいました。

翁長雄志がいるから犯罪が起きたので翁長雄志は沖縄県から出て行け!

と、言えます。

世界の日本化
ちょっと前置きが長くなりました。
本題へまいります。

大人は世の中を自分達が動かしている!と考えがちです。
だから、子供の世界で何が起きているかサッパリわかりません。

子供の世界では、ここ20年近く日本のアニメなんかの広がりもあり、日本のカルチャーを通じて「日本的考え方」が広がっています。

外国の大人達は我が子に「日本の考え方」が影響しているとは気付きもしません。

外国の大人が日本に来る時に「今度は日本に行くんだぞ」と子供に話します。
子供は「じゃ、お土産はピカチュウね」とか「ポケモン買って来て」とか言うのです。

親の方は外交官でもビジネスマンでも、特に白人などは人種差別をしますから日本に要求を突きつけるつもりです。

日本に一発かます!

そんな気持ちでしょう。

しかし、子供の方は日本に憧れを抱いていたりするのです。

親子で感覚が違うのです。
子供達の内面的変化に大人は気付き難いのです。

だいたい、その国の文化を支配するのは常に子供達だったりするのです。

我々日本人も、ハリウッド映画なんかのアメリカの文化やエンターテイメントに憧れていた時期がありました。
アメリカの生活スタイルに憧れて受け入れた。

意外でしょうが、アメリカの文化を支えているのはユダヤ人達です。
ハリウッドはユダヤ人の金で保っているからです。

ある人の話しでは「ハリウッド映画を見まくっている日本人は知らず知らずにユダヤ人の思想に影響されている」と言います。

例えばチャップリンの映画『独裁者』では、ユダヤ人を弾圧するヒトラーを皮肉っています。

これと同じことが今後世界で起きます。

それはユダヤ人の影響ではなく日本の影響です。

日本のアニメやマンガ、ゲームにファッションが海外で当たり前に浸透しています。
それだけではなく、日本の技術、伝統、食に至るまで浸透して随分時間が経ちました。

日本の文化の影響を受けて育った子供達がやがて大人になります。
そうすると、世界の考え方は「日本的」に変わるという事は充分にあり得るのです。

ちなみに最近、アメリカの世論調査で「原爆投下は妥当か?」の質問に60%はイエスと答えました。
しかし、10代20代だけを抜き取れば「No」が上回った。
ある意味、日本的思考の影響かもわかりません。

日本には「仲直り」の精神がある。
それは白か黒かなどではなく、お互いの共通点や一致点を見出し和解するという事です。

現実社会では白黒付けるより、一致点を見出し和解するほうが良い事は多いのです。

それはアメリカの大虐殺により無辜の民を殺されたけれど、利害を含め将来に対する一致点を見出して来た日米の関係を見れば理解出来ます。
我々日本人が「日本的思考」により、アメリカに対して和解してやっているのです。

アホのアメリカ人はこれが解らない。
しかし、やっと少しだけ気付き始めた。
それが「オバマ広島訪問」という事かもしれません。

世界は日本式を学べ!

日本は敗戦後、一貫して正しい事をしてきました。
戦前もずっと正しい事をやってきました。

欧米の腹黒い喧伝で「日本が悪事を働いた」と言われて来たけれど、アホの白人達でも日本が正しいと気付き始めたのです。

共存共栄を目指し、独立に寄与してくれた日本の正しさは、大半のアジア諸国は知っています。

しかし、白人が世界を支配して来た為に日本の正しさを知っていても、白人の狡さをわかっていても中々声を上げられなかったのです。

しかし、これまで汚い事や小ズルい事をして来なかった日本に注目していました。

しかし世界も、その事にやっと気付いて来ました。

だから世界は実は「日本の発言」に耳を傾けます。
事ある毎にドイツのメルケルなどは、安倍晋三に考えを聞いたり意見を求めまりします。

日本人は控えめを善、とするので自ら発言するような事はあまりありません。
それを良い事に欧米人や支那人や朝鮮人はヤイヤイと言ってきます。
そして言い過ぎて墓穴を掘る。

日本人はあまりに言われ過ぎて目が覚めた。

それが、現在の安倍政権ではないでしょうか?
内閣支持率が物語ります。

我々日本人が本気になれば世界を相手に大暴れ出来ます。
あれ程の犠牲を払いながら白人、特にアメリカ人はアホなのか解っていません。

寝かしておけば良いものを、白人も支那人も朝鮮人も日本人を目覚めさせてしまいました。

特に支那人や朝鮮人は外交の失敗です。
一番起こしてはならない日本を目覚めさせてしまったのですからね。

日本は経済規模で世界第三位。
軍事面でも世界第五位。

これを見ても、世界は日本を無視出来ません。

アニメ、ゲーム、マンガ、ファッション、食に文化に世界を席巻しまくっているのです。
更に毎年、ノーベル賞を取りまくる。

もう世界は日本の話を聞きたくて仕方がないはずです。

我々が黙っていると世界は「日本には意見がないのか?」と思います。
しかし、それは違います。

日本人がノーベル賞を取りまくり、日本文化が世界を席巻している現在、幾ら外国人が意見を言っても誰も聞きたくありません。
国際基準を作ろうとして「こうすれば良いぞ」と言っても何の裏付けもないのです。

例えば、世界で唯一の原爆被爆国である日本だけが核兵器日本ついて発言する権利があるのです。
核兵器を持つ権利、核兵器を使用する権利、これらは実は法的にも日本にのみ権利があるのです。

つまり黙っているから、好き勝手言ってるのです。しかし、いずれ世界は日本に話を聞かねばならなくなります。

欧米人は「日本人は曖昧だから何を言っているかわからない」とか言います。
「もっと解る様に話してくれ」と。

しかし、我々の言う事が解らないならば
「お前達が勉強しろ」という事です。

これも人種差別の一因だと思います。

自分達の立場が上で、我々日本人に説明させる。
そんな態度だから、いつまでたっても理解出来ないでいるのです。

白人は論理明快が全てで頭が良いと考えています。

本当は曖昧さを理解する方が頭が良いのです。

日本人のこの曖昧さは「直感力」の鋭さにあります。

だから日本人は言葉を作るのです。

民主主義
共産主義

これらは皆、英語を日本人が翻訳したものです。

DemocracyやCommunismに対する日本語などありません。
しかし、それを論理性と直感力で日本語にした、いや日本語を作ったのです。

人間の脳は思考を司る前頭葉があります。
この部分は根幹に愛情をもって調和させる働きもあるのです。
人間は寝ている間にこの部分の雑な情報を整理したりしています。
そういう情報を整理する中で「パッ」と閃いたりします。

しかし、これは閃きに必要な情報が頭に入っていなければなりません。

しかし、こういうものはロジカルだけでは働きません。
直感力、閃き。
この才能は特に日本人に多い。

朝鮮人などは先天的に前頭葉に障害のある者が多数いるので、調和をはかれません。
調和をはかれず、直感力もないので理解できません。
だからすぐにカッとなる、所謂「火病」を起こすのです。

これが身についていないと以前に紹介した本居宣長の短歌は理解出来ません。

敷島の大和心を人問わば、朝日に匂ふ山桜花

欧米人には理解出来ません。

しかし、日本人なら桜を見れば「なるほど」と理解できます。
直感力や閃きが無ければ理解できません。

我々日本人は二千年を超える歴史の中でこの直感力や閃きを身につけて来たのです。

それは二千年の歴史の中で磨いてきた日本語の中に全て含まれ、日本語が出来るだけでそれらの事を全て頂く事が出来るのです。

「日本人はロジカルに説明出来ない」だからノーベル賞は取れない、そんな事を言っていた人もいましたが、現実は日本人はノーベル賞を取りまくっています。

日本人は色々な物を開発しまくり、結果を出し続けています。

これまでの欧米型発想や欧米型基準で世界はやって来ました。
しかし、そもそもその欧米型のレベルが低きも低い基準なのです。

そんな低い基準の枠に日本人が収まらないのです。

これからは、その基準がどんどん変わっていく、そんな時代を我々は迎えたのです。

アホの巨塔

2016-05-20 16:28:58 | 草莽崛起
世の中アホばっかりですね!

なんで、ええ歳の大人がアホなんでしょうか?

先の党首討論を見ていて嫌気がさす程のアホぶりを見せるイーなんとか岡田。

これが政治家か?

保身のみ!

先般、党首討論がありましたね。

あれを見て「アホか!」と思った方は正常です。

頑張れ民進党!いいぞ岡田!
そんな風に思った方は、とんでもない認識不足かアホです。

イーなんとか岡田の発言は正に「保身」のみ!

突然に「消費増税延期」を言い出し、なんの根拠か「三年延期」とか言い出しました。

挙句のはてに「赤字国債発行せよ!」

頭おかしいですよ、この政治屋は。

私の責任において申すならば。
消費増税はありません!

これは、安倍晋三首相においては昨年11月には「増税はやらない」と決めていたようです。
更に、今般の熊本地震。
上げようにも無理です。

また、景気回復も思わしくない現状で消費増税などすれば景気の腰折れは必至です。

ここで問題はあのイーなんとか岡田のアホ発言です。

もう消費増税がないのは周知の事実です。

しかし、サミットを控えた現在それを発表する段階にありません。

サミットを終えてのちの発表になります。

そこで、参院選を控えて「アホ野党」は旗色が悪いと感じています。

クソ民進党などは議席を確実に減らす。
支持率は急降下中です。
仕方なく共産党と手を組む始末。

社民党に至っては、参院選後は政党でもなくなります。

そこでアホの岡田が取った手段が先の発言です。

消費増税延期を政府が発表する前に、消費増税延期を決める事で自らの手柄にしたい!

これが真実です。

もう既定路線になっている消費増税延期を逆手にとって「自らが先に提案した!」と言いたいのです。

今、発言しておいてサミット後の政府発表は自らの後追いだと見せたいのです。

「我々が政府に働きかけた!」
そう見せたい、そしてアホ野党共闘で内閣不信任案を提出する。
これが真実です。

内閣不信任案の中身は「アベノミクスが失敗したから消費増税が出来ない」として責任問題にすり替えることで参院選を少しでも有利にしたい。
もう見え見えの策です。

そして今国会に「消費増税延期の法案」まで提出しようとしています。

全くの保身。

とにかく現政権憎しです。

参院選で大敗すれば、当然ながら党首の責任問題になります。
そうなれば党首の座から引きずり降ろされるのは間違いない。

日程をザッと見ると5月26日27日伊勢サミット

6月1日国会会期末
恐らくこのタイミングで消費増税見送り発表となります。

そして、消費増税見送りとなれば法改正が必要になりますから内閣不信任案を突きつけて解散を迫ることでしょう。

もう素人目にも見え見えの策です。

政治家たるや地位も名誉も金もいらん!という人間がやるものです。
それをクソ民進党議員は一体何なのでしょうか?
党首がこれですから…
言わずもがなです。

また安倍晋三首相にしても最近はおかしな事になっています。

突然、外国人労働者を受け入れるとか言い出し。

命も要らん!と再登板したはずです。

消費税は増税などしてはなりません。
景気は腰折れします。

財政健全化!
そんなことを耳にしますが、日本の財政は健全化を急ぐ必要はありません。

国債は1000兆円を超える!国の借金1000兆!
国民一人当たり9万弱の借金だ!

これはマスコミの偏向報道です。

日本の国債を買っているのは日本人です。
国民は債権者であって債務者ではない。

また、国債は政府の借金であって国の借金ではありません。

また確かに1000兆を超える債務ではありますが、資産と差し引くと100兆円程度です。

借金100兆円なんて大したことはありません。

我が国の単年度予算は100兆円です。
年間予算程度の借金で財政健全化なんてする必要はありません。

それよりも景気回復を図ることが先です。

5%→8%で、此れ程落ち込む我が国の経済は、経済学の問題ではありません。

我々日本人は頭が良い。

985円の8%というと、少し考えないと消費税計算はできませんが、これが10%だと98.5円と直ぐに理解出来ます。

すると1000円弱に100円近くも税金を取られるのか…
じゃ、買うのを控えようか…
そうなるのです。

伊勢サミットにおいても、各国の足並みは前段階では揃っていません。

実は来年に向けて、世界経済はさらなる落ち込みを見せる様相を呈しています。
それは支那経済の嘘がバレていまう事が更に拍車をかけるからです。

事態は我々が考えるより深刻です。

その中にあって経済をこれ以上、下げない為には対策が必要です。

欧州はやりたくない様ですが、しかしやらねばならないのが「財政出動」です。
先進国が足並みを揃え財政出動をしなければ世界経済は更に落ち込みます。

ドイツの「土井たか子」メルケルがなんと言おうと安倍晋三首相は「日本は誰がなんと言おうと財政出動をやる!」と言う事です。

世界経済が没落して行くと必ず起きるのが円高です。

円高になるのは日本の信用が高いからです。
だから、より信用できて安全な通貨を求め円買いが進むのです。

我々は、もう為替で一喜一憂する経済から脱するべきです。

基軸通貨であるドルは益々弱くなります。
ユーロやポンドには全く力はない。
人民元など地域振興券です。

今取るべき手段は

消費税増税凍結

1%の減税

成長戦略

成長戦略は分野を指定して、伸ばすべきです。

そして、為替で一喜一憂しない経済を持つ。

これはデノミをやり、基軸通貨に円を押し上げる以外にありません。

世界経済に基軸通貨として貢献するならば世界の安全保障への責任も持たねばならない。

やはり「憲法改正」に収れんします。

話は根っこで繋がるのです。